(承前)
上常呂は、北光社の次の駅。
「ふるさと銀河線」の、北見をふくめて3つ目の駅である。
北光社とちがい、ここは駅らしいたたずまいを見せている。
駅のある地名は「上ところ」と表記する。
これは、常呂町にあるものと勘違いされるのを防ぐためらしい。
上ところ地区は、周囲に玉ネギなどの畑が広がる中、ちょっとした集落になっており、学校や店などもある。
おそらく、鉄道が物流の中心だった時代、ここに駅があったので、農産物の集散地になっていたためなのだろう。
十勝管内池田町の高島や同鹿追町の屈足(くったり)、北見市の緋牛内(ひうしない)などもおなじ成り立ちだろうと思う。
プラットフォームは上下線とも残っていた。
右手奥に大きな農業用倉庫が見える。
その前の鉄塔は携帯電話の中継所だろう。
駅舎を兼ねたコミュニティプラザ。
相当立派で新しい建物である。
プラットフォーム側にはいまも「上常呂駅」の文字が。
台所事情の苦しい北海道ちほく高原鉄道が全国から賛同者を集め、その名前を星型のシールに記して、枕木を利用して貼ってあった。
いまとなっては、むなしい願いになってしまったが…。
駅前を望む。
駅前には日本通運の事務所や店舗などはなく、数百メートル離れた道道沿いに店が並んでいる。
ほかに、古い鉄工所があるが、馬具や農具などを取り扱ってきたのだろう。
道内では、駅の近くには農業用の古い倉庫が見られることが多い。
近くの道路から見た線路跡。
いまや踏切があったことをしのばせるものは何もなく、バラスト(砂利)だけがかつての線路の痕跡を物語る。
上常呂は、北光社の次の駅。
「ふるさと銀河線」の、北見をふくめて3つ目の駅である。
北光社とちがい、ここは駅らしいたたずまいを見せている。
駅のある地名は「上ところ」と表記する。
これは、常呂町にあるものと勘違いされるのを防ぐためらしい。
上ところ地区は、周囲に玉ネギなどの畑が広がる中、ちょっとした集落になっており、学校や店などもある。
おそらく、鉄道が物流の中心だった時代、ここに駅があったので、農産物の集散地になっていたためなのだろう。
十勝管内池田町の高島や同鹿追町の屈足(くったり)、北見市の緋牛内(ひうしない)などもおなじ成り立ちだろうと思う。
プラットフォームは上下線とも残っていた。
右手奥に大きな農業用倉庫が見える。
その前の鉄塔は携帯電話の中継所だろう。
駅舎を兼ねたコミュニティプラザ。
相当立派で新しい建物である。
プラットフォーム側にはいまも「上常呂駅」の文字が。
台所事情の苦しい北海道ちほく高原鉄道が全国から賛同者を集め、その名前を星型のシールに記して、枕木を利用して貼ってあった。
いまとなっては、むなしい願いになってしまったが…。
駅前を望む。
駅前には日本通運の事務所や店舗などはなく、数百メートル離れた道道沿いに店が並んでいる。
ほかに、古い鉄工所があるが、馬具や農具などを取り扱ってきたのだろう。
道内では、駅の近くには農業用の古い倉庫が見られることが多い。
近くの道路から見た線路跡。
いまや踏切があったことをしのばせるものは何もなく、バラスト(砂利)だけがかつての線路の痕跡を物語る。