美しい花の意味

花は美しい。そして、多くの花の中には、特に美しい花がある。

艶かしいランや、鮮烈な赤と黄色いしべの取り合わせが素敵なガーベラ、今が盛りの桜、などなど

勿論それは人間、いや私個人の主観なのだが、とにかく美しい花は存在する。

その花の美しさはどこからくるのだろうか。

それは、花の中で繰り広げられた苦しみや悲しみの裏返しとして、ひと時の輝きを外に向かって放った光なのだと思う。

南国の一年中咲いている花を美しくないとは言わないが、やはりほんのひと時しかその美しさを表現できない花のほうが、私はより美しいと感じる。

いや、そのはかなさこそが花の美しさの根底にあるのかもしれない。少なくとも、そのはかなさを私の心は可憐に感じる。

人の心も多分全く同じだろう。心の中に苦しみや悲しみを飲み込んで、歯を食いしばって前に進む者は、まわりから見ると光を放つ美しい存在に写るに違いない。

やせ我慢をし続けることこそ、人が素敵になる唯一の道なのだ。

では、なぜ人は素敵に見えたいのだろうか。

それは愛されたいからだろう。

花を植える

4月になってすっかり春めいてきた。遅れていた桜の花も今が盛りと咲き誇っている。

マンションの１Fに住んでいて、ベランダの外に1坪ほどの場所がある。我が家の占有地ではないのだけど、最初に植えてあった芝生は完全に絶滅して荒れ放題になっていた。そこを耕して去年から草花を植えている。まあ、綺麗な花を植えて怒る人もいないだろうから。

昨日一つ70円の花苗を２０個ほど買ってきて植えた。あまりガーデニングは詳しくないので、お店の人にどうすればいいかと聞いたら、

土をやわらかくする

腐葉土を入れる

元肥の化学肥料を入れる

というステップを経てから苗を植えるよう教えてもらった。20株もあればいいかを思ったが、結局まだ半分くらいしか花壇は埋まらなかった。もうちょっと花を買ってこよう。

いろんな花が咲き乱れる時が楽しみだ。マクロで写真をたくさん撮りたいな。