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オホーツク小さな旅(9)中湧別商店街・続き

2010年09月30日 23時44分45秒 | つれづれ日録
承前)

 旧湧別町役場からも旧上湧別町役場からも離れたところにあるやや古風な商店街、中湧別地区の紹介のつづき。

 なかでも感動したのはこの写真館の建物。
 北海道開拓の村にあってもおかしくないと思う。

 中湧別文化センターの建物は、かつて大きな駅にあった蒸気機関車の機関庫を模しているのだと思う。
 この扇形の建物も、札幌の苗穂には奇跡的に残っているが、いまや少なくなった。

 文化センターの向かいには、中湧別駅のプラットフォームや跨線橋が一部残され、緩急車(貨物列車の最後尾で車掌が乗っていた車輛)が数輌保存されている。
 もっとも、この緩急車、どこまで過去の状態をとどめているのかは微妙な気がする。









 かつて中湧別は、鉄路が4方向に伸びていた。
 まさに国鉄のマチだったんだろうなあと思う。

(この項続く) 


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