上川管内下川町でトマト農家をしながら絵筆を執っている及川幸雄さんが、3年前に続いて個展を札幌で開催した。
海外の公募展には積極的に出品しているようだが、国内・道内の団体公募展には全く出品していないようだし、それ以外にも個展・グループ展で名前をお見かけした記憶がないので、前回の個展はノーマークだったのだが、なかなかすばらしい個展だった。
今回も、北海道の深い大自然のふところで土とともに生活している人らしさのにじみ出た抽象画が中心で、見ごたえがあった。
作品は正方形のものが13点、長方形のものが6点。
「森林の存在」I~IVは、カラマツの葉か何かを画面に貼りつけているのだろうか、マチエールが凝っている作品ばかりで、ずっと見ていても飽きない。
「サンセット PM7:30」「サンセット PM7:45」「サンセット PM8:00」の3点も長方形。夏の夕暮れ時から発想したのだろうか。日が沈んで見えにくくなる林を描いているように見えた。モネは大聖堂を題材に移ろいゆく光の調子をとらえようとしたが、及川さんは北の林に微妙な光の変化を見たのだ。
話はまったく変わるが、大同ギャラリーはこの次は休みで、25~30日に小澤年博作陶展があり、4月1~17日も休むのだそうな。ううむ。
2010年3月11日(木)-16日(火) 午前10:00-午後6:00(最終日-午後5:00)
大同ギャラリー(中央区北3西3、大同生命ビル3階 地図A)
□トマトファームおいかわ http://www3.ocn.ne.jp/~tanto/
海外の公募展には積極的に出品しているようだが、国内・道内の団体公募展には全く出品していないようだし、それ以外にも個展・グループ展で名前をお見かけした記憶がないので、前回の個展はノーマークだったのだが、なかなかすばらしい個展だった。
今回も、北海道の深い大自然のふところで土とともに生活している人らしさのにじみ出た抽象画が中心で、見ごたえがあった。
作品は正方形のものが13点、長方形のものが6点。
「森林の存在」I~IVは、カラマツの葉か何かを画面に貼りつけているのだろうか、マチエールが凝っている作品ばかりで、ずっと見ていても飽きない。
「サンセット PM7:30」「サンセット PM7:45」「サンセット PM8:00」の3点も長方形。夏の夕暮れ時から発想したのだろうか。日が沈んで見えにくくなる林を描いているように見えた。モネは大聖堂を題材に移ろいゆく光の調子をとらえようとしたが、及川さんは北の林に微妙な光の変化を見たのだ。
話はまったく変わるが、大同ギャラリーはこの次は休みで、25~30日に小澤年博作陶展があり、4月1~17日も休むのだそうな。ううむ。
2010年3月11日(木)-16日(火) 午前10:00-午後6:00(最終日-午後5:00)
大同ギャラリー(中央区北3西3、大同生命ビル3階 地図A)
□トマトファームおいかわ http://www3.ocn.ne.jp/~tanto/