少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

露出が難しい

2005-04-23 22:37:33 | 写真
先週フィルムの現像だけしてあった一本の焼付けをした。
RCペーパーばかり使っていたが、今日はバライタ紙の印画紙を使った。
現像して映像が浮かび上がってくる時間が倍くらい。
水洗いも入念にしないとだめだ。
いろいろ大変だけど、こんなに違うか?というくらい仕上がりはこっちがいい。
発色も、勿論紙によって違うだろうけど、RCが無機的な感じの色になるのに対してバライタは深みのある色で、ちょっと黒とは違う感じだ。ブラウンのような緑っぽいような。

フィルムの現像は、だいたい安定してできるようになり、撮影の時の露出を少し多めにかけることによって上手く焼きあがる確率は大分高くなった。
一連のプロセスが、大分固定されてきて、今一番問題なのは露出の決定だ。全体にネガは濃くなったので、なんとか見られるようなプリントは出来るのだが、焼付け時間が大きくバラけてしまう。
どちらかというと室内とか、日陰のような場所ではまあまだいいのだけど、直接日光が当たっている状況での露出計の使い方が今ひとつしっくり来ない。

ゾーンシステムの概念をもう一回頭に入れて露出を考えてみたい。