2009年に死去した札幌の現代美術家、平松和芳さんをしのぶ展覧会が開かれます。
平松さんは1946年、静岡県生まれ。
72年に札幌に移り、個展やグループ展を舞台に作品を発表しました。
展覧会の副題に「アッサンブラージュに魅せられた男の記録」とあるとおり、鉛や釘、廃品、貝殻などを自在に組み合わせたコラージュやアッサンブラージュ、オブジェが中心でした。
展覧会を主催する平松さんの旧友である、スクラップアートのM.ババッチさんと、写真の最上愼一さんの作品展も同時に開催されます。
ババッチさんは札幌在住の日本人で、廃品を用いたユニークな立体や版画で知られ、岩見沢市美流渡には自作を集めた美術館もひらいています(いまは冬季休館中)。
ユーモラスなアートを全国から集めた「ボレアス展」を、各地で毎年開いてきたほか、美術の教科書にも作品写真が掲載されています。
最上さんは、札幌市豊平区福住での飲食店「cafe and bar cant」経営(2001~19年)に本腰を入れていたこともあって、作品発表は2000年暮れ以来、じつに20年ぶりとなります(下のリンクを参照)。
冒頭画像にある横長の図録(オールカラー20ページ、巻末に最上さん、ババッチさんのページもあり)は、ババッチさんのメルカリ( https://www.mercari.com/jp/u/317668557/ )で、送料込み500円で販売するとのことです。
筆者は、生前の平松さんとそれほど親しかったわけではなく、名前が「かずよし」ではなく「わほう」と読むことを今回初めて知ったほどですが、よくギャラリーたぴお(1979~2016)の酒宴で陽気に話していた姿を思い出します。僭越ながら、図録にも、ごく短いひとことを寄せさせていただきました。
図録から、略年譜を引いておきます。
1969~72 かこう会展(愛知県立美術館)
71 個展(CA画廊/名古屋)
74 個展(札幌時計台ギャラリー)
81~86 個展(ギャラリーユリイカ/札幌)
87~2002 個展(ギャラリーたぴお/札幌)
87 ビエンニアル1987(札幌時計台ギャラリー)
88~2004 現代存在派展(ギャラリーたぴお、アートスペース201/札幌)
2001、03 野外オブジェ展イン栗沢
02 ユニバーサルアート展(芸術の森工芸館/札幌)
03 個展(スクラップアート美術館)
個展(ART-MAN gallery/札幌)
04 北海道抽象派作家協会展(札幌市民ギャラリー)
05~07、10、11、18 ボレアス展(函館、長崎、新潟、那覇、静岡、帯広)
07 平松和芳アッサンブラージュ展(レ・ノール&自由空間/札幌)
2021年1月21日(木)~26日(火)午前10時~午後6時(最終日~4時)
アートスペース201(札幌市中央区南2西1 山口中央ビル6階)
□M.ババッチの廃品アート https://plaza.rakuten.co.jp/chameron/
過去の関連記事へのリンク
平松和芳さんのこと (2010)
■第25回存在派展(MEX25=2005年)
■第三十一回北海道抽象派作家協会展(2004年、画像なし)
■企画展 平松和芳展(2003年、画像なし)
■野外オブジェ展in栗沢 (2003年)
■平松和芳展(2002年、画像なし)
■野外オブジェ展イン栗沢 (2001年、画像なし)
■伊勢幸広・M.ババッチ二人展 (2010)
25th ΒΟΡΕΑΣ Vancouver Art Exhibition (2015 Jun 19,20,21,Canada) ボレアス展、カナダで開催 (2015、画像なし)
【告知】第24回ボレアスジャパン主催 ボレアス熊本展(2014、画像なし)
スクラップアート美術館と佐佐木方斎展…7月23日の日記・3(2006)
■BABATCHI展(2001)
佐野哲也・最上愼一 写真による二人展 moving+still (2000)
平松さんは1946年、静岡県生まれ。
72年に札幌に移り、個展やグループ展を舞台に作品を発表しました。
展覧会の副題に「アッサンブラージュに魅せられた男の記録」とあるとおり、鉛や釘、廃品、貝殻などを自在に組み合わせたコラージュやアッサンブラージュ、オブジェが中心でした。
展覧会を主催する平松さんの旧友である、スクラップアートのM.ババッチさんと、写真の最上愼一さんの作品展も同時に開催されます。
ババッチさんは札幌在住の日本人で、廃品を用いたユニークな立体や版画で知られ、岩見沢市美流渡には自作を集めた美術館もひらいています(いまは冬季休館中)。
ユーモラスなアートを全国から集めた「ボレアス展」を、各地で毎年開いてきたほか、美術の教科書にも作品写真が掲載されています。
最上さんは、札幌市豊平区福住での飲食店「cafe and bar cant」経営(2001~19年)に本腰を入れていたこともあって、作品発表は2000年暮れ以来、じつに20年ぶりとなります(下のリンクを参照)。
冒頭画像にある横長の図録(オールカラー20ページ、巻末に最上さん、ババッチさんのページもあり)は、ババッチさんのメルカリ( https://www.mercari.com/jp/u/317668557/ )で、送料込み500円で販売するとのことです。
筆者は、生前の平松さんとそれほど親しかったわけではなく、名前が「かずよし」ではなく「わほう」と読むことを今回初めて知ったほどですが、よくギャラリーたぴお(1979~2016)の酒宴で陽気に話していた姿を思い出します。僭越ながら、図録にも、ごく短いひとことを寄せさせていただきました。
図録から、略年譜を引いておきます。
1969~72 かこう会展(愛知県立美術館)
71 個展(CA画廊/名古屋)
74 個展(札幌時計台ギャラリー)
81~86 個展(ギャラリーユリイカ/札幌)
87~2002 個展(ギャラリーたぴお/札幌)
87 ビエンニアル1987(札幌時計台ギャラリー)
88~2004 現代存在派展(ギャラリーたぴお、アートスペース201/札幌)
2001、03 野外オブジェ展イン栗沢
02 ユニバーサルアート展(芸術の森工芸館/札幌)
03 個展(スクラップアート美術館)
個展(ART-MAN gallery/札幌)
04 北海道抽象派作家協会展(札幌市民ギャラリー)
05~07、10、11、18 ボレアス展(函館、長崎、新潟、那覇、静岡、帯広)
07 平松和芳アッサンブラージュ展(レ・ノール&自由空間/札幌)
2021年1月21日(木)~26日(火)午前10時~午後6時(最終日~4時)
アートスペース201(札幌市中央区南2西1 山口中央ビル6階)
□M.ババッチの廃品アート https://plaza.rakuten.co.jp/chameron/
過去の関連記事へのリンク
平松和芳さんのこと (2010)
■第25回存在派展(MEX25=2005年)
■第三十一回北海道抽象派作家協会展(2004年、画像なし)
■企画展 平松和芳展(2003年、画像なし)
■野外オブジェ展in栗沢 (2003年)
■平松和芳展(2002年、画像なし)
■野外オブジェ展イン栗沢 (2001年、画像なし)
■伊勢幸広・M.ババッチ二人展 (2010)
25th ΒΟΡΕΑΣ Vancouver Art Exhibition (2015 Jun 19,20,21,Canada) ボレアス展、カナダで開催 (2015、画像なし)
【告知】第24回ボレアスジャパン主催 ボレアス熊本展(2014、画像なし)
スクラップアート美術館と佐佐木方斎展…7月23日の日記・3(2006)
■BABATCHI展(2001)
佐野哲也・最上愼一 写真による二人展 moving+still (2000)