ことしはこれまで一度も街角で耳にしてなかったジョン・レノンの「Happy Xmas-War Is Over」を、23日になってようやく聞いた。
2008年は、クラスター爆弾禁止へ国際的合意ができるなど、良いニュースもあった。
2009年こそ、戦火のない年でありますように。
War is over,If WE want it.
■A Merr . . . 本文を読む
ひさしぶりに休日1日をギャラリー回りに当てた。
年末だが、まだあいているところは多い(ただし、火曜で休んでいるところもある)。
1度しかバスに乗らなかったので、「1dayカード」ではなく「ドニチカきっぷ」を使ったのも、ひさしぶりだ。
北大総合博物館(カレル・チャペック展)→
クラフトAger→
紀伊國屋書店ギャラリー→
石の蔵ぎゃらりぃ はやし→
富士フイルムフォトサロン→(地下鉄)
札 . . . 本文を読む
後志管内倶知安町の陶芸家、林雅治さんの個展が、抽象画や現代美術の作家が多く使うギャラリーミヤシタでひらかれたのは初めてです。
長年続けてきた、陶による造形を目指すグループ「NAC」が今年限りで終わり、林さんもひとりで活動を続けていくことになりました。そのタイミングで、うつわの出品がまったくない、オブジェのみによる個展を「ミヤシタ」でひらくというのは、ひとつのけじめというか、節目のようなものにな . . . 本文を読む
会場で、札幌の陶芸家・木村初江さんに、4年ぶりに会った。
この文の末尾のリンクでもわかるように、かつての木村さんは、道内の美術家でも指折りのペースで個展をひらいていた。
これは、彼女が、陶磁のうつわの個展のほかに、インスタレーションや造形の発表も行っていたことも一因だ。
伝統にとらわれず、モノトーンを基調としたシャープなオブジェや立体は、道内でもほとんど取り組む人のないものだった。
. . . 本文を読む
北海道新聞2008年12月12日、札幌市内版から。
空き店舗が目立つ札幌市西区の発寒商店街を元気にしようと商店街や中島岳志・北大准教授らが来年1月に開店するコミュニティーカフェ「カフェ ハチャム」(発寒3の4)で、中島さんの著書の装丁などで著名な画家、装丁家の矢萩多聞さん(27)が壁画を描いている。
(中略)
壁画はカフェを作る空き店舗正面の白壁に高さ約6メートル、幅約2メートルほどの . . . 本文を読む
「ディープ山鼻」は、筆者の造語である。
くわしくは、こちらのエントリを見てほしいのだが、おおまかにいうと、山鼻の北半分の地区をさす。
先日、中島公園から「ギャラリー創」をへて、praha 2 + deep sapporoまであるいた(地図F参照)。
そのおりに撮ったスナップを何枚か…。
北区に移転したギャラリーカフェ「アガペ」の跡だと思う。
かつて . . . 本文を読む
「ゆてん」の正式名称は
北海道教育大学札幌校芸術文化課程美術コース油彩研究室 +岩見沢校芸術課程美術コース油彩画研究室展
戦後の道内美術界を担う人材を多数輩出してきた道教大の油彩研究室恒例の展覧会である。
学生離れした意欲作、刺戟的な作品が毎年展示され、楽しみにしているのだが、はっきり言って今年は全体をみると、今後の道教大美術コースの行方が心配になってくる展覧会だった。
学生にあまり . . . 本文を読む
11月24日のエントリ「3連休の前後(1)」で書き漏らしたことを記す。
チャオでばったりお会いしたHさんから手渡されたのは、昔の新聞の切り抜きとモノクロ写真を、1枚にコピーしたものだった。
新聞は、掲載紙も年月日も不明だが、活字の書体などから、昭和の終わりごろの「室蘭民報」と思われた。
連載記事のタイトルが
「室蘭地方 物故文芸作家紹介」
となっており
「志功室蘭入りに尽力」
と見出しが . . . 本文を読む
整備新幹線、部分着工で合意=財源確保は結論持ち越し-政府・与党(時事通信) - goo ニュース
2008年12月17日の北海道新聞は1面トップの大見出しで新幹線の札幌延伸を報じ、さらに2、3面見開き、社会面トップと、大々的に展開した。
全国紙の小さな扱いとはえらい差である。
北海道新聞のはしゃぎぶりは、札幌市民として理解できる。
思えば、1960年代末の全国総合開発計画で、札幌から博 . . . 本文を読む
「絵はがきのようだ」
と写真について言った場合、ほめ言葉でないことが多いような気がする。
しかし、ここまで徹底して「絵はがき的」だと、逆にすごいなーと思う。ほんとうに「絵のよう」なのだ。
横長のワイドサイズにプリントしたカラー作品が36点。
そのうち6点が大きくひきのばされ、のこる30点は、凹凸のある画用紙のような紙にプリントされている。
被写体になっているのは、紅葉のテュイルリー公園 . . . 本文を読む
ギャラリーも年末年始は休みになるところが大半だ。
中には、
・12月31日しか休まず新年は元日からあいている「工芸ギャラリー愛海詩(えみし)」とか、
・定休日の水曜である大晦日以外は、1日未明も店を開け、2日から営業するカフェエスキスとか、
・12月29日-1月1日の4日間だけ休むさいとうギャラリー
などの例もあるが。
今年は、例年にもまして、早くから年末休みに突入しているギャラリーが多い . . . 本文を読む
宮川さんは写真道展会友で、道写協(北海道写真協会)札幌支部の代表。
カラー40枚で、ミラーやガラス窓に映った風景を中心に撮っています。いわば、「見慣れているはずなのにちょっと違った札幌」といえそうです。
案内状のはがきに採用されている写真は、豊平川沿いのカーブミラーに反射した札幌市民ギャラリーの建物。
パチンコ店のカーテンウオールに家電量販店のアイキャッチャーが映り込んでいるのは、西区八軒 . . . 本文を読む
船木ゆずか、中山あや、鴨下蓉子、遠藤歩依(あい)の4氏による創作ジュエリー展。
ジュエリーというと、われわれ男性にはもともと縁がないこともあって、ブランド品で、デパートや宝石店で売ってる-ぐらいのイメージが関の山だったりします(もちろん、船木さんたちの活動は以前から知っていますが)。
1970年代あたりから日本でも、アーティストが一からデザインし制作する創作ジュエリーの動きが高まってきたとの . . . 本文を読む
勤務ダイヤのつごうで、2日つづけて、昼過ぎぐらいまでギャラリー回りができた。
しかし、歩き回るのが半日でも、なんだかつかれてしまうのだ。
16日は
キヤノンギャラリー(武田正彦写真展「20年目のパリ」=19日まで)→
富士フイルムフォトサロン(宮川恵子写真展 してきくうかん=17日で終了)→
大同ギャラリー→
道新ぎゃらりー(掛川源一郎写真展=16日で終了)→
かでる2・7→
NEPE . . . 本文を読む
札幌のギャラリー・レストランのはしりともいえ、毎月、絵画や工芸などの展覧会を企画していた「ボーノ」が、今年の春に閉店していたことを知りました。
店の正式名称としては「ガレリア・エ・リストランテ・ボーノ」ですが、「ボーノ」「ボーノ・ガレリア」などと短くつめて呼ばれることが多かったと思います。
このスペースの知名度アップに寄与したのは、画家の齊藤博之さんの個展だったかもしれません。
齊藤さん . . . 本文を読む