北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

北大工学研究院 VRシアターへの道■札幌国際芸術祭 IEIE, Reflected: Phase 4|Virtual Ground (2024年2月17、18日、札幌)

2024年02月18日 00時04分28秒 | 札幌国際芸術祭
 行ってきました。  IEIE ってなんだ?  会場は北大の工学研究院ってあるけど、たどり着けるの?  副題は「去年、鴎島で」じゃなくて「去年、鷗島で」と、正しい漢字で書いてくれないかな? …と、見る前は不安と不満がにじんでいたのですが、会場にはあっさり着くことができました。 (ちなみに、IEIE とは、“Island Eye Island Ear . . . 本文を読む

2024年2月12~16日に訪れたギャラリーは5カ所

2024年02月17日 00時02分00秒 | つれづれ日録
 2月12日は振替休日。  札幌国際芸術祭SIAF2024の連携プロジェクトでまだ訪れていない会場がいくつかあるので、見に行くつもりでしたが、くたびれて寝ていました。  13日(火)は富士フイルムフォトサロン札幌へ。  泊和幸写真展を見ました。  留萌管内遠別町で農業に携わりながら、キタキツネやオオワシなどの野生生物にレンズを向ける写真家。  野生動物が身近な存在であることが伝わってくる写真 . . . 本文を読む

続き■さっぽろ雪まつり大通2丁目会場(札幌国際芸術祭)

2024年02月16日 13時30分52秒 | 札幌国際芸術祭
(承前)  札幌国際芸術祭SIAF2024の主要6会場のひとつ、さっぽろ雪まつり大通公園2丁目会場は、八つ(あるいは9点)のうち四つが株式会社良品計画の関連でした。  ちょっと意地悪な言い方をすれば、この会場は半分が無印良品の広報だったことになるわけですが、すべてを税金など公的資金で賄うのでなく民間の資金を導入するのが芸術祭の流れだということになりつつあるのかもしれません。  さっぽろ雪まつ . . . 本文を読む

訂正あり■さっぽろ雪まつり2丁目会場 「とある未来の雪のまち」(2024年2月4~11日、札幌)

2024年02月15日 22時29分24秒 | 札幌国際芸術祭
 国内外からやって来た観光客のうちどれだけが 「ここは札幌国際芸術祭SIAF2024の会場だ」 と認識していたかどうかはわからないとはいえ、期間中、とにかく多くの人でにぎわっていた大通2丁目会場。  筆者も、なにせ職場が近い上に、夜遅くまで(たしか午後10時)開いていたため、延べ4回訪れました。  冒頭画像、オーストラリアのアート集団「エネス」によるインスタレーション「AIRSHIP ORCHE . . . 本文を読む

道川順也さん(岩見沢、画家)死去か

2024年02月14日 10時00分36秒 | 情報・おしらせ
 北海道新聞2024年2月14日「おくやみ」面の岩見沢市の項にある道川順也さんは、住所から推して、元道展会員(油彩)の道川さんと思われます。  11日死去、84歳でした。  道川さんは道展では1964年に奨励賞、66年にホクレン賞(当時そういう賞があった)を受賞し、67年に会友に推挙されました。  71年春季道展で会友賞となり、翌72年に新会員となりました。  なお、道展は2013年に退会してい . . . 本文を読む

■小松美月個展「陽のあたる窓」 (2024年2月6ー11日、札幌)

2024年02月13日 23時05分26秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 道教大岩見沢校の大学院を修了した若手、小松美月さんの、札幌では初となる個展。  これまであちこちで見た記憶があるので、札幌初ということばに意外と感じましたが、北都館での3人展、ニューオータニイン地下での2人展、二紀展の北海道支部展などで見ていて、印象に刻まれているのでした。  小松美月さんの作品はすべて具象で、室内風景や静物をモチーフにした絵が多いです。  風景もありますが、人物メインの作品は . . . 本文を読む

■chance meeting (2024年2月6~12日、札幌)

2024年02月12日 09時09分00秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 韓国人とおぼしき2人(少なくとも1人は女性)による絵画展。  1人はイラストレーション寄りで、韓国の名門・梨花女子大卒の1人は、立体的な試みも取り入れるなどファインアート寄り。      そもそも韓国の作家が突然札幌で2人展を開いていることが謎めいているのですが、もっと不思議なのは、まったく同じ展示が、札幌市資料館ミニギャラリーで昨年12月12日から17日まで開かれて . . . 本文を読む

2024年2月9~11日の日記

2024年02月12日 08時07分00秒 | つれづれ日録
 2月9日(金)  詩人原子修さん(小樽在住)、指揮者小澤征爾さんが死去したため、朝9時に出社して夜10時半退社というはめに。  昼休みはしっかり午後2時半から取って、大通公園2丁目に行き、未来の乗り物「GACHA」に乗ってきました。スカイホールで版画展「ゆきのはな 金沢・札幌交流版画20人展」も見ました。志摩利希さんが受付にいらして、いろいろ説明してくださいました。  10日(土)  休 . . . 本文を読む

■長谷川哲個展 Satoshi Hasegawa solo exhibition「HOME」 (2024年1月20日~2月11日、札幌)

2024年02月11日 18時46分30秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 長谷川哲さんは1946年生まれ、愛知拠点の、写真を素材とした現代美術の作家。  慶応大法学部の卒業で、アートは独学だということです。  北海道との縁は、97年の第26回現代日本美術展で「北海道立帯広美術館賞」を受賞し、作品「HOME」シリーズの1点が同館所蔵となったこと。  当時の学芸課長だった寺嶋さんが現在は後志管内ニセコ町の有島記念館長を務めていることを知った長谷川さんが、昨年、さっぽろ天 . . . 本文を読む

■PesMas 個展 (2024年2月6~12日、札幌)

2024年02月11日 17時30分43秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 案内のメールは来ましたが、略歴も作家ステイトメントを書いた紙などは会場になく、どこを拠点とするどんな人なのかもわかりませんでしたが、札幌拠点で海外でも活動している抽象画家山本雄基さんのアシスタントを務めていたとのこと。  緻密な計算に基づいた「冷たい抽象」を描く手伝いをしてきたわけですが、今回の(おそらく初の)個展は、絵の具を相当な厚さまで盛り上げた絵が多いです。  冒頭画像は、右が「spik . . . 本文を読む

2024年2月8日も昼からお出かけ

2024年02月10日 17時41分00秒 | 札幌国際芸術祭
 疲れがたまってきて仕事のパフォーマンスも悪くなってきたので、木曜は仕事を休むことにしました。    お昼ごろから外出。  札幌国際芸術祭SIAF2024の連携企画で、土日祝日休み・午前10時~午後5時という、ふつうの勤め人にはとうてい行けない展示が、北海道科学大学で開かれているので、この機会に訪れることにしたのです。      筆者が住んでいるのは豊平区の南のほう、科学大があるのは手稲区の北の端 . . . 本文を読む

2024年2月5~7日に訪れたギャラリー?は3カ所

2024年02月09日 09時58分29秒 | つれづれ日録
 2月5日(月)  富士フイルムフォトサロン札幌で「豊平展ほうへいてん」。北海学園大 I 部写真部の展示。ほとんどが日常的なスナップや風景で、人物写真はなく、ややおとなしい感じ。      6日(火)  朝、病院へ行き、MRI検査。  仕事のあと、さっぽろ雪まつり大通公園2丁目会場に赴き、札幌国際芸術祭SIAF2024をひとわたり見学。  ただし、時間が遅かったので、いくつかの展示は閉まってい . . . 本文を読む

美術家の雪像彫刻5基が、さっぽろ雪まつり大通公園6丁目会場に登場 (2024年2月4~11日、札幌)

2024年02月08日 21時44分00秒 | 展覧会の紹介-彫刻、立体
 さっぽろ雪まつりでは、大通公園2丁目会場が札幌国際芸術祭SIAF2024に割り当てられたことが話題になっていますが、芸術祭とは関係なく、6丁目会場に美術家・工芸家5人による雪像がつくられています。  市民小雪像や大雪像とは異なる、造形にすみずみまで意を用いた作品になっているので、アートクラスタはぜひ足を運んでください。  6丁目の、野外ステージのすぐ前側に、ひとまとまりになって並んでいます。 . . . 本文を読む

■新聞かまくら 「LAST DRIVE」~ レガシーを未来へつなぐ (2024年2月4~8日→21日に延長、札幌)

2024年02月07日 22時58分29秒 | 札幌国際芸術祭
※2月8日、以下の情報を追加しました/NEWSPAPER MUSEUM 展示、延長します!\今日までの6日間で純粋に見に来てくださった方が70人以上!それに会員さんやドロップインの方も興味持ってみてくれて嬉しい☺️ということで、21日(水)まで延長予定です!まだ見に来られてない方、ぜひDRIVEへ!h . . . 本文を読む

■THE ICEMANS 2024 in 天神山(2024年1月18~28日、札幌)

2024年02月06日 09時33分00秒 | 札幌国際芸術祭
 この企画は、札幌国際芸術祭SIAF2024開始よりも一足早く行われました。  筆者はたまたま1月27日(土)の夕方、誘われて見に行きました。  その後、この氷のドームが残っているのかどうかは確認していないので、わかりません。  どうやって作ったのかは、さっぽろ天神山アートスタジオのサイト(https://tenjinyamastudio.jp/vol-9-2.html)にわかり . . . 本文を読む