難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

尾辻さん総理に詰問☆施設なくした雲仙その後☆井戸端元気☆えにし☆

2008年01月23日 18時42分29秒 | 生活
080122_2115~001.jpgえにしネットのニュースが届いた。

尾辻氏と言えば、障害者自立支援法を強行採決した時の厚生労働大臣。
その後のテレビのインタビューで、財政当局の支援費削減のために立法したと障害者支援を念頭においたものではないとも受け取れることを話した人だ。


フジTV|ニュースジャパン:応益負担を求めたのは''財務省の意向があったからか''?

尾辻前大臣(放送当時):「財務省の意向があったかと聞かれると、そういう意向があったことは事実」


社会保障の充実を求める代表質問に何かがあると思っていると、社会保障の施策の充実のために、消費税率改定を含む税制改革を総理大臣に要望している。

消費税で広く平等に負担をというが、わずかな年金しかない障害者や高齢者にもかかるし、ワーキングプアにもかかる最悪の税制だ。

大企業はバブルを越える利益をあげているが大企業向けの減税を拡大されている。
これにきちんと課税して、無駄な出費を抑えれば財源は出来るはずだ。
格差是正とは、消費税の税率アップのことではないだろう。


ラビット 記
・・・・・・・・・・・
> ゆき@志の縁結び係&小間使い、
> 大切なのに、メディアではあまり目立たない
> 「えにし」のみなさん発のニュースを取り急ぎ……。
>
> 【尾辻さん・代表質問で総理に詰め寄る】
> 22日の参院代表質問で、「えにし」の元厚労大臣尾辻秀久さん:
> 「社会保障費を削るのはもう限界です。乾いたタオルを絞っても水は出ません。
> 社会保障費削減は行わないと約束して頂きたい」
> 「経済財政諮問会議もこれまで社会保障に口を差し挟んできました。
> その議論は負担面ばかりに焦点が当てられてきました。
> 社会保障の議論は、国民が安心して暮らすために
> どのような社会保障サービスが必要なのかということが
> 基本にされるべきであります。」に自民党席以外からも大きな拍手が。。
> 草稿をいただきましたので、「えにし」のHP
> http://www.yuki-enishi.com/ の目次冒頭
> 「医療福祉と財源の部屋」に、急ぎアップしました。
>
> 演説の冒頭で、「国民が最も関心を寄せている社会保障のご専門の
> 山本孝史先生が議場にいらっしゃらないことは、残念でなりません。」
> と述べた尾辻さん、23日15時20分頃から
> 参議院本会議で哀悼演説をされます。

(以下、略)




緊急災害時の字幕付与のパブリックコメント

2008年01月23日 13時19分43秒 | バリアフリー
070716_1024~001.jpg070716_1132~001.jpg「視聴覚障害者向け放送の普及行政の指針」の作成に当たって、緊急災害時の
字幕付与を求めるパブリックコメントに対して、総務省は以下のようにコメン
トしている。

【パブリックコメント】
緊急災害時の放送に字幕を付与することを記述すること

【総務省の答え】
緊急災害時の放送に字幕を付与することについては、「デジタル放送時代の視
聴覚障害者向け放送に関する研究会」報告書において、「災害発生時の緊急放
送における字幕制作は、地名・人名等を正確に伝えることが求められ、聞き間
違え、変換間違えが許されないという事情がある。このような背景から、緊急
放送に字幕を付与するためには、予測不可能な事態に対応するため24時間高度
な技術を有する字幕制作要員を確保する必要があり、放送体制確保に伴う経費
負担の増加が課題となっている。」と指摘されており、現時点では、指針に記
述することは困難であると考えます。

------------------------------------
【パブリックコメント】
手話放送は、聴覚障害者にとって不可欠な放送であり、国連の障害者権利条約
で手話が音声言語と同様に言語として定義されたことからも、技術的な問題は
あっても、解説放送と同様に10%の目標を設定すべき。緊急災害時の放送に手
話を付すことを記述すること。

【総務省の答え】
「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会」報告書において
、「手話放送については、・・・・技術的課題、・・・・研究開発の可能性、
・・・諸外国の状況などを考慮しつつ検討していくことが求められる」と提言
されているところですが、ご指摘の点については、今後の検討にあたっての参
考とさせていただきます。


字幕制作にコストがかかるのは当然だ。緊急災害時にこそ、聴覚障害者に情報
保障する必要性がある。阪神淡路大震災のときも、茨城県の原子力臨界事故も
そのことが教訓になっているはずだ。
緊急災害時の放送は、これは、NHKが災害対策基本法に定められた報道機関で
、唯一の指定公共機関で放送義務が課せられている。国民の中に、聴覚障害者
は含まれないのか。

増田総務大臣に国会答弁してもらいたい。


ラビット 記
写真は2007年7月16日の中越地震のNHKの午前10:24と11:32の臨時ニュースの画面。
字幕放送はない!