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さらばイトーヨーカドー北見店 2024年夏の旅(10)

2024年08月18日 19時14分30秒 | つれづれ日録
(承前8はこちら)




 
 
 …というタイトルがついていますが、筆者はそれほどこのお店に思い入れを抱いているわけではありません。
 家人ら他の家族は、なじみが深い店の閉店に感慨があるようです。


 2024年8月6日。
 実家に滞在していた家人を連れて札幌に戻ります。

 今回は300キロの道のりのうち半分を家人が運転してくれて、とても楽をさせてもらいました。


 さて、イトーヨーカドー北見店は1985年、西4号線の現在地に開店しました。
 北見市の中心部から西に約2キロ離れており、北見では初めてとなる、郊外型の大型店でした。
 中心商店街に与えた衝撃は大きかったようです。
 
 それ以後、西6号線の北見メッセ、夕陽ケ丘通のイオン北見店といった大型店が次々とオープンしました。
 中心部に立地していたお店のいくつかは、広い駐車場を備えた幹線道路沿いに移りました。

 いまでも菓子店や花屋など中心部で踏みとどまっているお店はあります。
 しかし、大勢としては、日本中の都市と同じような、クルマ社会に見合った店舗の郊外展開が、北見でも繰り広げられました。
 
 北見でその火ぶたはイトーヨーカドーによって、切って落とされたのです。

 ただ、このヨーカドーがおそらく他のマチにあるお店と異なるのは、福祉との協業に積極的なことです。
 かなり以前から、福祉施設でつくった石けんなどを販売するお店を店内に設けるなど、幅広く連携してきたことは、評価したいと思います。


 このお店の一帯は、ミスタードーナツや回転ずし店、CD店、アパレルショップなどが立地し、ちょっとした副都心のような様相を呈しています。
 とはいえ、近くに以前あったニトリは10年ほど前、さらに広い敷地を求めて西7号線に移転しました。
 北見の商業地図もさらに変わっていくのでしょう。


 安いジーンズなどがあるかと期待していたのですが、衣料品の在庫は少なくなっていました。
 折り畳みの傘を買いました。


 イトーヨーカドー北見店は8月18日、閉店したとのことです。



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