KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

戦災忌

2012年03月10日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨のち曇

熟睡していた未明に、地震で起こされた。揺れではなく襖がカタカタと鳴る夢に見ていたような・・でもやっぱり地震、と思い枕もとの目覚まし兼用ラジオをつけてみたが、地震情報は流していない。やっぱり夢だった?と思って眠ってしまった。
朝、TVをつけたら、茨城北部で震度5弱の地震だったという。この数日は揺れがなかったのに・・1年経っても余震はおさまらない。他の活断層が活発化して首都圏直下の大地震の予測もあって、いつまでも安堵の暮らしにはならない。問題の活断層のひとつは、我が家のそばにある。このあたりが震源地になる地震は殆どなかったから、かえって可能性が高いのかも。
ま、その時はその時。

今日は、東京大空襲の戦災忌。祈りの日のその翌日に大震災があって、二日続きで国の忌日が並んでしまった。
私にとって生まれて初めての記憶は、戦闘機の音と燃える空の色。それが、疎開先の海岸から見た東京の空襲の空だった。房総半島の空は戦闘機の通り道だったから耳をつんざく戦闘機の爆音は今も耳に残っている。それがトラウマになっているのか、未だに訓練の米軍機や自衛隊機の爆音には心臓がドキドキしてくる。
そんな戦争の記憶はなくても、津波や地震に出遭った子供たちには、その恐怖が生涯抜けないかもしれない。

ともかく寒い一日だった。午前中に病院へ行き、あとは家に籠ったきり。散歩がてらに病院通いをするつもりが、その気分にはなれない。

三月十日東京は雨に冷え KUMI
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