北海道美術ネット別館

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2017年10月26日(2) 円山公園駅の周辺で

2017年10月28日 20時57分58秒 | つれづれ日録
承前

 本郷新記念札幌彫刻美術館で「記憶素子―丸山隆と教え子たち」展を見た後、近くの「宮の森緑地」を通りました。
 ここは周囲から10~20メートルほど小高くなっている細長い丘で、かつては「なまこ山」とも呼ばれていたそうです。おそらく古い熔岩丘(溶岩丘)だと思います。
 紅葉が美しく、落ち葉をかさこそと音たてながら踏みしめて歩くのは、最高のひとときでした。



 「彫刻美術館入口」のバス停までおりてきましたが、例によって本数が少ないため、つぎの「宮の森1条10丁目」まであるきました。ここまで来ると、荒井山線も走っているので、1時間に5本ほどバスが来ます。
 かつてあった停留所の屋根が撤去されていました。
 まあ、ここまで来ると、円山公園まで歩いてもたいした距離ではないのですが。

 円山公園駅の出入り口附近にあるハートランド円山ビル6階の「ハートランドショールーム」で、「KAAL RICHARDSON展」。

 カール・リチャードソンさんって、西洋人かと思ったら、札幌在住の男性のイラストレーター。思いっきりポップに猫や人物を描いています。
 プリントアウトした作品もありましたが、色がグラデーションになっている部分は、自分で塗った色や自然の色を写真に撮って、それを配置しているとのことでした。

 31日まで。日曜休み。


 昼食は、近くの大衆中華料理店「F」で野菜ラーメン。

 とくべつラーメン通向けの店でもないと思うのですが、円山地区に来るとよく立ち寄ります。


 西に戻り、ギャラリー愛海詩えみしで「下平清人(栃木県)型絵染展」。
 芹沢〓介(〓は金へんに圭)の仕事を支えていた職人とあって、素朴な意匠に共通性を感じます。帯やバッグなど。
 29日まで。
 ギャラリーの佐藤さんと雑談。

 ギャラリーレタラに移動し、西田陽二さんの肖像画展(~29日)。
 同時発売の画集は一時売り切れでした。

 南下し、もみの木Soで「絵本とわたし展 vol.3」(~29日)。
 イラストレーターやアクセサリー作家などが、自分のお気に入りの絵本を選んでそれをテーマに作り上げた作品を展示していました。

 旧界川を北に歩き、円山公園駅から地下鉄東西線に乗車。
 この日、バスは3度乗っていますが、地下鉄は初めてです。

 西11丁目で降りて、市資料館へ。
 大谷短大の同級生でつくるグループ展「酵母展」は、とうとう3人になってしまい、すこし寂しいです。

 大通公園の紅葉が西日に映えて、息をのむ美しさでした。



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