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訂正あり■白日会創立百周年記念展 (3月21日~4月1日・六本木) 2024年春東京(12)

2024年04月15日 09時43分13秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(承前。末尾に訂正があります)

 冒頭画像は、昨年の第99回で「春光輝(湧別川)」 が最高賞の白日会賞に輝いた伊藤英二さん(オホーツク管内湧別町)の水彩「歳晩の飛沫」。
 水彩は額にガラスが入っているので、映り込みがあることをご了承ください。
 
 
 
 白日会は、日展系の団体公募展の一つ。
 写実の人物、風景、静物画がほとんどを占めています。

 この日午前に見た独立展の春季新人選抜展と春季二紀展は、あくまで春季展ですが、白日会は本展です。
 筆者は初めて見ました。
 そもそも日展系の団体展を見ること自体、初めてです。
 名古屋や京都、金沢などに比べると、北海道まで巡回してくる団体公募展はほんとうに少ないのです。

 かつて白日会北海道支部が札幌時計台ギャラリーで支部展を毎年開いていたころと、道内勢は顔ぶれがかなり変わりました。
 けっこう多くの人が入選していることがわかりました。

 白日会とはなんぞやという話は次項に回し、とりあえず道内出品者を紹介します。
 撮影し忘れなどがあるかもしれません。ご海容のほどお願いいたします。


 まずは、道内在住ではありませんが、道内出身の人気画家で白日会常任委員の高梨芳実さん「ANNA」。




 右端は、準会員推挙となった中村富志男さん「初冬の十勝平野朝景」。
 中村さんは来月、札幌の大丸藤井スカイホールで個展を開きます。




 鈴木麻美さん「訪問者」。




 オホーツク管内美幌町のベテラン会員、芳賀文明さん「林道」。




 こちらもベテラン会員の中矢勝善さん「雪積もる頃」。




 左上が吉田亮子さん「時を経てなお」




 石狩管内当別町に拠点のある浜地彩さん「青い時」。
 初入選です。




 会員・後藤俊子さん「チェス台のある静物」




 準会員・横山文代さん「Restart(再出発)」




 沼田宏典さん「小運河に架かる石橋―ベネチア―」




 加世堂光子さん「茜色の更紗と静物」




 準会員・伊藤ひとみさん「MAYUMI」





 大崎美和子さん「静かな時間」。
 後ろの壁に貼ってある楽譜が、何の曲のものか気になって、拡大してみました。




 加藤貢さん「豊平館ほうへいかん




 右は、道内水彩画のベテランで、会員・小堀清純さん「青い扉(小樽運河)」



 
 彫刻は道内出品者がいないので、峯田義郎さん「続く旅」を挙げておきましょう。
 一時、道教大で教え、全道展会員でもありました。

※読者の方から指摘があり、道教大で教え全道展会員だったのは、峯田敏郎さん(国展会員)でした。おわびして訂正いたします。(4月16日)


2024年3月21日(木)~4月1日(月)午前10時~午後6時(最終日~3時)、26日休み
国立新美術館 2F 2A・2B・2C・2D展示室(東京都港区六本木7-22-2)

□白日会 https://www.hakujitsu.com/

過去の関連記事へのリンク
【速報】湧別の伊藤英二さんが白日賞を受賞 (2023)
「美術の窓」4月号に、湧別町の伊藤英二さんの水彩画が登場 (2020)
伊藤英二水彩画展 (2019)

中矢勝善・市川雅朗ふたり展(2022)

※以下、画像なし
第51回白日会北海道支部展(2017年5月31日~6月5日、札幌)と川村正男さんの遺作

第50回記念白日会北海道支部展■小堀清純展―白日会出品作― (2016)
第44回白日会北海道支部展
第43回白日会北海道支部展
第42回白日会北海道支部展(2008年)
第41回
第40回
第37回(7月19日の項)
第35回



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