少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

モノクロ写真再発見

2005-04-06 21:46:02 | 写真
最近、いろんな方にモノクロ写真について教えていただいたせいか、自分でも明らかに写真が変わってきた。

諧調の豊かな写真とそうでないものの区別ができるようになった気がする。たとえ、その写真が他愛のない対象を撮影したものであっても、諧調の豊かな写真はそれだけで見る者を惹きつける。

もちろん、撮影の対象や構図などが大切なことは言うまでもないが、こんなにプリントの質が印象を左右するとは思っても見なかった。

もちろん現像やプリントのテクニックも大切だが、最近一番気にしていることは撮影時にしっかり露出をかけることである。露出を迷ったときは、露出を多めにかける方向に振るようにしている。ISO400のフィルムを減感して200でとっているが、実際にはもう少し低い感度相当の露出設定になっているかもしれない。このくらいしっかり露出をかけていると、後でプリントするときもやりやすい。少し硬調になるのでフィルタで1.5号くらいでプリントすることも多い。

ゾーンシステムで実効感度を求めたときより、1段くらい大目の露出でプリントしてる。少し撮影条件や現像条件が落ち着いてきたので、もう一回実効感度を求めてもいいかもしれない。

表題どおり、モノクロ写真再発見という感じだ。