回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

チュニジアの動揺

2013年02月07日 17時07分33秒 | 日記

反政府指導者の暗殺により、これまで比較的順調に民主化が進むかに見えたチュニジアの将来に暗雲が立ち込めてきた。現政権側は、挙国一致内閣への改造により、当面の政治的不安定化を避けようとしているが、そもそも暗殺者についての捜査さえできていないところでは、結局は暗殺事件の真相隠蔽と問題の先送り(時間稼ぎ)にしかならないとみられても仕方がないだろう。

独裁者が退場しても、民主化も経済再建も進まない中でチュニジアがエジプトのようになる可能性も出てきた。中東の安定はまだ先のようだ。

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