札幌を拠点に活動している「こんのあきひと」改め「こんの工作所」さんは、一風変わった発表を続けています。
グループ展を開いたり、団体公募展に出したりといったことはせず、ライジング・ロックフェスティバル・イン EZO や「OTO TO TABI」、プリメケロンのコンサート会場や、写真展の会場などを装飾しています。
装飾がテーマゆえ、主人公よりも目立ってはいけません。あくまで引き立て役でありながら、なくてはならない存在感を放つ―こういう難しい立ち位置で、活動を続けています。
今回の発表場所はレストラン。
「nest」という店名のせいか、各テーブルの照明には、鳥の巣を思わせる装飾があらかじめついています。
こんのさんの作品は、それよりも控えめに、店内のあちらこちらに散らばっていました。
こちらも店名にちなみ、小さな巣箱が置かれたり、白い鳥のモビールがつるされたりしています。
他のお客さんのじゃまにならない程度に、お店の中を探し回るのも楽しい体験でした。
美術に限らずどんな分野でも、作品が目立とうとして大きさを競うのは、作者の気持ちになってみれば当然だと思います。
しかし、そういう作品が多いなかで、あえて「従」の位置を保つことでかえって存在感を得ているというのはおもしろいことです。
なかなかふつうのスタイルの個展を開かないこともあって、足を運べないことも多いのですが、今後も機会があれば見たいです。
2017年3月1日(水)~20日(月)午前11時~午後6時30分(土日~午後7時)、不定休
キッチン nest(札幌市中央区南3西8 大洋ビル2階)
□こんの工作所 http://konno-akihito.tumblr.com/
■こんのあきひと作品展『夏の終わりの』 (2015)
ライジングサン・ロックフェスティバル2015
■こんのあきひと作品展 空飛ぶ円盤(2014)
■HAKONIWA PHOTO EXHIBITION 2011
■こんのあきひと作品展 made by hands (2010)
■さっぽろフォトステージPart2 (2009年12月)
■500m美術館 (2008年)
グループ展を開いたり、団体公募展に出したりといったことはせず、ライジング・ロックフェスティバル・イン EZO や「OTO TO TABI」、プリメケロンのコンサート会場や、写真展の会場などを装飾しています。
装飾がテーマゆえ、主人公よりも目立ってはいけません。あくまで引き立て役でありながら、なくてはならない存在感を放つ―こういう難しい立ち位置で、活動を続けています。
今回の発表場所はレストラン。
「nest」という店名のせいか、各テーブルの照明には、鳥の巣を思わせる装飾があらかじめついています。
こんのさんの作品は、それよりも控えめに、店内のあちらこちらに散らばっていました。
こちらも店名にちなみ、小さな巣箱が置かれたり、白い鳥のモビールがつるされたりしています。
他のお客さんのじゃまにならない程度に、お店の中を探し回るのも楽しい体験でした。
美術に限らずどんな分野でも、作品が目立とうとして大きさを競うのは、作者の気持ちになってみれば当然だと思います。
しかし、そういう作品が多いなかで、あえて「従」の位置を保つことでかえって存在感を得ているというのはおもしろいことです。
なかなかふつうのスタイルの個展を開かないこともあって、足を運べないことも多いのですが、今後も機会があれば見たいです。
2017年3月1日(水)~20日(月)午前11時~午後6時30分(土日~午後7時)、不定休
キッチン nest(札幌市中央区南3西8 大洋ビル2階)
□こんの工作所 http://konno-akihito.tumblr.com/
■こんのあきひと作品展『夏の終わりの』 (2015)
ライジングサン・ロックフェスティバル2015
■こんのあきひと作品展 空飛ぶ円盤(2014)
■HAKONIWA PHOTO EXHIBITION 2011
■こんのあきひと作品展 made by hands (2010)
■さっぽろフォトステージPart2 (2009年12月)
■500m美術館 (2008年)