難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

浜崎あゆみさんには難聴啓発のシンボルになって欲しい

2008年01月08日 08時57分39秒 | 生活
071228_1334~001.jpg11日が補聴器のフィッティングに行く日だ。

12月28日に人工内耳を固定するためのオープンカナルと新しい補聴器のイヤーモールドの色を注文したが、入れ替える連絡をした。
オープンカナルはクリアーに、イヤーモールドの方はクリアーな緑にマイカ入りに。


最近、左耳の失聴を説明した浜崎あゆみさんは、デビューしてまだ10年、これから10年、20年と音楽に関わるためには、少なくとも過労や精神的負担、過大な音響入力は避けなければならない。

たくさんのブログなどで浜崎あゆみが失聴していることを取り上げているが、疾病の解説、同情、激励など感情論ばかりだ。実際の生活面の困難とそれに対する周囲と社会の無理解による差別、誤解については触れられているのは少ない。

数年前のサイトには、浜崎は虚言癖がある、都合の良い時だけ聞こえて、都合の悪いことは聞こえないふりをするという非難までありました。

浜崎あゆみさんは、多くの「聞こえない」人へ早急な受診と福祉サービスの利用、当事者互助団体への加入を、社会の難聴者への配慮、難聴予防への啓発、国や専門機関に相談と検診体制などの難聴者対策の充実を呼び掛けてもらいたい。


厚生労働省は欧米のようなヒアリングセンター(難聴者センター)を設置すべきだ。


ラビット 記



人工内耳の感度とボリュウムの関係

2008年01月08日 08時27分13秒 | 人工内耳
080101_0656~001.jpg人工内耳の聞えを連絡した医師から感度は、人工内耳に入力する音の幅、ダイナミックレンジに相当し、ボリュウムは聴神経を刺激するために出力する音のダイナミックレンジに相当するものとのことだ。

感度13が圧縮もかからず一番広いダイナミックレンジを提供するのでこの値で使うと良いそうだ。

通勤、職場、在宅時と聞こえの環境と聞き取る対象が目まぐるしく変化するので、補聴器と人工内耳の感度調整が大変。これも、新しい補聴器と人工内耳に慣れれば新しい機能が使えるようになる。それまで、ちょっとの辛抱だ。

舌は、まだ金属を舐めている味がする。


ラビット 記
写真は、元旦の日の出の瞬間。