![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/6e/1cd050e4a7effe2324b5a09e7a6dae83.jpg)
(承前)
昨年10月、北見市常呂町多目的研修センターに立ち寄った際、砂澤ビッキの「北の動物たち」などが展示されていたのは確認できましたが、「北の星座A・B」という木彫が見当たらず、ふしぎに思っていました。
これは筆者の思い違いで、それはワッカネイチャーセンターにあったのです。
筆者は北見ブックレット「北見の彫刻・彫像MAP」に載っている写真から、もっと広い場所にゆったり展示されているものだとばかり思っていたのですが…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c5/cc2bced4e6c9c93a35911800c4b38b7d.jpg)
出入り口のすぐ横の、公衆電話などの近くの壁際に、肩身が狭そうに置かれていました。
しかも、説明板が作品の前に置かれて、木彫の全体を見るのを妨げています。
この説明は、常呂町多目的研修センターにあったものと同じもののようです(河野本道の執筆)。
ううむ。
いまや、アイヌ民族という枠を越えて、北海道、いや日本の代表的な彫刻家のひとりというべき人の作品の取り扱いとしては…。
いや、結界で厳重に囲うよりもまだいいのかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e4/3c3cc801595fcf984f381235e4153073.jpg)
ワッカネイチャーセンターは、サロマ湖の細長い砂洲に広がる「ワッカ原生花園」の前線基地のような施設です。
現在、ここから奥の原生花園には車の立ち入りができないため、センターで自転車を借りて走るのが一般的です。
5~7月の好天時にはさまざまな野の花が咲き乱れ、左はサロマ湖、右はオホーツク海という景観の中を、さっそうと走るのは、とても気分がいいです。
しかし、筆者が訪れたときは、冷たい風が吹きすさび、重たい雲から小雨が降って、初冬のような天気でした。
過去の関連記事へのリンク
砂澤ビッキ「北の動物」「無題」「分水嶺A・B」
砂澤ビッキ「北の動物たち」(北見市常呂町)
■山川草木 美は自然に宿る(2020。「風」の画像あり)
■砂澤ビッキの詩と本棚 (2020)
近美コレクション 北の美術家群像 (2018)
■砂澤ビッキ展 木魂(こだま)を彫る (2017)
■中原悌二郎記念旭川彫刻美術館ステーションギャラリーがオープン(2012)=「カムイミンダラ」を常設展示
■森と芸術 (2011)※画像なし
砂澤ビッキ「四つの風」(札幌芸術の森野外美術館)の2本目も倒壊 ※画像なし
砂澤ビッキ「四つの風」の1本が倒れる 遺志尊重し修復せず-札幌芸術の森野外美術館 (2010)
■砂澤ビッキ展 樹兜虫の世界 (2009年2月)※画像なし
■砂澤ビッキ展(2008年)※画像なし
■エコミュージアムおさしまセンター(BIKKYアトリエ3モア)=「オトイネップタワー」の画像あり
■砂澤ビッキ作品、旭川市に寄贈(2007年)※画像なし
「四つの風」 (2006現在の画像)
「四つの風」をあしらった札幌市交通局のウィズユーカード (2002.ページ最下段)
昨年10月、北見市常呂町多目的研修センターに立ち寄った際、砂澤ビッキの「北の動物たち」などが展示されていたのは確認できましたが、「北の星座A・B」という木彫が見当たらず、ふしぎに思っていました。
これは筆者の思い違いで、それはワッカネイチャーセンターにあったのです。
筆者は北見ブックレット「北見の彫刻・彫像MAP」に載っている写真から、もっと広い場所にゆったり展示されているものだとばかり思っていたのですが…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c5/cc2bced4e6c9c93a35911800c4b38b7d.jpg)
出入り口のすぐ横の、公衆電話などの近くの壁際に、肩身が狭そうに置かれていました。
しかも、説明板が作品の前に置かれて、木彫の全体を見るのを妨げています。
この説明は、常呂町多目的研修センターにあったものと同じもののようです(河野本道の執筆)。
ううむ。
いまや、アイヌ民族という枠を越えて、北海道、いや日本の代表的な彫刻家のひとりというべき人の作品の取り扱いとしては…。
いや、結界で厳重に囲うよりもまだいいのかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e4/3c3cc801595fcf984f381235e4153073.jpg)
ワッカネイチャーセンターは、サロマ湖の細長い砂洲に広がる「ワッカ原生花園」の前線基地のような施設です。
現在、ここから奥の原生花園には車の立ち入りができないため、センターで自転車を借りて走るのが一般的です。
5~7月の好天時にはさまざまな野の花が咲き乱れ、左はサロマ湖、右はオホーツク海という景観の中を、さっそうと走るのは、とても気分がいいです。
しかし、筆者が訪れたときは、冷たい風が吹きすさび、重たい雲から小雨が降って、初冬のような天気でした。
過去の関連記事へのリンク
砂澤ビッキ「北の動物」「無題」「分水嶺A・B」
砂澤ビッキ「北の動物たち」(北見市常呂町)
■山川草木 美は自然に宿る(2020。「風」の画像あり)
■砂澤ビッキの詩と本棚 (2020)
近美コレクション 北の美術家群像 (2018)
■砂澤ビッキ展 木魂(こだま)を彫る (2017)
■中原悌二郎記念旭川彫刻美術館ステーションギャラリーがオープン(2012)=「カムイミンダラ」を常設展示
■森と芸術 (2011)※画像なし
砂澤ビッキ「四つの風」(札幌芸術の森野外美術館)の2本目も倒壊 ※画像なし
砂澤ビッキ「四つの風」の1本が倒れる 遺志尊重し修復せず-札幌芸術の森野外美術館 (2010)
■砂澤ビッキ展 樹兜虫の世界 (2009年2月)※画像なし
■砂澤ビッキ展(2008年)※画像なし
■エコミュージアムおさしまセンター(BIKKYアトリエ3モア)=「オトイネップタワー」の画像あり
■砂澤ビッキ作品、旭川市に寄贈(2007年)※画像なし
「四つの風」 (2006現在の画像)
「四つの風」をあしらった札幌市交通局のウィズユーカード (2002.ページ最下段)
(この項続く)