難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

今夜と明晩のTBS☆中医協☆勤務医☆千葉の内幕☆世直し☆えにし☆

2008年01月16日 18時38分43秒 | 生活
080113_1908~001.jpgゆき@志の縁結び係&小間使いさんからのメールが届いた。
今夕のテレビには間に合わなかったが、「福祉」や「自立」、「医療」を考える材料になる。

ラビット 記
写真は大相撲初場所で三場所ぶりに出場した朝青龍の初日

……………………………
> マスメディアでは目立たない「えにし」の方々発信のニュースと、今夜、明晩の番組を取り急ぎ……。
>
>
> 【TBSで今夕、山本孝史さん特集】
> 東加奈子さんから:
> きょう、16日17時台のTBSニュース番組で山本孝史さんの特集。
> 23日15時20分頃からの参議院本会議で元厚生労働大臣
> 尾辻秀久さんhttp://www.yuki-enishi.com/messages/messages-20.html
> が山本さんの哀悼演説をされます。
> 尾辻さんと山本さんの切ってもいれない「えにし」は、
> http://www.yuki-enishi.com/
「優しき挑戦者の部屋」の(36)政治家とボランティア魂 (直接とぶには、
> http://www.yuki-enishi.com/challenger-d/challenger-d36.html )
> にご紹介してありますが、その末尾に告別式で配られた山本さん自身が書いた「感謝の言葉」と病室と議場での写真を、P.S.6/P.S.7 として、アップしました。
>
>
> 【診療報酬公聴会25日、意見の送付は17日まで】
> 「えにし」の中医協委員、勝村久司さんから:
> 2年に1度の診療報酬改定が迫り、やはり、2年の1度の公聴会(2回目)が、1月25日に前橋で行われることになりました。中医協改革の中の「国民の視点重視」策としてやられているものですが、2年前の第一回目の公聴会の際に、意見を送ったのはほとんどが医療関係者でした。
> 1月17日の17時まで、電子メールで申込みや意見を送付できます。
> 中央社会保険医療協議会総会(公聴会)の開催については、
> http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/01/s0125-2.html
> 中医協の議事録等は下記です。
> http://www.mhlw.go.jp/shingi/chuo.html#top
>
>
> 【勤務医中心の医師会、夏までに設立へ】
> 病院の勤務医を中心にした医師会「全国医師連盟」(仮称)を設立しようと13日、総決起集会が開かれ、「えにし」のドクターも多数参加されました。
> 勤務医の過重労働など、開業医が中心の日本医師会とは違った立場から問題提起していくとのことで、平均年齢は43歳。医療現場で労働基準法が守られるよう、連盟を母体に個人で加入できる労働組合をつくるそうです。詳しくは、
> ★全国医師連盟の創設に向け決起集会
> http://news.cabrain.net/article/newsId/13981.html
> ★勤務医中心の医師会設立へ 過重労働などで問題提起 
> http://www.asahi.com/health/news/TKY200801130140.html
> ★勤務医ら新団体設立を計画、労働環境改善求め集会
> http://sankei.jp.msn.com/life/body/080113/bdy0801131955001-n1.htm
>
>
> 【17日から、テレビドラマ「だいすき!!」】
> 野沢和弘さんから:
> 知的障害の女の子が赤ちゃんを産んで育てる人気コミックが、TBSの連続ドラマになります。17日午後10時から始まります。
> http://www.tbs.co.jp/daisuki2008/
> 全日本育成会の本人向け新聞「ステージ」のスタッフが、シナリオの監修から役作りの協力などいろんなことに関わり、4回目くらいに登場。
> そういう私のところには先日、プロデューサーから℡があり「野沢さん、柚子(主人公)の父親役で出てください。撮影日を空けておいてください」と言われました。ついに、役者デビューか! でも、ドラマでは、スタート時点で父親は亡くなっていたのでした。撮影とは、遺影のこと。母親役の岸本加世子さんが仏壇に手を合わせる場面で必要だとか。演技、いや、縁起がわるいのでお断りしました。そのうち、通行人で出るかもしれませんが。
>
>
> 【千葉の奇跡の謎を解く「ブレーメンの挑戦」発刊】
> その野沢さんが、毎日新聞「記者の目」に書かれた「見捨てられる多重困難家庭」が評判になっています。
> いまなら、下記のサイトで読めます。
> http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20080109k0000m070150000c.html
> 記事の中の例はいずれも千葉県中核地域生活支援センターが救済にあたったもの。
> 2005年、千葉県は14カ所の福祉圏域に一つずつ、子ども・障害者・お年寄りにのあらゆる相談を24時間365日受ける中核センターを設けました。丸投げ、たらい回しなし。野沢さんはこう書いています。
> -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*-
> 官僚やブレーンよりも当事者こそが切実なニーズを持っている。これまでは「利害の絡む当事者に公共の政策づくりはできない」と行政は相手にせず、民の側も「行政には当事者の気持ちなどわかるわけがない」と思い込んでいたのではないか。相互不信と自己保身である」「忍耐強く政策立案のプロセスを共有することで官と民に信頼が生まれ、当事者による自律した公益活動の可能性を開いたのではないだろうか。
> -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*-
> その千葉県の福祉政策づくりの「奇跡」の内幕をつづった本「ブレーメンの挑戦」が発刊されました。障害者差別をなくす条例やユニークな中核センターが、なぜ、千葉では、できたのか。この本を読めば一目瞭然(^_-)-☆
> 私めも、「それは、出会いから始まった」を書きました。お申し込みは、「ぎょうせい」(03-5349-6666)。1905円です。
>
>
> 【世直しの人間科学・工事中】
> 阪大時代の豪華ゲスト講師のトークのエッセンスを集めた「世直しの人間科学」を阪大OBの池上英隆さんがアップしてくださっています。まだ発展途中ですが、「えにし」のみなさんの含蓄あるお話のサワリをお読みになれます。
> HP、http://www.yuki-enishi.com/ の
> 目次の右側、上から3番目をクリックしてくださいませ。
>
>                        
> テレビに間に合わないので、急ぎ発信しますね。
>
>
>         /\
>     )/   /  \
>    ●⌒ /   / 大熊由紀子
>      /   /  http://www.yuki-enishi.com/
>      )  /   福祉と医療・現場と政策をつなぐ「えにし」ネット
>     //⌒     志の縁結び係&小間使い
>  ━━く/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
> 「えにし」の由来は、
> http://www.yuki-enishi.com/enishi/enishi-2001.html#enishi-2001-2
> http://www.yuki-enishi.com/enishi/enishi-2001.html#enishi-2001-3
>
>




人工内耳は補聴器の効果がない人?

2008年01月16日 13時11分08秒 | 人工内耳
080114_1631~001.jpg080114_1628~001.jpgちょっとお尋ねします。人工内耳が出来る条件の中に『補聴器でも効果が得られない人』となってますが…ラビットさんは人工内耳と補聴器を併用されてるんですよね? 単純に『なんで?』と思ってるんですが…。
Posted by あゆあゆ☆ at 2008年01月16日 10:42


あゆあゆ☆さん、良い質問をありがとうございます。

人工内耳の適応基準は両耳90dB以上の聴力損失と「補聴器でも効果が得られない」が適応の条件になっています。
この「効果」ですが、私は補聴器をして音が聞こえるかどうかではなく、会話が出来ないなら効果がないということだと思います。

感音性難聴の場合、補聴器で聞こえるようになるのはやはり限界があります。
私の場合、右耳は補聴器で聞いていますが、1000ヘルツで100dB、2000ヘルツ上は110dB以上ですので会話域の音が入ってきません。
長年の経験で文章の理解率は80%を越えていますが、聴力検査室での数値ですし、職場や日常生活の場では周囲がうるさいのでそんなに聞こえません。

左耳はほぼ右耳と同じ聴力で、オージオグラムでも同じ形の高音失墜型の難聴です。これまで補聴器をしてこなかったのですが、人工内耳の装用の前に聴覚に刺激を与えるという目的で補聴器をしていました。2週間くらいの装用のあとの検査結果は46%でした。

もう少し、補聴器をしていればもっとよく聞こえるようになったかも知れませんが、補聴器の限界はありますし、加齢とともに聴力が低下してくるので人工内耳を希望しました。


欧米では、補聴器と人工内耳の併用が多く、両耳が人工内耳と人工内耳も増えているそうです。
例えば、大阪大学医学部でも、両耳装用の研究がされています。
両耳装用(補聴器/人工内耳、BAHA/補聴器、人工内耳/人工内耳)による方向感、雑音下言語聴取能の研究
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/ent/r_neurotology.html

日常生活で、会話が困難ならば補聴器と人工内耳の併用の検討をされても良いと思います。
http://www.okinawa.med.or.jp/old/ippan/kenkou/010804.htm

アメリカでは同じ耳に人工内耳と補聴器をする「ハイブリッド人工内耳」の手術も始まっています。
私自身は併用のチャレンジ中です。人工内耳と補聴器の聞こえのバランスに苦労しています。人工内耳の聞えの感度が日々どんどん高まるからです。

耳鼻科医と良くご相談されると良いと思います。
http://blogs.dion.ne.jp/rabit/archives/6410687.html


ラビット 記
写真は、辻堂東海岸の犬のトレーニング施設と犬のトリマーや一緒に入れるカフェ