難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

政府与党の障害者自立「負担軽減策」

2007年11月24日 13時18分28秒 | 福祉サービス
071124_1259~001.jpg071124_1300~001.jpg政府与党の障害者自立支援法「負担軽減策」案が報道された(東京新聞11月24日朝刊)。

政府与党の障害者負担軽策減は、一割負担の原則はそのままで、負担上限を引き上げることで、負担対象者を拡大するというが、介護保険法との統合を視野に入れたための「一割」の意味がなくなれば、廃止するか、応能負担に戻せば良い。
元々、一割負担の「収入」は数千億もないらしい。

国連障害者の権利条約であらゆる障害者の基本的人権が「権利」として打ち出しているが、これに政府が署名した以上、施策の根本的転換が必要だ。
「権利」を応益負担とみることは出来ないからだ。


ラビット 記



手話の動画にユニークな字幕が

2007年11月24日 02時48分27秒 | 生活
難聴、あるいは難聴者の「動画」を探していて、たまたま、見つけたのがいとこがろう者で子供の頃から、手話と指文字で会話して覚えた少女の動画があった。

この動画には、変わった字幕がついている。手話で語りかけるビデオブログなのだが、画面に手話の表現とともに字幕がタイプされるように表れるのが面白い。
手話の学習ビデオに使えるかも知れない。

【手話と字幕】
<object width="425" height="355"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/q4wVoIdlJ3E&amp;rel=1"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/q4wVoIdlJ3E&amp;rel=1" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="260" height="180"></embed></object>

【手話のみ】
<object width="425" height="355"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/y-7XbRis7_g&amp;rel=1"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/y-7XbRis7_g&amp;rel=1" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="260" height="180"></embed></object>

彼女が、ビデオを見た読者からの質問に答えて、自分はASL(アメリカ手話)はできない、signed English(英語対応手話)を知っているだけだと答えている。
そして、アメリカ手話は文化的な手話の言葉だと言っているのが
興味深い。
障害者の権利条約のDeafをろうと訳すか、聴覚障害者と訳すかが議論されているからだ。
ASL is the cultural sign language... I know signed English


http://jp.youtube.com/watch?v=q4wVoIdlJ3E