北海道美術ネット別館

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2022年6月4日は9カ所(1) あいの里までバス2時間

2022年06月05日 09時44分45秒 | つれづれ日録
 何週間かぶりに、土日連休。
 書くべきブログがたまっていて、まずい状況ですが、とにかくギャラリー巡りに出かけました。

 札幌駅前(東急百貨店の南側)バス停で中央バス22系統「あいの里・篠路線 あいの里4条1丁目行き」に乗り換え。
 土曜朝に、中心部から郊外へと向かう路線なので、数人しか乗っていません。
 バスは北15条から旧石狩街道に入り、ひたすら北上します。
 沿道は、むかし幹線道路だった時代のなごりでカーディーラーがありますが、コンビニエンスストアが少ないです。
 バスは北48条通を右折します。1990年代の終わりごろ、このあたりに旧琴似川の涸れ川が残っていたんだけど、もう消えているだろうなあ。
 東8丁目通りを北上して、JR札沼線(学園都市線)を跨線橋で越えて北区に入ります。
 旧琴似川の河道跡は、スーパーマーケット「LUCKY」の駐車場の輪郭(うねうねと曲がっている)に名残をとどめています。
 
 
 伏籠川ふし こ がわを渡り、東茨戸を過ぎると、車窓に水田が広がります。
 札幌市内でこれほど水田が残っているのは、珍しいと思います。

 そのままバスは茨戸福井通を走ってあいの里地区の住宅地の中を走ります。どの家も、メインストリートに背を向けているのがおもしろい。家の玄関は、裏通り側にあるのです。

 「あいの里教育大駅前」で降車。

 バス2本で計2時間近い長旅でした。
 飽きる人が多いのかもしれませんが、筆者は車窓を見ているとぜんぜん平気です。

 あいの里教育大駅のすぐ前にある喫茶店「手風琴」で「長畑ふみ子 絵と焼きもの展」(4日で終了)を見ました。

 
 長畑さんは江別で「工房 極楽とんぼ」を開いている陶芸家で、すばやい筆遣いの淡彩スケッチなどもよく描きます。
 「しずえさん」「まきしむくん」といった人物デッサン、静物画「黄色いりんご」、「植物園であそぶ」などの風景画。いずれもスピード感が持ち味です。
 さまざまなポーズを取った7、8人の群像をすばやくスケッチした絵もあります。
 道庁赤れんがの前でウクライナの国旗を手にスタンディングする人たちを描いた「意思表示」という絵もありました。
 吸水性コースターの中に、黄色と水色の鳥が「NO WAR」と呼びかけている絵柄のものもあって、長畑さんらしいな~と思いました。

 筆者としてはめずらしくケーキセットを頼みました。
 タルトです。
 これで710円は、良心的。

 
 ところが、筆者のあとから来る客がみなさんケーキを註文するので、ケースの中のケーキがなくなってしまい、なんだか悪いことをしたなあと思いました。
 よっぽど甘い物をほしがるほど疲れていたのかもしれません。


 ここから環状通東駅行きのバスに乗って、モエレ沼公園か茶廊法邑に行くというのも一度してみたいのですが、この日はJRで戻ります。



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