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オホーツク管内斜里のバスターミナルからウトロへ / 2021年10月10日その9

2021年11月08日 07時48分47秒 | つれづれ日録
(承前)

 斜里バスターミナルは、JR知床斜里駅の目と鼻の先にあります。

 列車が着いた19分後の11時半に、知床五湖行きのバスが出ます。
 なお、斜里バスのダイヤは、季節によって大幅に変わりますので、旅行で利用する人は、ウェブサイトや時刻表で最新の情報を手に入れるようにしてください(道内の路線バスは冬と夏でダイヤ改正する事業者がほとんどですが、斜里バスの場合、観光地や知床横断道路が冬は閉まるので、とりわけ影響が大きい)。



 3分前になっても、ほかに客はなく、運転手も来ないので、ちょっとあせって、ターミナルの窓口のお姉さんに、ほんとうに発車するのか、聞きました。
(運転手さんは来たけれど、客は筆者ひとり)




 二科の重鎮、田中良さんの絵を思い出すバス停「峰浜」。




 国道334号の斜里市街地―ウトロ間は、長い間、海沿いを走ります。
 昔にくらべると、道路はほんとうに改良されて走りやすくなっています。工事関係者の労苦を思います。




 斜里バスターミナルからウトロのバスターミナルまで50分。
(何度もしつこくてすみませんが、同じ町内です)。

 ここで10分ほど休憩します。

 なので、バス時刻表を見るとここで羅臼方面から来るバスが同じ時間に発車する設定があったりしますが、相互の乗り継ぎは可能と思われます。

 ターミナルは、斜面の途中の狭い敷地に設けられていて、すぐ脇には、渓流のようなきつい傾斜を川が流れ落ちています。

 以前、斜里バスの公式ツイッターが
「キツネが出没する、珍しいバスターミナルです」
という意味のことをつぶやいていました。




 ウトロ市街地を過ぎて、プユニ岬からの絶景。

 このあたりを過ぎると、いよいよ「人間界ではない地帯」の中へと入っていく感覚に襲われます。




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