国内外からやって来た観光客のうちどれだけが
「ここは札幌国際芸術祭SIAF2024の会場だ」
と認識していたかどうかはわからないとはいえ、期間中、とにかく多くの人でにぎわっていた大通2丁目会場。
筆者も、なにせ職場が近い上に、夜遅くまで(たしか午後10時)開いていたため、延べ4回訪れました。
冒頭画像、オーストラリアのアート集団「エネス」によるインスタレーション「AIRSHIP ORCHESTRA」。
バーバパパ一家のような形状をしていますが、人が近づくと色がさまざまに変化し、目玉も動くなど、インタラクティブアートのお手本のよう。
2丁目会場で断トツの人気ぶりでした。
じつは「エアシップ・オーケストラ」以外にもいろいろなものがありました。
天に向かってのびる光は齋藤誠一さん「JIKU#20 SAPPORO」。
まあ、空にむかってサーチライトを投映するのは、第1回横浜トリエンナーレにおけるオノ・ヨーコとか、サッポロYUKITERRACEとか、いろいろありましたが。
手前にある「X」印に組んだのは、同じく齋藤誠一の「meta forest」。
間伐材で作ってあるそうです。
使用後も再利用されると聞きました。
もっとも、札幌にも北海道にも木はたくさんあるので、東京の人ほどにはこういう作品にはありがたみを感じなかったりします。
一種の比喩というか、森の象徴ととらえれば良いのかもしれません。
大通公園2丁目会場について、公式サイト( https://2024.siaf.jp/venue/snowfes/ )には次のようにあります。
建設工事が終盤にさしかかった北陸銀行の新社屋が、試運転でしょうか、窓に七色の光を点滅させて、サーチライトと調和していました。
下の方に見えるのは、panoramatiks+日建設計のインスタレーション「未来の雪のまちのサイン」。
(2月16日午後、この段落を訂正しました)
白く薄い布が風にはためき、中の通路をくぐり抜ける人にやさしくふれていきます。
記しておきたいのは、このあたりに特殊な無方向性スピーカーが設置されていて、音をずっと流していたこと。
それがなんと、セミの鳴き声だったのです。
真冬だというのに!
脳をバグらせる仕掛けだったのかもしれません。
あとは、エアシップ・オーケストラの変化をお楽しみください。
画像が多いので、次項に続きます。
「ここは札幌国際芸術祭SIAF2024の会場だ」
と認識していたかどうかはわからないとはいえ、期間中、とにかく多くの人でにぎわっていた大通2丁目会場。
筆者も、なにせ職場が近い上に、夜遅くまで(たしか午後10時)開いていたため、延べ4回訪れました。
冒頭画像、オーストラリアのアート集団「エネス」によるインスタレーション「AIRSHIP ORCHESTRA」。
バーバパパ一家のような形状をしていますが、人が近づくと色がさまざまに変化し、目玉も動くなど、インタラクティブアートのお手本のよう。
2丁目会場で断トツの人気ぶりでした。
じつは「エアシップ・オーケストラ」以外にもいろいろなものがありました。
天に向かってのびる光は齋藤誠一さん「JIKU#20 SAPPORO」。
まあ、空にむかってサーチライトを投映するのは、第1回横浜トリエンナーレにおけるオノ・ヨーコとか、サッポロYUKITERRACEとか、いろいろありましたが。
手前にある「X」印に組んだのは、同じく齋藤誠一の「meta forest」。
間伐材で作ってあるそうです。
使用後も再利用されると聞きました。
もっとも、札幌にも北海道にも木はたくさんあるので、東京の人ほどにはこういう作品にはありがたみを感じなかったりします。
一種の比喩というか、森の象徴ととらえれば良いのかもしれません。
大通公園2丁目会場について、公式サイト( https://2024.siaf.jp/venue/snowfes/ )には次のようにあります。
れから私達が生活するまちはどのように変化するのでしょうか?
テクノロジーはどのように取り込まれ、人工的なまちと自然環境はどのような関係になるべきでしょうか?雪まつり期間中にSIAFのプログラムとして作り出される「とある未来の雪のまち」は作品として未来のまちを切り取り表現する実験都市インスタレーションです。
(中略)
自動運転車が街に存在し、必要なものが必要なデザインによってアップデートされるまちの姿とともに、そこでどのように遊び、学び、集い、昼を過ごし、夜を迎えるのか、ぜひ皆さんと一緒に「とある未来の雪のまち」のイメージを来場するみなさんと一緒に作り上げていきたいと思います。
建設工事が終盤にさしかかった北陸銀行の新社屋が、試運転でしょうか、窓に七色の光を点滅させて、サーチライトと調和していました。
下の方に見えるのは、panoramatiks+日建設計のインスタレーション「未来の雪のまちのサイン」。
(2月16日午後、この段落を訂正しました)
白く薄い布が風にはためき、中の通路をくぐり抜ける人にやさしくふれていきます。
記しておきたいのは、このあたりに特殊な無方向性スピーカーが設置されていて、音をずっと流していたこと。
それがなんと、セミの鳴き声だったのです。
真冬だというのに!
脳をバグらせる仕掛けだったのかもしれません。
あとは、エアシップ・オーケストラの変化をお楽しみください。
画像が多いので、次項に続きます。
(この項続く)