![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ce/2607a92deae2bc4d329d66a7c089e596.jpg)
本をテーマにした立体展。益村信子、中森秀一、藤井啓、林教司、藤川弘毅、のっちの6氏が出品しています。
題がついている作品は1点もありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/91/d4e9c5a18b72f3b7d8c1e97908d7355a.jpg)
明るさが持ち味のインスタレーションや絵画を制作し、個展中心に活動している益村さん。
羽のはえた青空のデザインのブックカバーがかけられている本は、昭和38年(1963年)に講談社から出版された「少年少女新世界文学全集」でした。
それにしても、収録されている作品のうち、「バンビ」はディズニーがアニメ化したので知っていますが、「ソビエト現代編」におさめられている作品は、聞いたことのない作家のものばかりですなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/93/a56285924aa1f7ac3405b675e4a7dfe2.jpg)
藤井さんはフランス文学者なのでしょうか。
袋に入った縦に細長い小冊子がふたつならんでいます。左側の本に印刷されているのは、19世紀フランスを代表する詩人マラルメの作品でした。右側の本のFhillipe Jacotteは、よく知りません。
こういうスタイルで1篇だけ詩をおさめた冊子というのは、なかなかぜいたくでイイなあと思います。
右側は中森さんの作品。
「芸術か猥雑か」と銘打った7冊。
表紙にはそれぞれ「写真集 みだれ髪」「失われたなにを求めて」「檸檬の香り」などと、名作をもじったような題名が印字されていますが、中は真っ白です。「想像力で読んでください」ということのようです。
藤川さんは、透明な球のなかに本を入れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/aa/efdc89c185dd842c3c0b637ddf603737.jpg)
林さんは古い木で本をこしらえたものなど。これらは、開くことができません。
のっちさんという方は初めて聞きます。壁紙かなにかの色見本を並べて、本棚のように見せています。
08年8月18日(月)-30日(土)11:00-19:00、日曜休み
ギャラリーたぴお(中央区北2西2 道特会館 地図A)
■06年(画像なし)
題がついている作品は1点もありません。
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明るさが持ち味のインスタレーションや絵画を制作し、個展中心に活動している益村さん。
羽のはえた青空のデザインのブックカバーがかけられている本は、昭和38年(1963年)に講談社から出版された「少年少女新世界文学全集」でした。
それにしても、収録されている作品のうち、「バンビ」はディズニーがアニメ化したので知っていますが、「ソビエト現代編」におさめられている作品は、聞いたことのない作家のものばかりですなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/93/a56285924aa1f7ac3405b675e4a7dfe2.jpg)
藤井さんはフランス文学者なのでしょうか。
袋に入った縦に細長い小冊子がふたつならんでいます。左側の本に印刷されているのは、19世紀フランスを代表する詩人マラルメの作品でした。右側の本のFhillipe Jacotteは、よく知りません。
こういうスタイルで1篇だけ詩をおさめた冊子というのは、なかなかぜいたくでイイなあと思います。
右側は中森さんの作品。
「芸術か猥雑か」と銘打った7冊。
表紙にはそれぞれ「写真集 みだれ髪」「失われたなにを求めて」「檸檬の香り」などと、名作をもじったような題名が印字されていますが、中は真っ白です。「想像力で読んでください」ということのようです。
藤川さんは、透明な球のなかに本を入れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/aa/efdc89c185dd842c3c0b637ddf603737.jpg)
林さんは古い木で本をこしらえたものなど。これらは、開くことができません。
のっちさんという方は初めて聞きます。壁紙かなにかの色見本を並べて、本棚のように見せています。
08年8月18日(月)-30日(土)11:00-19:00、日曜休み
ギャラリーたぴお(中央区北2西2 道特会館 地図A)
■06年(画像なし)
挿し絵のほうが記憶に残っているなんて、やはり将来美術家になる人ですねー。
戦後の家庭に百科事典と文学全集というのは欠かせないものですね。
いま、そういう、外見だけとはいえ教養を重んじる雰囲気がすっかり薄れてしまったなあと思います。