筆者が中学3年のとき、たぶん学校祭かなにかやってたんだと思うが、卒業生の●藤隆介さん-あえて名を秘すが、いまは美術家として活躍している-が学校にやって来て「ヤナイ、ガンダムを見てるか? ガンダムはすごい。ヤマトを超えた!」と力説していた。
今でこそアニメは表現分野のひとつとしてみとめられているが、当時はまだアニメという呼称が定着して日も浅く(70年代半ばまでは「テレビ漫画」とよばれていた)、「宇宙戦艦ヤマト」というのはまさに金字塔的アニメであって、それを上回る作品が登場するなんてことは、ちょっと信じられないのであった。現在から見れば、「機動戦士ガンダム」がヤマトを超える、アニメ史上の劃期的(かっきてき)存在であることは論をまたないのだが、当時の筆者は、ガンダムなんて耳にしたこともなかったのだ。これは、「機動戦士ガンダム」が最初の放送でほとんど評判にならなかったからだ。
伊●隆介さんがそこまで絶讃するなら-と、つぎの土曜の夕方、はじめてガンダムを見てみたが、さっぱりわけがわからなかった。
それもむりのないことで、筆者が見た「宇宙要塞ア・バオア・クー」は、最終回のひとつ前の話だったのだ。
今回の「GUNDAM-来たるべき未来のために」展は、ガンダムそのものについての展覧会というよりは、いわばガンダムをダシにした現代美術の展覧会なのだが、そこで言及されているのは、その「ア・バオア・クー」をめぐる最後の戦闘、つまり、最終の3話ぐらいが多いのだ。それと、スペースコロニーをテーマにした作品もあるから、最初の数話もネタになっているといえる。その半面、ストーリーの半分を占める地上戦の部分を題材にしているのは、小谷元彦「胸いっぱいの愛を」の1点しかない。
(なお、この展覧会で対象になっているのは「機動戦士ガンダム」、いわゆるファーストガンダムだけで、その後延々と制作されている続篇は関係ない)
(長くなってきたので、この項続く)
8月6日(日)-9月24日(日)9:45-17:30(9月は17:00、毎週金曜日及び8月12日-15日は20:00まで。入館は30分前まで。会期中無休)
札幌芸術の森美術館(南区芸術の森2)
一般1200円(前売り1000円)、高校・大学生800円(同640円)、小中学生400円(同320円)
今でこそアニメは表現分野のひとつとしてみとめられているが、当時はまだアニメという呼称が定着して日も浅く(70年代半ばまでは「テレビ漫画」とよばれていた)、「宇宙戦艦ヤマト」というのはまさに金字塔的アニメであって、それを上回る作品が登場するなんてことは、ちょっと信じられないのであった。現在から見れば、「機動戦士ガンダム」がヤマトを超える、アニメ史上の劃期的(かっきてき)存在であることは論をまたないのだが、当時の筆者は、ガンダムなんて耳にしたこともなかったのだ。これは、「機動戦士ガンダム」が最初の放送でほとんど評判にならなかったからだ。
伊●隆介さんがそこまで絶讃するなら-と、つぎの土曜の夕方、はじめてガンダムを見てみたが、さっぱりわけがわからなかった。
それもむりのないことで、筆者が見た「宇宙要塞ア・バオア・クー」は、最終回のひとつ前の話だったのだ。
今回の「GUNDAM-来たるべき未来のために」展は、ガンダムそのものについての展覧会というよりは、いわばガンダムをダシにした現代美術の展覧会なのだが、そこで言及されているのは、その「ア・バオア・クー」をめぐる最後の戦闘、つまり、最終の3話ぐらいが多いのだ。それと、スペースコロニーをテーマにした作品もあるから、最初の数話もネタになっているといえる。その半面、ストーリーの半分を占める地上戦の部分を題材にしているのは、小谷元彦「胸いっぱいの愛を」の1点しかない。
(なお、この展覧会で対象になっているのは「機動戦士ガンダム」、いわゆるファーストガンダムだけで、その後延々と制作されている続篇は関係ない)
(長くなってきたので、この項続く)
8月6日(日)-9月24日(日)9:45-17:30(9月は17:00、毎週金曜日及び8月12日-15日は20:00まで。入館は30分前まで。会期中無休)
札幌芸術の森美術館(南区芸術の森2)
一般1200円(前売り1000円)、高校・大学生800円(同640円)、小中学生400円(同320円)
声優ですが、わたしとしては、
永井一郎さんよ永遠に!
です。
劇場版「ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛」借りてきました。
ラストシーンで、元気なままのカミーユが見られて、
ようやっと納得できたというか。
エピソードシーンとして、ファーストガンダムの出演者のその後がチラリと紹介。
アニメの世界では皆いつまでも元気だけど、
セイラもブライトも声優さんの方は亡くなったんだよなあ。
時の流れは無常、時に哀しく。
ただ、実を言うと、わたしは再放送でも見てない回があるので、あまり偉そうなことはほんとは言えないんです。はい。
ワタシもギリギリ2話前の「光る宇宙」から誰かに
勧められてみました。
その後誰もが再放送の繰り返しではまり、
劇場版を上映した松竹遊楽館でアルバイトを始めたのは、大学生の頃。
イデオン、ザブングルといったサンライズのアニメや、
ET、グレムリンといったキャラクターグッズがある映画の際に、
売り子として映画館へバイト通いを続けてました。
このままここで働くかな?と安易に将来を考えてましたが、
この映画館は今ではケーセンだし、松竹そのものだって、、、。
まだ渥美清さんが、元気に寅さんやってた頃のオハナシ。