(承前)
札幌市資料館に入ったら、午後5時で閉まったはずの「水彩倶楽部シーズンズ」の展示会場がまだあいていました。
中では、水彩画家の竹津昇さんと、シーズンズ出品作家の砂山信一さんが話し合っていました。
竹津さんの作品はあちこちで見ていますが(この展覧会のメンバーではない)、ご本人に会うのはひさしぶりです。
砂山さんは江別美術協会の事務局を務めていて、電話ではお話ししたことがありますが、お目にかかるのははじめてです。
竹津さんから、年齢を聞かれたので、こたえると
「ヤナイさんって50歳ぐらいかと思っていた。仕事やめたって聞いてたから、会社とけんかしたのかと思って心配してた」
とのこと(笑)。
ワタシって、どういう人間にみられているのだろうと、いつも気になります(苦笑)。
砂山さんから、この展覧会のことも紹介して! と頼まれたので、写真をアップしておきます。
この展覧会はかつて、北3条のオフィスビルの地下にあった「プチレストラン ぱーとな」で開かれていました。
今回の参加者は
武田美佐江、関興一、砂山信一、岡本善信、久野省司
の5氏です。
2024年7月16日(火)~21日(日)午前9時~午後5時
札幌市資料館(中央区大通西13)
なお、資料館ではほかに、梅本みちこ水彩画展、藤女子大学写真部7月展、イイダナオミ ペンスケッチ画展・深呼吸 ShinkokyuⅢ、第27回すずらんフォトクラブ写真展を見ました。
藤女子大写真部は、全員デジタルのカラーでした。藤女子は札幌圏のアマチュア写真におけるモノクロフィルムの牙城みたいな存在でしたが、時代の流れですね。フィルムや現像液も高いし…。
すずらんフォトクラブで、ちょっと心に引っかかった作品がありました。
先代と現在の指導者の作品が賛助出品されていたのですが、そのうちの1人の「オレンジ色の時間 2」というカラー写真です。
米国で撮影されたカットらしく、塀に貼られたポスター2枚に夕日があたっているのですが、物騒なことに、ジェシー・ヘルムズ殺害だ! と扇動しているのです。
2枚には似顔絵が描かれ、左側の1枚は破られていますが、右側には「ケツの穴」などの落書き? もされています。
この議員は公民権運動や同性愛者の運動に一貫して反対してきた右派で、最初は民主党所属でしたが、共和党に転じて30年間にわたり上院議員を務めました。
2003年に引退し、08年に死去しているので、写真も相当古いものだと推察されます。
いったいどんな考えでこんなポスターのある光景を撮影して展覧会に並べたのかは、キャプションが作者名とタイトル以外に皆無なので、わかりません。
ただし、海外の観光客も訪れる場所に、極右議員の主張に賛成するのであれ反対するのであれ、こんなポスター(がうつった写真)を提示するのは、いかがなものかと思ったのでした。
会場が同じ札幌市資料館というだけで、まったく性質の異なる複数の話を1本の記事にまとめてしまったのは、軽率だったかもしれません。
ご海容のほどを。
21日も行きたかったところがいくつかありましたが、休養していました。
札幌市資料館に入ったら、午後5時で閉まったはずの「水彩倶楽部シーズンズ」の展示会場がまだあいていました。
中では、水彩画家の竹津昇さんと、シーズンズ出品作家の砂山信一さんが話し合っていました。
竹津さんの作品はあちこちで見ていますが(この展覧会のメンバーではない)、ご本人に会うのはひさしぶりです。
砂山さんは江別美術協会の事務局を務めていて、電話ではお話ししたことがありますが、お目にかかるのははじめてです。
竹津さんから、年齢を聞かれたので、こたえると
「ヤナイさんって50歳ぐらいかと思っていた。仕事やめたって聞いてたから、会社とけんかしたのかと思って心配してた」
とのこと(笑)。
ワタシって、どういう人間にみられているのだろうと、いつも気になります(苦笑)。
砂山さんから、この展覧会のことも紹介して! と頼まれたので、写真をアップしておきます。
この展覧会はかつて、北3条のオフィスビルの地下にあった「プチレストラン ぱーとな」で開かれていました。
今回の参加者は
武田美佐江、関興一、砂山信一、岡本善信、久野省司
の5氏です。
2024年7月16日(火)~21日(日)午前9時~午後5時
札幌市資料館(中央区大通西13)
なお、資料館ではほかに、梅本みちこ水彩画展、藤女子大学写真部7月展、イイダナオミ ペンスケッチ画展・深呼吸 ShinkokyuⅢ、第27回すずらんフォトクラブ写真展を見ました。
藤女子大写真部は、全員デジタルのカラーでした。藤女子は札幌圏のアマチュア写真におけるモノクロフィルムの牙城みたいな存在でしたが、時代の流れですね。フィルムや現像液も高いし…。
すずらんフォトクラブで、ちょっと心に引っかかった作品がありました。
先代と現在の指導者の作品が賛助出品されていたのですが、そのうちの1人の「オレンジ色の時間 2」というカラー写真です。
米国で撮影されたカットらしく、塀に貼られたポスター2枚に夕日があたっているのですが、物騒なことに、ジェシー・ヘルムズ殺害だ! と扇動しているのです。
2枚には似顔絵が描かれ、左側の1枚は破られていますが、右側には「ケツの穴」などの落書き? もされています。
この議員は公民権運動や同性愛者の運動に一貫して反対してきた右派で、最初は民主党所属でしたが、共和党に転じて30年間にわたり上院議員を務めました。
2003年に引退し、08年に死去しているので、写真も相当古いものだと推察されます。
いったいどんな考えでこんなポスターのある光景を撮影して展覧会に並べたのかは、キャプションが作者名とタイトル以外に皆無なので、わかりません。
ただし、海外の観光客も訪れる場所に、極右議員の主張に賛成するのであれ反対するのであれ、こんなポスター(がうつった写真)を提示するのは、いかがなものかと思ったのでした。
会場が同じ札幌市資料館というだけで、まったく性質の異なる複数の話を1本の記事にまとめてしまったのは、軽率だったかもしれません。
ご海容のほどを。
21日も行きたかったところがいくつかありましたが、休養していました。