(承前)
Kazuko Koga “SITE-harukayama”
古賀和子さんは1939年、江別在住。
ギャラリーたぴおでのグループ展にしばしば参加している。
筆者が記憶しているのは、小型のオーブントースターの廃品を加工した作品。
個展も開いているようだが、3度とも、たまたま筆者が札幌にいない時期と重なっており、拝見できていない。
20世紀までは絵画を制作していたが、その後、立体造形に転じたようだ。
そういうわけなので、このインスタレーションを見た時はちょっとびっくりした。
冒頭のキューピー人形は、この上の写真で、右側の女性がかざしている携帯電話のすぐ左側に飾ってあるものである。
年齢で物事を判断してはいけないのだろうが、このポップな色づかいは、70代ということが信じられない若々しさだ。
写真では分かりづらいが、茶色の部分には少しだけ水がたまっている。
長方形の発掘現場の中央には、小さな球を集めて積み上げた塔がそびえている。
素材としては、色鮮やかな子ども用シャベルや、海外の新聞紙などが用いられ、ちりばめられている。
作家の意図はそれほど明らかではないが、なにやら文明批評的なものを感じさせる。
□ギャラリー門馬の関連ページ http://www.g-monma.com/archive/2010/1113_koga/photo/index.html
■異形小空間22人展9th (2003~04年、画像なし。1月14日の項)
Kazuko Koga “SITE-harukayama”
古賀和子さんは1939年、江別在住。
ギャラリーたぴおでのグループ展にしばしば参加している。
筆者が記憶しているのは、小型のオーブントースターの廃品を加工した作品。
個展も開いているようだが、3度とも、たまたま筆者が札幌にいない時期と重なっており、拝見できていない。
20世紀までは絵画を制作していたが、その後、立体造形に転じたようだ。
そういうわけなので、このインスタレーションを見た時はちょっとびっくりした。
冒頭のキューピー人形は、この上の写真で、右側の女性がかざしている携帯電話のすぐ左側に飾ってあるものである。
年齢で物事を判断してはいけないのだろうが、このポップな色づかいは、70代ということが信じられない若々しさだ。
写真では分かりづらいが、茶色の部分には少しだけ水がたまっている。
長方形の発掘現場の中央には、小さな球を集めて積み上げた塔がそびえている。
素材としては、色鮮やかな子ども用シャベルや、海外の新聞紙などが用いられ、ちりばめられている。
作家の意図はそれほど明らかではないが、なにやら文明批評的なものを感じさせる。
□ギャラリー門馬の関連ページ http://www.g-monma.com/archive/2010/1113_koga/photo/index.html
■異形小空間22人展9th (2003~04年、画像なし。1月14日の項)
(この項続く)