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■森迫暁夫個展 (12月7日で終了)

2009年01月07日 21時09分16秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 
 「第46回道都大学中島ゼミ展と4つの個展 版と型をめぐって」の、個展のひとつ。ゼミOBで、イラストレーターなどとして活躍中の森迫暁夫(もりさこ・あきお)さんです。
 会場でいちばん目立っていたのは、冒頭画像の「モリノコ」です。
 2008年春の「VOCA(ヴォーカ)」展に出品した大作です(画像はその一部)。

 筆者は10年近くも前から「森迫さん、すごい」と言い続けてきたので、昨春「VOCA」にノミネートされたのは、なんだかうれしかったです。
 現代絵画の登龍門とされる「VOCA」で、森迫さんは入賞は逃しましたが
「わたしは強く推したのに」
と熱っぽく語ってくれた審査員の方もいたそうです。
 「やっぱり端(聡)さんや森(弘志)さんはすごいなあ」
と、ふたりでしみじみ。
(道内在住でこれまでの受賞者はこの2人だけ)

 森迫さんの作品は、全体の構図がどうこうというより、細部のおもしろさが魅力なので、部分を拡大した画像を掲げてみます。

           

           

 つづいて、全体像です。



 こうしてみると、「モリノコ」の「モリ」は、森迫さんの「モリ」であると同時に、家や人や動物、植物がにぎやかに登場するほんとの「森」なのだなあと感じます。
 支持体は一見、カンバスに見えますが、異なる素材です。


           

 平面インスタレーション的な作品もありました。

 ほかにもいろいろ話を聞いたのですが…。
 アップが遅くなって申し訳ありません。


2008年12月2日(火)-7日(日)10:00-18:00(初日15:00-、最終日-17:00)
札幌市民ギャラリー(中央区南2東6)


道都大学中島ゼミ版's展@狸小路 第1週・一文字Tシャツ展(2008年7月)
第44回道都大学中島ゼミ展 版と型をめぐって(2007年)
第42回道都大学中島ゼミ展 版と型をめぐって(2006年) ■森迫さんの画像
第37回道都大学中島ゼミ展(2003年、画像なし)
花鳥風月のアンティーク・ルームと森迫暁夫の絵(2003年、画像なし)

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