![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/33/db31e5cbb0b4d696d268debf437dfaa7.jpg)
会社は休みで、ギャラリー巡り。
この日回らなければ会期が終わってしまう展覧会がけっこう多いのだ。
朝は吹雪いていたこともあり、妻に地下鉄の駅まで車で送ってもらう。
大通でいったん降りて、娘を経済センタービルまで送ったあと、東西線で西11丁目駅へ。
何度か書いているが、1日でなるべく多くのギャラリーに足を運ぼうとするのなら、遠くて朝早くからあいている会場から回り始めることが肝心だ。
この日の最初は、市資料館。ミニギャラリー6室を、北大の写真部がすべて借り、それぞれの部屋でテーマを設定して展示をしていた(~18日)。
6室のうち1室はOB・OGで、これはさすがレベルが高い。
残る5室も、学生だから玉石混淆なのはやむを得ないとしても、おもしろい作品が多かった。
近年の札幌圏の学生写真は北大が頭ひとつ抜け出た感じがあるなあ(独立独歩の藤女子大は除く)。
東西線から南北線に乗り換え、北24条へ。
空はすっかり晴れた。
ギャラリー粋ふようまで歩く。
北24条から西18丁目へ。
3カ所目は、北翔大学北方圏学術情報センターPortoのポルトギャラリー。
北翔大の学生の美術展「VON BAYAGE」(~18日)。
梅沢都花「海樹」は高さ3メートルほどもある、金属のワイヤーや歯車をつなげてつくった塔のような立体。
村田アグネス彩「GROOVE」は、幅9メートルはあろうかという絵画の大作。太陽と向き合って座禅のような姿勢で座る裸の女の背中を中央に配し、右側には長髪の男の横顔を描き、その間に白い花や、さまざまな文様を散らしていて、1967年ごろにカリフォルニアで描かれたサイケデリックな壁画だといわれれば、そうかなと思ってしまうような雰囲気がある。
新田のんの「マシンガン」。絵画。公園のすべり台のような場所にいる子どもが題材だと思ったら、どうしてこんな題がついているのか。
(あとで聞いたら、彼女は平昌パラリンピックにも出場予定の(バイアスロン女子座位)アスリートで、この冬は海外遠征が続き、なかなか制作にとる時間が足りず、大変だったらしい)
高橋美和「月下戸音」など3点。濁った色彩の抽象画で、表現主義的な勢いがある。
というわけで、思ったよりもおもしろかった。
東西線で西18丁目→西11丁目。
北1条西11丁目(札幌地裁の北側)からジェイアール北海道バスに乗り「市立病院前」で降車。
桑園駅から近いところにあるカフェバーInsomnia で、板東果咲さんの写真展「透明な雪」を見て、グリーンカレーを食べる。
雪の降る大通公園、冬の公園にいる鳥やリスなどをとらえた100枚余りのプリントが、店内の壁に貼ってあった。やさしさが伝わってくる写真だ。
店内で、フォトグラファーのY岸さんらに会う。
画家の北山さんにもお会いし、道南の穴場(五島軒の資料室など)について話を聞く。
北山さんは函館の学芸大出身なのだ。それで、赤光社展にはいまも出品しているという。
1時間に1本しかない、ジェイアール北海道バス「51系統」に乗る。
始発の桑園駅から終点の啓明ターミナルまで行くので、つい車内でうとうと。
雪解け水が、伏見の高台から道路を流れていた。
ようやく春の兆しがわずかに感じられるようになってきた。
ギャラリー門馬の鈴木果澄個展 ある神話のはなし 二(~18日)をようやく見た。これは別項で。
ギャラリーについたら、オーナーの大井さんが
「踊りで、1、2位よ」
と興奮気味に話すので、なんのことかと思ったら、平昌五輪のフィギュアスケート男子で、羽生結弦選手が金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得したのだ。
ふだんは、家ではけっこう五輪の中継をテレビで見ているのだが、この日はギャラリー巡りで、オリンピックのことをすっかり忘れていた。
南13条のバス停まで降りたが、けっきょく、すぐ来るバスがなく、啓明ターミナルまで歩いて、「51系統」で南1条西25丁目へ。
円山公園駅で東西線に乗り継ぎ、菊水へ。
Plantation で、マーティン・ペリー写真展。LGBTの男性の肖像写真8枚が、2階のカフェスペースの壁面に飾られていた。
それにしても、すごい混雑で、空いた席がわずかしかない。ブレンドコーヒーは1杯680円で、以前はこんなにしなかったはずだ。店内が暗いので読書には適さないし、どうしてこれほど客が多いのか、謎だ。
歩いて、東橋を渡り、なえぼのアートスタジオへ。
S-AIRで札幌に滞在している上海のアーティスト Liu Yi さんのトークを聞く。
伊藤隆介さんの車に乗せてもらい、札幌駅前へ。
飲み会。
1次会で失礼したが、この日は午前8時から午後11時ぐらいまで家におらず、あちこち歩き回っていたので、ブログを書く時間がまったくなかった。
この日回らなければ会期が終わってしまう展覧会がけっこう多いのだ。
朝は吹雪いていたこともあり、妻に地下鉄の駅まで車で送ってもらう。
大通でいったん降りて、娘を経済センタービルまで送ったあと、東西線で西11丁目駅へ。
何度か書いているが、1日でなるべく多くのギャラリーに足を運ぼうとするのなら、遠くて朝早くからあいている会場から回り始めることが肝心だ。
この日の最初は、市資料館。ミニギャラリー6室を、北大の写真部がすべて借り、それぞれの部屋でテーマを設定して展示をしていた(~18日)。
6室のうち1室はOB・OGで、これはさすがレベルが高い。
残る5室も、学生だから玉石混淆なのはやむを得ないとしても、おもしろい作品が多かった。
近年の札幌圏の学生写真は北大が頭ひとつ抜け出た感じがあるなあ(独立独歩の藤女子大は除く)。
東西線から南北線に乗り換え、北24条へ。
空はすっかり晴れた。
ギャラリー粋ふようまで歩く。
北24条から西18丁目へ。
3カ所目は、北翔大学北方圏学術情報センターPortoのポルトギャラリー。
北翔大の学生の美術展「VON BAYAGE」(~18日)。
梅沢都花「海樹」は高さ3メートルほどもある、金属のワイヤーや歯車をつなげてつくった塔のような立体。
村田アグネス彩「GROOVE」は、幅9メートルはあろうかという絵画の大作。太陽と向き合って座禅のような姿勢で座る裸の女の背中を中央に配し、右側には長髪の男の横顔を描き、その間に白い花や、さまざまな文様を散らしていて、1967年ごろにカリフォルニアで描かれたサイケデリックな壁画だといわれれば、そうかなと思ってしまうような雰囲気がある。
新田のんの「マシンガン」。絵画。公園のすべり台のような場所にいる子どもが題材だと思ったら、どうしてこんな題がついているのか。
(あとで聞いたら、彼女は平昌パラリンピックにも出場予定の(バイアスロン女子座位)アスリートで、この冬は海外遠征が続き、なかなか制作にとる時間が足りず、大変だったらしい)
高橋美和「月下戸音」など3点。濁った色彩の抽象画で、表現主義的な勢いがある。
というわけで、思ったよりもおもしろかった。
東西線で西18丁目→西11丁目。
北1条西11丁目(札幌地裁の北側)からジェイアール北海道バスに乗り「市立病院前」で降車。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/89/59e8e8e0ec0464ce3a2005ce5b96da0a.jpg)
雪の降る大通公園、冬の公園にいる鳥やリスなどをとらえた100枚余りのプリントが、店内の壁に貼ってあった。やさしさが伝わってくる写真だ。
店内で、フォトグラファーのY岸さんらに会う。
画家の北山さんにもお会いし、道南の穴場(五島軒の資料室など)について話を聞く。
北山さんは函館の学芸大出身なのだ。それで、赤光社展にはいまも出品しているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fe/36dfcbd83b294a9aa8b13dff3851fa99.jpg)
始発の桑園駅から終点の啓明ターミナルまで行くので、つい車内でうとうと。
雪解け水が、伏見の高台から道路を流れていた。
ようやく春の兆しがわずかに感じられるようになってきた。
ギャラリー門馬の鈴木果澄個展 ある神話のはなし 二(~18日)をようやく見た。これは別項で。
ギャラリーについたら、オーナーの大井さんが
「踊りで、1、2位よ」
と興奮気味に話すので、なんのことかと思ったら、平昌五輪のフィギュアスケート男子で、羽生結弦選手が金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得したのだ。
ふだんは、家ではけっこう五輪の中継をテレビで見ているのだが、この日はギャラリー巡りで、オリンピックのことをすっかり忘れていた。
南13条のバス停まで降りたが、けっきょく、すぐ来るバスがなく、啓明ターミナルまで歩いて、「51系統」で南1条西25丁目へ。
円山公園駅で東西線に乗り継ぎ、菊水へ。
Plantation で、マーティン・ペリー写真展。LGBTの男性の肖像写真8枚が、2階のカフェスペースの壁面に飾られていた。
それにしても、すごい混雑で、空いた席がわずかしかない。ブレンドコーヒーは1杯680円で、以前はこんなにしなかったはずだ。店内が暗いので読書には適さないし、どうしてこれほど客が多いのか、謎だ。
歩いて、東橋を渡り、なえぼのアートスタジオへ。
S-AIRで札幌に滞在している上海のアーティスト Liu Yi さんのトークを聞く。
伊藤隆介さんの車に乗せてもらい、札幌駅前へ。
飲み会。
1次会で失礼したが、この日は午前8時から午後11時ぐらいまで家におらず、あちこち歩き回っていたので、ブログを書く時間がまったくなかった。