練り上げ(練上)と呼ばれる独自の技法で知られ、一昨年に亡くなった尾形香三夫さん。
晩年住んでいた岩見沢の市絵画ホールで昨年、個展が開かれましたが、長く拠点を置いていたとなりの石狩管内新篠津村でも追悼展が開催されています。
あの超絶技巧の作品をもう一度見ることができるとは。
そう思って足を運びました。
練上とは、色の異なる陶土のパーツをつなぎ合わせる技法です。
尾形さんの器は、さまざまな色による、細かく規則的な模様が特徴ですが、これは釉薬で着彩しているのではなく、違う種類の土を組み合わせているのです。
尾形さんに「眩暈」という題の作品がありますが、器に規則的な凹凸を施すことで、練上の規則性とは異なるリズムを導入しており、見ているとまさにめまいを感じそうです。
会場に尾形美幸さんがいらしたので、少しお話をしてきました。
岩見沢での個展の跡も、香港での個展やニューヨークでの練上展への出品などが続き、梱包などでけっこう忙しかったそう。
2025年度に江別市セラミックアートセンターで個展の予定があるそうです。
今回の個展は器が約80点。
最終日の14日には、会場の壁を一部取り払い、午後2時から特別企画が行われます。
第1部はオカリナアンサンブル「カナリアの会」によるオカリナ合奏。
第2部は午後3時から「HERE凱旋ライブ」。
HERE は、尾形香三夫さんの息子さんの尾形回帰さんのロックバンド。HERE の2人と、もう一人、新篠津から出て東京で活動中のロックミュージシャンによる、初の地元ライブになるそうです。
伝統工芸とロックミュージックも、おもしろい取り合わせです。
最後に、10月12日付の北海道新聞(紙面では札幌圏版)から第1段落を引用しておきます。
また、会場の新篠津村自治センターへのアクセスについては、別項「新篠津への道」でくわしく紹介したので、参考にしてください(もちろん駐車場もありますが、14日に駐車できるという確約はいたしかねます)。
gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-1074275
2024年10月11日(金)~14日(月)午前9時~午後7時(日・月曜~5時)
新篠津村自治センター(新篠津村46線北12)2階大ホール
入場無料
□スーパー練上・尾形香三夫 https://ogatak-m.jimdo.com/
過去の関連記事へのリンク
■尾形香三夫追悼展 (2023)
尾形香三夫さん死去(岩見沢の陶芸家)
■尾形香三夫陶芸展 (2018)
■第5回伝統工芸北海道展―日本工芸会東日本支部北海道研究会の作家による (2016、画像なし)
■尾形香三夫陶芸展 (2016)
■尾形香三夫陶芸展(2014)
■尾形香三夫作陶展 (2013年10月29日~11月3日、札幌)と、9mm parabellum bullet
【告知】尾形香三夫陶芸展 (2011)
■尾形香三夫陶芸展 (2009年)
■尾形香三夫陶芸展(2008年)
■尾形香三夫陶芸展(2007年)
■06年の個展
■03年の個展(画像なし)
■02年の個展
・新篠津交通のバス「新篠津」から約200メートル、徒歩3分
・ニューしのつバス(新篠津村営バス)「クリニック前」から約180メートル、徒歩2分
晩年住んでいた岩見沢の市絵画ホールで昨年、個展が開かれましたが、長く拠点を置いていたとなりの石狩管内新篠津村でも追悼展が開催されています。
あの超絶技巧の作品をもう一度見ることができるとは。
そう思って足を運びました。
練上とは、色の異なる陶土のパーツをつなぎ合わせる技法です。
尾形さんの器は、さまざまな色による、細かく規則的な模様が特徴ですが、これは釉薬で着彩しているのではなく、違う種類の土を組み合わせているのです。
尾形さんに「眩暈」という題の作品がありますが、器に規則的な凹凸を施すことで、練上の規則性とは異なるリズムを導入しており、見ているとまさにめまいを感じそうです。
会場に尾形美幸さんがいらしたので、少しお話をしてきました。
岩見沢での個展の跡も、香港での個展やニューヨークでの練上展への出品などが続き、梱包などでけっこう忙しかったそう。
2025年度に江別市セラミックアートセンターで個展の予定があるそうです。
今回の個展は器が約80点。
最終日の14日には、会場の壁を一部取り払い、午後2時から特別企画が行われます。
第1部はオカリナアンサンブル「カナリアの会」によるオカリナ合奏。
第2部は午後3時から「HERE凱旋ライブ」。
HERE は、尾形香三夫さんの息子さんの尾形回帰さんのロックバンド。HERE の2人と、もう一人、新篠津から出て東京で活動中のロックミュージシャンによる、初の地元ライブになるそうです。
伝統工芸とロックミュージックも、おもしろい取り合わせです。
最後に、10月12日付の北海道新聞(紙面では札幌圏版)から第1段落を引用しておきます。
また、会場の新篠津村自治センターへのアクセスについては、別項「新篠津への道」でくわしく紹介したので、参考にしてください(もちろん駐車場もありますが、14日に駐車できるという確約はいたしかねます)。
gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-1074275
【新篠津】作品が米ニューヨークのメトロポリタン美術館に収蔵されるなど国内外で高い評価を得た陶芸家の故尾形香三夫(かみお)さん(1949〜2022年)の追悼展(新篠津村主催)が11日、村自治センター(第46線北12)で始まった。
2024年10月11日(金)~14日(月)午前9時~午後7時(日・月曜~5時)
新篠津村自治センター(新篠津村46線北12)2階大ホール
入場無料
□スーパー練上・尾形香三夫 https://ogatak-m.jimdo.com/
過去の関連記事へのリンク
■尾形香三夫追悼展 (2023)
尾形香三夫さん死去(岩見沢の陶芸家)
■尾形香三夫陶芸展 (2018)
■第5回伝統工芸北海道展―日本工芸会東日本支部北海道研究会の作家による (2016、画像なし)
■尾形香三夫陶芸展 (2016)
■尾形香三夫陶芸展(2014)
■尾形香三夫作陶展 (2013年10月29日~11月3日、札幌)と、9mm parabellum bullet
【告知】尾形香三夫陶芸展 (2011)
■尾形香三夫陶芸展 (2009年)
■尾形香三夫陶芸展(2008年)
■尾形香三夫陶芸展(2007年)
■06年の個展
■03年の個展(画像なし)
■02年の個展
・新篠津交通のバス「新篠津」から約200メートル、徒歩3分
・ニューしのつバス(新篠津村営バス)「クリニック前」から約180メートル、徒歩2分