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■天塩川温泉ギャラリー アジアプリントアドベンチャー(1)

2008年07月08日 21時27分31秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
承前

 これから、8つのエントリで、アジアプリントアドベンチャーの各会場について述べる。
 なお、作品表記は英語が基本のようだ。

 「天塩川温泉ギャラリー」は、温泉施設の中にある会場。
 これまでも、森川亮輔さんの彫刻展や杉山留美子さんの絵画展などがひらかれている。
 ただ、広さはそれほどでもなく、今回はわずか3人の展示となっている。

 池田緑さん(帯広)「The World with the Mask 1999-2008」はデジタル写真。
 世界各地の街頭にマスクをとりつけていった様子を撮影し、12枚をまとめてプリントしたものが2点並んでいる。
 深川市のアートホール東洲館で先ごろ開かれた大がかりな個展にも出品されていたのと、おなじコンセプトの作品。ただし、縦長の紙にプリントされている。
 駅や教会など、なんとなく、ドイツ語圏が多いような感じがする。

 ほかに、白土薫さんが「Forest」、中谷有逸さんが「KOZIKI(Presentiment)」を出品。
 古事記をローマ字で書くと、どうも妙だなあ。
 Japanese oldest mythとか、説明があった方がいいような気もする。


08年7月1日(火)-15日(日)(火)10:00-17:00
=曜日、訂正しました

 なお、温泉の食堂には、矢崎勝美さんの「COSMOS」(1988年)や石垣光雄さんの作品が展示してある。
 さらに、正面玄関の階段から2階に上がると、そこの広間にも、故田村宏さんの木彫や、旭川の抽象画家だった菅原弘記さんの絵が展示してあった。
 ふたりとも、音威子府に晩年アトリエを構えていた砂澤ビッキと親交があったので、ここに作品があるのかもしれない。




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