難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳の聞こえ方 1ヶ月と2週間後

2008年01月17日 20時47分28秒 | 人工内耳

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CiMapping080117.jpg会社の食堂のテレビは字幕が映らないので前は見向きもしなかったが、今はトレーニングと思ってお昼のNHKの「ちりとてちん」は見ている。
まだ、出演者の言葉の端はししか分からない。
昨日16日の放送は最後に男が何か言って頭を下げたままだが聞きとれない。
しかし、一緒に食事していた女性社員に聞くことは出来た。

「今の最後の男の人はなんと言ってたの?」
「・・・・・・」
「えっ」
「結婚して下さいって言ったのよ」
「ええっ、誰に?」
「あの(おかっぱ頭の)娘に」(仕草で)

前は聞いても返事が聞こえないと思ってまず聞いたりしなかったが、最近は受けられるかも知れないと思って聞いたりするようになった。
女性の話している中に何を話しているのと聞いたりもする。
(2008年1月16日)


職場の同僚の出産祝いをどうしようかと上司とひそひそ話して、その後もう一人の女性社員ともひそひそ話が出来た。
「4人で2万円にしようか」と言った時にその女性がえーっとちょっと声を出したので、高いのかと思い、6千円二人と4千円二人にした。
(2008年1月11日)


ラビット 記



人工内耳 3回目のマッピング

2008年01月17日 12時18分06秒 | 人工内耳
080117_1051~001.jpg080117_0934~001.jpg人工内耳の3回目のマップを作成した。
12月4日に装用開始してから、1ヶ月と2週間になる。

各チャンネルごとにC値(うるさくなく、最適に聞こえるレベル)、T値(かすかに聞こえ始めるレベル)を確認する。
今までの音を出してもらうと相当うるさく聞こえるチャンネルがあった。


新しいマップは、写真の左側で今朝まで使っていた右側のと比べるとだいぶフラットになっている。
写真のグラフで右が側が1チャンネルで高い音が入る、左側が22チャンネルで低い音が入る。
低い音はレベルが低い。

新しいマップは人工内耳だけで聞くと、自分の声も言語聴覚士STの声も聞こえない。
キーキーシーシー聞こえるだけだ。しかしアンテナのコイルを外すと全くの無音になるので人工内耳は新しい音を出している。


人工内耳だけを使う人は、私のように反対側の補聴器で聞いていないので、これで聞こえるようになるのかと不安になると思う。

来週25日に人工内耳装用後初めて聞き取りの聴力検査をすることになった。
それまで今日のマップに慣れるか心配だ。


ラビット 記