北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

栗山町内を歩いてみた 2024年7月19日小さな旅その3

2024年07月23日 19時48分44秒 | つれづれ日録
(承前)

 せっかく「Eki」を名乗る施設を訪れるのですから、列車で来たいという気持ちはありました。
 
 しかし、栗山駅に来る列車は、1日上下各7本しかありません。

 もともとこのあたりの室蘭線は、石炭を運ぶために敷かれた線路です。
 人間の利用の利便性はあまり考えられていません。

 貨物列車が姿を消して久しいのですが、往時の名残で、複線区間がかなり残っているようです。
 
 なお栗山駅は業務委託駅であるらしく、無人ではなく、窓口に女性がいました。
 

 時間があるので、町内をぶらりと歩いてみることにしました。

 駅前には本屋と文具店を兼ねたお店があります。

 すてきな看板は、このお店だけでなく、中心商店街のどのお店にも同じものが掛かっているようです。

 昔なら、旅先に本屋さんがあると、だいたいいつも店内に入って文庫本を買い、そのお店のカバーをかけてもらったものですが、いまは読むかどうかわからない書物がこれ以上増えても困るだけなので、自重することにしました。
 
 
 本屋さんのショーウィンドウ。
 さすが日本ハムファイターズ前監督の栗山英樹さんのおひざ元。本のポスターが貼ってあります。

 「夢は正夢」
という栗山さんのサインは、町内あちこちで見かけました。
 
 マチの規模感はオホーツク管内斜里町と似ているでしょうか。
 歩行者はほとんど見かけませんが、CDショップとヤマハ音楽教室を兼ねたお店があったり、町内循環バスが走っていたりするのは、斜里を思い出させます。
 酒屋と家具屋を兼ねているお店もあったりして、興味深いです。 

 
 野外彫刻については別の記事で紹介することにして、いちばん驚いたのは、歩道に敷き詰められたれんがに、文字や絵のついたものがたくさん交ざっていたことです。

 単に名前を刻んだだけのものもあれば、小さな画面にたくみに、足の形などを描いたものもあります。

 どうやら1990年ごろの設置のようです。
 
 子どもの手形などを壁にしたものは、北見市常呂町などで見たことがありますが、地面にこんなに大量に埋め込んであるのは初めて見ました。
 壮観です。

 垂直に立てていつか朽ちてしまうより、ずっと地面にあって、何百年後かにすり減るほうが、なんとなく良いような気もします。

 
 11時20分ごろ、中通りの「Y」というカフェバーに「金曜限定、スープカレー」というボードが出ていたので、入ってみました。
 飲み物付き(筆者は冷たい緑茶を頼みました)付きで千円と、お得感があります。
 味も、ナスやニンジン、鶏肉などがごろっと入っていて、オーソドックスなスープカレーでした。

 ただ、暑さに加えてバスの時刻が迫っていたので急いで食べたため、汗だくになりました。 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。