少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

春の花

2005-04-16 22:14:32 | 写真
桜はあっという間に終わってしまったが、町のあちこちに花が見られるようになった。

今日は午後、ハッセルを首からさげて散歩に出かけた。ちょっと風が強かったが気持ちのいい春の空気を吸いながら花を探して歩いた。

今一番目に付くのは、チューリップだろう。家の周りに丁寧に植えてあるチューリップが一斉に咲いているのを見ると、その家の人も心優しい人なのだろうなどと勝手なことを考えてしまう。

道端にはタンポポの黄色い花が紫色のホトケノザと競うように咲いていた。

黄色や白の水仙の花が群生していると思わず近づいてしまう。この花は長く咲いているのか、近くから見ると砂で汚れたりしていてがっかりすることも多い。それはそれで自然ではあるのだけれど、やっぱり見るほうとしては美人さんを見たい。

小学校の門のそばに並んだプランターに植えられたピンク色の桜草が、背景の緑の草の上に浮かび上がっているのも良かった。

ガーデニングの花々の間に飾りを置いている家もある。あれも悪くない。今日は鉢植えの間においてあった赤い鶏冠のニワトリもフィルムにおさめた。

フィルムはモノクロといいたいところだが、さすがにここはカラーにした。プロビア100で今までの経験だと、ISO100の設定で露出を計ると必ずアンダーになるので、0.5段くらいオーバー目に露出をかけてとった。さて、どんな仕上がりになりますか。

ポピュラリティについて

2005-04-16 20:21:10 | 哲学
この間、ローマ法王の死去のことをブログに書いたら、何人もの方からトラックバックやコメントを頂いた。
それはそれでいいのだが、その時ちょっと思ったことがある。つまり、もしブログのアクセスを増やそうと思ったら、多くの人が関心を持ちそうなことを記事に書けばいいということに気がついた。
もしかすると、人気のあるブログにするためには、オリジナリティなど必要ないのかもしれない。完全にオリジナルな内容を書いていたら、そのことは他の人には理解されないかもしれないのだから。
できるだけ他の人が書きそうなキーワードをじゃんじゃん記事の中に埋め込んで置けばよい。そうすれば検索をした人に見られる確率はどんどん高くなるだろう。アクセスを増やしたければそれでいい。でも、人々が興味を示すものというのは日々変化していくから、そういう動向にいつも注意を払う必要があるだろう。まあ、世の中のビジネスというのはそういうものなのかもしれない。
でも、それだけではつまらない気がする。要するに他人の真似しか出来ないのではどうにもつまらない。人のやっていないことをアクセスが増えなくてもやり続けること、そんなことをやっていたいと思う。だったら、ブログなんか書かないで一人で孤独にやっていればいいという反論も聞こえてきそうだ。だって人まねはしないんだから、人にそれを見せる必要もない。でも、人は、自分のやっていることを自分では正確に理解することが出来ない。何かをやっているつもりでも、それはその行為の実体ではない。人は他人と相互作用をすることによってのみ自分のやっていることを理解できる。だから、いくら独りよがりのこんな話しだって、ブログに書いて他の人の反応を期待するのである。