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2021年7月22、23日は計8カ所

2021年07月23日 20時12分56秒 | つれづれ日録
 以前は、早く会期が終わる展覧会から見て行けば良かったのですが、昨年から

新型コロナウイルスの感染拡大で展覧会がいつ、唐突に終わってしまうか分からない

という事態が頻発しています。

 いまのところ、北海道独自の蔓延防止措置にとどまっているため、各美術館はほぼ平常通り、所蔵品展もふくめて開館しており、閉まっているのは北海道博物館や知事公館など一部に限られています。
 ただし、週明けにも、国がまん延防止重点地域に北海道を指定するかもしれず、さらに4度目(だったっけ…。もうわからなくなってきた)の緊急事態宣言が発せられる可能性も捨てきれません。そうなれば、開催中の展覧会が見られなくなってしまいます。

 新型コロナの感染者数はじわじわと増えています。
 この時期を逃せば、また札幌に帰れなくなるわけです(実際、そういう時期が4月末からずーっと続いていました)。
 世間は突然の4連休。
 なんとかスケジュールをかいくぐって、21日夜から23日まで札幌に帰省し、いくつかの展示を見てきました。

 しかし、あらかじめおわびをしておきますが、ご案内をいただいていた展覧会のうち半数以上は足を運べませんでした。
 心苦しいことですが、時間と体力にも限りがあります。
「なんだ、ヤナイのヤツ、せっかく札幌に来ておいて、こっちに寄らないのか。ひどいな」
と思われて当然なのですが、ご容赦ください。



 見ることができた展示については、追って紹介していきます。

 モエレ沼公園(藤沢レオ 柱の研究)→
 本郷新記念札幌彫刻美術館(宮の森 この地が生んだ芸術)(本郷新・全部展④ 100の石膏像)→
 Gallery Retara(荒井善則個展)→
 道立近代美術館(へそまがり日本美術)→
 Gallery 創(Toki Misaki solo exhibition “Tamamushiiro”)
 ト・オン・カフェ(白濱雅也「スターとゴールド」)

 カフェ北都館ギャラリー (渡辺貞之展「存在と眼」)(三村紗瑛子 見えると聴こえる)→
 ニューオオタニインギャラリー(北海道にゆかりのある作家たちの絵画展 赤澤慶二郎・津田光太郎)


 1日目は自家用車の利用でした。

 なお、モエレ沼公園の藤沢レオ展について。

 展示会場は、ガラスのピラミッド2階がメインですが、同1階、モエレ山の頂上、奥の「さくらの森」にも作品が設置されています。
 歩きやすい靴と服装で、体力と時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。
 1時間は見ておいたほうがよいでしょう。あるいは、公園入口でレンタサイクルを借りるのも手かもしれません。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (SH)
2021-07-23 20:40:01
ヤナイさん、こんにちは。
当然のことながら、休館をにらんだ優先度があるのは、当たり前だと思います。
公立系のやつに集中すると、ボリュームもあって疲れますよね。
感想を楽しみにしています。
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SHさんこんにちは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2021-07-24 11:00:02
今回はとくに、直前までどことどこが閉まるのか分からず、綿密なスケジュールをたてることなく当日になってしまいました。ふたをあけてみると、「公立施設は原則休館」どころか、キンビの所蔵品展を含めて美術館はすべて開いていて、徒労感は否めません。
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