難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

介護の学習はドトールとマクドナルドで。

2010年10月22日 23時47分02秒 | 日記(つぶやき)
家の隣駅のドトールは22時まで、その後は24時間営業のマクドナルドへ。

ドトールは客の出入りも多くなく、インド系?の外国人も年輩の女性も若いサラリーマンも何か一心に取り組んでいる。
インド系の人はマクドナルドにも移ってきたが何も注文しないでワークブックみたいのに取り組んでいる。
マックは近くに大学が多いせいか深夜でも混雑している。
うるさい時は人工内耳と補聴器のスイッチを切るので静か~。


ラビット 記
※100円マックにケチャップのパックを付けてもらえた。

◆シネマシティ邦画字幕版NEWS届く

2010年10月22日 22時11分19秒 | バリアフリー
字幕付き邦画の上映はうれしいが、上映時間は劇場に問い合わせてくださいというのが困る。

聞こえないからサイトで時間を知ろうと思ってアクセスしているのだから。
このメルマガも、現時点での上映時間を載せてくれればいいのに。


ラビット 記
※新宿にある熊本ラーメン「桂花」。
タイピーエンではなく白いスープの熊本ラーメン。
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◆シネマシティ邦画字幕版NEWS 10/22日号◆

11月には大ヒットテレビドラマ「SP」の劇場版『SP野望篇』を追加! なんと2部作。後編『SP革命篇』は3月に。

そして明日は、嵐ファンの皆様お待たせいたしました、男女逆転の時代劇『大奥』が3日間公開となります。

その次の週には蒼井優、岡田将生共演の時代劇恋愛モノ『雷桜』も控えております。
劇場でお会いしましょう!

『大奥』10/23(土)24(日)25(月)

『雷桜』 10/30(土)31(日)

『SP野望篇』 11/17(水)18(木)


上映時間はこちらから
※HPが新しくなりました。パソコン版はトップページ最下段に、携帯版はトップページの真ん中よりちょっと下くらいにリンクがございます。
携帯http://cinemacity.co.jp/i
パソコンhttp://cinemacity.co.jp/webReservation/calendar.do

中島美嘉さん、活動休止について

2010年10月22日 19時29分27秒 | 日記(つぶやき)
「両耳が聞こえづらい」のは「耳管開放症」という病気のせいと報道されたようだ。
「「耳管開放症」による伝音難聴のようですね。自分の声が響いて音程が取りづらくなっているとのことです。
この病気は、難聴ではなくて、聞こえ過ぎ?の状態になり、鼓膜に通常以上の音が届くという症状のようです。」
聞こえないのではなく、通常以上に過剰に音が入ってくる症状らしい。

このニュースに接した難聴者が「難聴になると芸能活動もやめなくてはいけないというのは切ない」とメールがあった。
過剰に聞こえても小さく聞こえても声の判別が出来なくてもコミュニケーションが難しくなる。
歌手という職業だけが難しいのではなく、音声コミュニケーションの社会にいれば聞くと言うことが困難になり、人との関係を保つことが難しくなる。

失聴したために、転職を余儀なくされたりするだけでなく離職や離婚にまで発展することは珍しくない。
21世紀の日本でこういうことがまだあるのだ。

管障害者制度改革推進本部長、しっかり頼むよ。


ラビット 記

羽田空港国際線ターミナルの磁気ループ!

2010年10月22日 12時53分42秒 | バリアフリー

昨日、羽田空港の国際線のターミナルがオープンした。
毎日テレビで報道しているが、バリアフリー対策も紹介して欲しい。

難聴者対策の一つとして、インフォメーションセンターのカウンターに磁気ループが敷設されたということだ。
難聴者対応はこれまで筆談対応の表示板、簡易筆談器の配置、案内の文字表示などがあったが磁気ループのような補聴援助システムは初めてだ。

空港内のあちこちにあるテレビの前のフロアーに磁気ループを設置して欲しい。
他にも必要な対策がないか、東京都の中途失聴・難聴者協会では近く会員で「視察」に行くことにしている。本当のねらいは「懇親会」にありそうだが。


ラビット 記


難聴者のピアメンター、ピアメンターの難聴者

2010年10月22日 12時41分59秒 | エンパワメント
「難聴者のピアメンター」は難聴者に対するピアメンターのことを指し、「ピアメンターの難聴者」はピアメンタリングする難聴者のことを指す。

ピアメンタリングは専門的な技術であるカウンセリングやケースワークを行うのではなく、同じ難聴者から難聴者としての姿勢(意識、考え方)、コミュニケーション方法、支援サービスの利用方法などを助言する。
同じ難聴者の立場で行う活動であり、自己決定権の尊重するためにも、「指導」とは言わない。

ピアメンタリングを受けたい難聴者、受ける必要のある難聴者は、本人が自覚しているいないに関わらず多いと思う。
難聴者協会のような難聴者自助組織もあれば、高齢者福祉施設の利用者に難聴者もいる。
ただ普通難聴者自身は他の難聴者に出会うことが難しい。難聴は外見でわからない障害であること、コミュニケーションの障害であり自ら言いにくい障害、自覚しにくい障害であるためだ。
そのため、ピアメンタリングを受ける機会が少ない。

しかし、ピアメンターとしての難聴者はいないのかというと、ピアメンタリングを意識していないけれども実際には行っている難聴者は多い。難聴者組織のリーダー、役員などだ。
ピアメンタリングとは何か、必要な知識や技術を体系的に学んだわけではないが自然と身につけている。

良いピアメンタリングの出来る難聴者は協会やサークル役員や講師などをしていることが多い。
中途失聴・難聴者向け手話講習会の講師、助手などのスタッフ。同じく中途失聴・難聴者向け読話講習会の講師。

難聴者のピアメンターに求められる資質、必要な知識、支援技術などを明確にしたものはまだない。
全難聴の協会対外啓発活動のコンペを行った事業報告書にその必要性を説いたものが載っている。

東京都の中途失聴・難聴者向け手話講習会のスタッフの半分は難聴者であり、現在中途失聴・難聴者対象の手話の指導方法、対人援助のあり方を検討を続けているがピアメンターの役割を自覚している。

ピアメンターの助言を受けることも制度化されるように、全難聴ではピアメンターの役割も担う「新奉仕員」養成事業の補助金申請を行っているが残念ながら落選した。


ラビット 記