(承前。(5)はこちら)
今年はちょっと出遅れたため、文化ギャラリーからかなり離れたグラウンドに車を駐車するはめになりました。
フォーラムがひととおり終わって戻ってくると、ちょうど夕日が沈む時間帯で、グラウンドに残っていた車は、筆者の乗っていた1台だけでした。
近くの中学校のグラウンドにはおびただしい数のカラスの大群が集まっていました。
フォーラムでは、札幌の写真家メタSさんや、第30回特別作家賞受賞者のSさん、札幌国際芸術祭2020ディレクターのAさん、札幌の美術家Yさんといった方々に会いました。彫刻家・批評家のOさん、ポートフォリオレビューの写真評論家できのこ文学のIさんなどもお見掛けしました。
(イニシャルにしている意味があまりないな…)
文化ギャラリーでは「インディペンデンス展」も、受賞作家展と同じ会期で開かれています。
受賞作家が、被写体の人たちとコミュニケーションを取りながらシャッターを押していたのに対し、こちらの作品の多くは人を避けるように、景色や事物に託した心象風景を表現しており、いまさらながら、その対照的な行き方が印象に刻まれました。
筆者もコミュニケーションがかなり不得手なので、こういう心象風景派には共感するところがあります。
そして最近の若い人の多くが、そういう写真を撮りがちではないかという思いを抱きます。
ただ、東川賞や写真甲子園の受賞作などを見ていると、そういう孤独な写真は最終的には高く評価されないように感じています。
東川から宿泊地の旭川までは車で30分ほどです。
なお筆者は、この区間は毎回自家用車で行き来しているのではなく、けっこうバスも利用しています(やむを得ずタクシーに乗ったこともあります)。
会場の最寄り停留所は道の駅の前なのでわかりやすいのですが、大雪山系のほう(つまり旭川駅とは反対方向)に向かう路線バスもやってくるので、注意が必要です。
中心部にある旭川Tホテルに投宿しました。
シングルで頼んだのに、ベッドが二つある、かなり広い角部屋があてがわれました。
ベッド横にある明かりのスタンドをどう点灯させるかがわからず苦労しました(単にプラグが抜いてあるだけだった…)。
ホテルにはコンビニエンスストアのセコマが併設されています。
日曜日であいている飲食店も少なそうなので、そこでサラダや缶ビールなどを買って夕食にしました。
以下、どうでもいい話です。
このホテルの向かいにある「Aホテル」に、パリ五輪の陸上やり投げに出場する北口榛花選手を応援する大きな懸垂幕がありました。
このホテル、北口選手の父親がパティシエとして働いているんですね。応援するのも道理です。
北口選手は金メダルを獲得しました。
もうひとつ余談。
フォーラム会場は道外から来たとおぼしき若い人がわりあい多いのですが、そのなかに「YESSONGS」をデザインしたTシャツを着ている女の子がいました。
1970年代英国を中心に活躍したプログレッシブロックのバンド「YES(イエス)」が出したライブアルバムが「YESSONGS」です。筆者がほとんど初めて購入したCDでもあるのです。
思わず話しかけようかとちょっと思ったほどですが、すぐに姿を見失いました。まあ、びっくりしただけで、べつに話すこともないんですが。
YesSongs #5: YES - Close To The Edge
今年はちょっと出遅れたため、文化ギャラリーからかなり離れたグラウンドに車を駐車するはめになりました。
フォーラムがひととおり終わって戻ってくると、ちょうど夕日が沈む時間帯で、グラウンドに残っていた車は、筆者の乗っていた1台だけでした。
近くの中学校のグラウンドにはおびただしい数のカラスの大群が集まっていました。
フォーラムでは、札幌の写真家メタSさんや、第30回特別作家賞受賞者のSさん、札幌国際芸術祭2020ディレクターのAさん、札幌の美術家Yさんといった方々に会いました。彫刻家・批評家のOさん、ポートフォリオレビューの写真評論家できのこ文学のIさんなどもお見掛けしました。
(イニシャルにしている意味があまりないな…)
文化ギャラリーでは「インディペンデンス展」も、受賞作家展と同じ会期で開かれています。
受賞作家が、被写体の人たちとコミュニケーションを取りながらシャッターを押していたのに対し、こちらの作品の多くは人を避けるように、景色や事物に託した心象風景を表現しており、いまさらながら、その対照的な行き方が印象に刻まれました。
筆者もコミュニケーションがかなり不得手なので、こういう心象風景派には共感するところがあります。
そして最近の若い人の多くが、そういう写真を撮りがちではないかという思いを抱きます。
ただ、東川賞や写真甲子園の受賞作などを見ていると、そういう孤独な写真は最終的には高く評価されないように感じています。
東川から宿泊地の旭川までは車で30分ほどです。
なお筆者は、この区間は毎回自家用車で行き来しているのではなく、けっこうバスも利用しています(やむを得ずタクシーに乗ったこともあります)。
会場の最寄り停留所は道の駅の前なのでわかりやすいのですが、大雪山系のほう(つまり旭川駅とは反対方向)に向かう路線バスもやってくるので、注意が必要です。
中心部にある旭川Tホテルに投宿しました。
シングルで頼んだのに、ベッドが二つある、かなり広い角部屋があてがわれました。
ベッド横にある明かりのスタンドをどう点灯させるかがわからず苦労しました(単にプラグが抜いてあるだけだった…)。
ホテルにはコンビニエンスストアのセコマが併設されています。
日曜日であいている飲食店も少なそうなので、そこでサラダや缶ビールなどを買って夕食にしました。
以下、どうでもいい話です。
このホテルの向かいにある「Aホテル」に、パリ五輪の陸上やり投げに出場する北口榛花選手を応援する大きな懸垂幕がありました。
このホテル、北口選手の父親がパティシエとして働いているんですね。応援するのも道理です。
北口選手は金メダルを獲得しました。
もうひとつ余談。
フォーラム会場は道外から来たとおぼしき若い人がわりあい多いのですが、そのなかに「YESSONGS」をデザインしたTシャツを着ている女の子がいました。
1970年代英国を中心に活躍したプログレッシブロックのバンド「YES(イエス)」が出したライブアルバムが「YESSONGS」です。筆者がほとんど初めて購入したCDでもあるのです。
思わず話しかけようかとちょっと思ったほどですが、すぐに姿を見失いました。まあ、びっくりしただけで、べつに話すこともないんですが。
YesSongs #5: YES - Close To The Edge
(この項続く)