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第2回美術検定、札幌などで10月26日に

2008年06月15日 20時00分43秒 | 情報・おしらせ
 わが家に、ポスターと大量のちらしが届きました。

 「美術検定」は、月刊誌「美術手帖」で知られる美術出版社が2003年から始めた「アートナビゲーター検定」が前身。
 昨年から、美連協(美術館連絡協議会)と読売新聞社が実行委に加わり「美術検定」に衣替えしました。
 また、これまでの1-3級のほか、ことしから4級が新たに始まります。

 うむむ。
 この大量のちらし、拙者が読売新聞社の競争相手の会社に勤務しておると知っての狼藉であるか。

 それは冗談として…

 各級の出題レベルは

4級 西洋美術・日本美術の名作を知る(公式テキストより出題)
3級 西洋美術・日本美術の歴史的な流れを理解する(公式テキストより出題)
2級 幅広い美術の知識および美術鑑賞の場の社会的役割や歴史などを理解する(公式テキスト、実践キーワードより出題)
1級 美術の知識を基に自分で解釈・思考し、明確に伝達できる(実践キーワードより出題)

となっており、問題形式・合格の目安は

4級 マークシート問題50問
3級 マークシート問題100問
2級 マークシート問題100問+穴埋め問題
1級 穴埋め問題+記述式問題

で、いずれも合格の目安は、正答率60-70%(受験者全体の回答率により上下します。元の文は「左右」になっていましたが…)。
 「1級は穴埋め、記述式問題が一定の基準に達すれば合格です。1級取得者には「アートナビゲーター」の称号が授与されます」とのことです。

 なお、昨年の合格率は、3級が66.5%、2級が33.9%、1級が18.6%でした。

 2-4級はだれでも受験可能ですが、1級は美術検定(旧アートナビゲーター検定)2級取得者のみ受験可能。
 4級と3級、3級と2級は併願可能です(これも今年から)。

 試験は10月26日、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡で開催されます。1級は東京と大阪のみです。

 申し込みは8月1日(金)から9月16日(火)のあいだ、インターネットで。
 なお、全国の一部書店でも8月1日-9月13日(土)に受け付けています。
 受験料は4級3800円、3級5800円、2級7500円、1級9500円(いずれも税込み)となっています。

 試験の結果は、12月下旬に、受験者全員に送られます。

 公式テキストや「検定問題セレクト」「実践キーワード88」といった書籍は6月から出版予定。もちろん、美術出版社からです。


http://www.bijutsukentei.jp/

http://waga.nikkei.co.jp/enjoy/art.aspx?i=MMWAe5018024072007


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