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透明な窓がそのまま太陽電池に、蓄電もできるテクノロジーに注目

2015年09月04日 07時12分01秒 | ニュース
いつか家の窓から太陽光充電ができるようになるかもしれません。

工学院大学の佐藤光史氏の研究室では、薄膜でできた透明な太陽電池を研究開発(2013年に半透明なリチウムイオン2次電池を開発し、論文でも発表しています)、透明な窓がそのまま大面積の蓄電池となって、しかも太陽電池としての機能を持つ「スマートウィンドウ」の実用化を目指しているそうです。

日経テクノロジーは佐藤氏の透明な太陽電池についてこう説明しています。

この電池は正極にLi3Fe2(PO4)3 (LFP)、負極にLi4Ti5O12(LTO)、および六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を主成分とする電解液を用いている。これらはLiイオン2次電池として一般的な材料だが、酸化物は基本的に透明である上、正極が80nm厚、負極が90nm厚と非常に薄くすることで高い光透過率を実現した。

家の窓や車の窓から太陽光充電が可能なスマートウィンドウの実現の先があるとしたら、スマートフォンのディスプレイにもこの技術を応用できるとよいですよね。野外でスマートフォンの「スマート」な充電ができるようになったらすごいなあ。テクノロジーの夢は拡がります。

source:Nikkei Technology

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]

(mayumine)
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