札幌市中央区南1西2の「IKEUCHI GATE(イケウチ・ゲート)」が6月21日かぎりで閉店します。
アウトドアブランドの「ノースフェイス」などが入居する商業施設ですが、もともとは、金物屋が起源のしにせデパート「丸ヨ 池内」です。
ことし3月20日の北海道新聞によると
「地下1階地上8階建て延べ約1万平方メートル。建物は1953年に完成し、73年の増築で現在のビルになった」
とのことですから、老朽化で取り壊されるのもやむを得ないかもしれません。
エレベーターは1基のみ。エスカレーターも上りだけで、こういう高度成長期やそれ以前の仕様の商業施設はほんとうに少なくなりました(昔は、マルサ2なども、上りエスカレーターしかなかったです)。
さて、当ブログに関係してくるのは、この6階に、古書を中心に、人文系小出版社の個性的な品ぞろえの新刊をそろえた「書肆吉成イケウチゲート店」があること(ツイッター→ @y_ikeuchiGATE6F 本店は東区です)。
一角がギャラリーになっており、吉増剛造展などが開かれていました。
札幌の都心の、文化発信スポットが2年余りで移転を余儀なくされてしまうのは残念です(移転先、筆者は聞いていません)。
そして、おなじフロアには、商業系画廊や、貸しギャラリーの「gallery ひと粒」もあります。
「ひと粒」は書肆吉成よりもさらに新しく、筆者は2、3度しか行ったことがありません。あまり滲透しないうちに店じまいしてしまうのかなあ~。
関連記事へのリンク
茶廊法邑あす(2019年12月29日)閉廊―札幌ギャラリー事情
札幌のギャラリー事情・続き(2019)
書肆吉成のイケウチゲート店に行ってきた
アウトドアブランドの「ノースフェイス」などが入居する商業施設ですが、もともとは、金物屋が起源のしにせデパート「丸ヨ 池内」です。
ことし3月20日の北海道新聞によると
「地下1階地上8階建て延べ約1万平方メートル。建物は1953年に完成し、73年の増築で現在のビルになった」
とのことですから、老朽化で取り壊されるのもやむを得ないかもしれません。
エレベーターは1基のみ。エスカレーターも上りだけで、こういう高度成長期やそれ以前の仕様の商業施設はほんとうに少なくなりました(昔は、マルサ2なども、上りエスカレーターしかなかったです)。
さて、当ブログに関係してくるのは、この6階に、古書を中心に、人文系小出版社の個性的な品ぞろえの新刊をそろえた「書肆吉成イケウチゲート店」があること(ツイッター→ @y_ikeuchiGATE6F 本店は東区です)。
一角がギャラリーになっており、吉増剛造展などが開かれていました。
札幌の都心の、文化発信スポットが2年余りで移転を余儀なくされてしまうのは残念です(移転先、筆者は聞いていません)。
そして、おなじフロアには、商業系画廊や、貸しギャラリーの「gallery ひと粒」もあります。
「ひと粒」は書肆吉成よりもさらに新しく、筆者は2、3度しか行ったことがありません。あまり滲透しないうちに店じまいしてしまうのかなあ~。
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