バークレイズ銀行のダイアモンド頭取がLondon Interbank Offered Rateにかかわるスキャンダルで辞任した。バークレイズ銀行は英国で最も格式の高い銀行であり、報道されているようにLIBORを自己の利益のために実際の調達コストより低く設定したのであれば、教科書的に言えば「一流銀行による市場に対する背信行為」である。しかし、そもそもLIBORのように当事者間で自然発生的に成立したものは、常に参加者にとって何らかの利益が動機になるものであり、清教徒的な考え方にはなじまないが、最近の何事にも非寛容な風潮はそれを許さないのだろう。
庭の花と生垣の一部として植えているイボタノキが花をつけたので。