![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/74/d2a6ae2b77ff3a5a45aef01931056be9.jpg)
松原さんは北広島在住の陶芸家。オブジェやうつわの表面をみがき、まるでモランディの静物画から抜け出してきたような展示をする、異色の作家です。ことしの札幌芸術の森美術館での「北の創造者たち展 らぶりぃ」にもノミネートされていましたが、筆者にとって松原さんは「かわいい」というよりも「存在とは何か」みたいなアプローチで見たい作家なのです。
今回は、めずらしく、壁際ではなく会場内に点在させる形で、家型のオブジェ9点を展示しています。
そして、そのひとつひとつに、はしごがついています。
「はしご、大好きなんですよ。いつか、いろんな作家にはしごを作ってもらい、展覧会をひらくのが夢なんです」
これらのはしごは、家に密着しているのではなく、自由に取り外しができます。
茶色の家のはしごは
「最初は横にたてかけたんだけど、それじゃまるで雪下ろしなので、ずらしました」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f6/f5ac52a25d0d230d829b864a41f21726.jpg)
茶色の家がひとつのオブジェなのに対し、水色の家は、屋根の部分が蓋になっています。
これは、はしごの高さにも関係しているようで、茶色の家ははしごが高いため、横に線が入るとうるさくなるために、屋根を蓋にしなかったのだそうです。
このほか、はしごの付いていない家型のほか、壺などの花器もあります。
いずれも、陶磁器であることが信じられないほど、表面はつるつるに磨きあげられていました。
8月29日(火)-9月3日(日)10:30-18:00
コンチネンタルギャラリー(中央区南1西11、コンチネンタルビル地下1階
地図C)。
□「KATACHI」の関連ファイル
■「三羽の会」展(06年5月)
■03年の個展
■02年の企画グループ展
今回は、めずらしく、壁際ではなく会場内に点在させる形で、家型のオブジェ9点を展示しています。
そして、そのひとつひとつに、はしごがついています。
「はしご、大好きなんですよ。いつか、いろんな作家にはしごを作ってもらい、展覧会をひらくのが夢なんです」
これらのはしごは、家に密着しているのではなく、自由に取り外しができます。
茶色の家のはしごは
「最初は横にたてかけたんだけど、それじゃまるで雪下ろしなので、ずらしました」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f6/f5ac52a25d0d230d829b864a41f21726.jpg)
茶色の家がひとつのオブジェなのに対し、水色の家は、屋根の部分が蓋になっています。
これは、はしごの高さにも関係しているようで、茶色の家ははしごが高いため、横に線が入るとうるさくなるために、屋根を蓋にしなかったのだそうです。
このほか、はしごの付いていない家型のほか、壺などの花器もあります。
いずれも、陶磁器であることが信じられないほど、表面はつるつるに磨きあげられていました。
8月29日(火)-9月3日(日)10:30-18:00
コンチネンタルギャラリー(中央区南1西11、コンチネンタルビル地下1階
地図C)。
□「KATACHI」の関連ファイル
■「三羽の会」展(06年5月)
■03年の個展
■02年の企画グループ展
遠い子供のころの時間や死後の静けさにも心が広がって、不思議な気分になりました。
色々な方向に点在する展示の仕方も夢があってキマッていて、とてもよかったです。
好きな世界だったんですが。