ギャラリー回りをしてから、午後出勤。
27日限りで終わってしまう展覧会が中心。
アートスペース201
→富士フイルムフォトサロン(水の景 清野幸輝写真展、28日まで)
→キヤノンギャラリー
→石の蔵ぎゃらりぃ はやし
→ギャラリーたぴお
→きたいちギャラリー
→STVエントランスアート
→道新ぎゃらりー
「石の蔵ぎゃらりぃ はやし」では、富良野市山部の穴窯で備前焼に取り組んでいる若手陶芸家・恒枝直豆(つねき・なおと)さんの個展がひらかれていた。
恒枝さんは倉敷出身で、陶に用いる土は本場・岡山県から取り寄せているという。わりと明るめの色の大きなマグカップや皿、茶碗、ぐいのみなどがならぶ。 「食器を作りたかったので、登り窯ではなく、明るい色が出る穴窯にしました」
と恒枝さん。雪国ならではの、窯を維持する苦労もあるようだ。
27日で終了。
ギャラリーに隣接するカフェでは、函館の陶芸家・芋坂恒冶さんの赤絵の器が何個かならんでいた。
朱や金色の渦巻きがぐるぐると躍る個性的なうつわだ。
STVエントランスアートでは稲村範子展。
地元・札幌では長くパークギャラリーで個展をひらいてきた染色作家といい、まったく知らなかったけれど、作品は虹のようなあざやかな発色で、布を壁にかけたり、空中につるしたりして、とても美しい。
虹といっても、靉嘔(アイ・オー)のようにひとつひとつの色の帯がはっきりとわかれているのではなく、隣どうしの色が溶け合っており、染色という技法を効果的に生かしていると思った。
6月15日まで。
さて、あすは日曜に出勤したので、代休である。
がんばって、遠方のギャラリーをまわりたい。
今週は、時計台ギャラリーで「北の日本画展」、三越で「春の院展」と、日本画の大型展覧会が続く。
あと、工芸ギャラリー愛海詩の米原眞司展が楽しみだ(6月1日まで)。