お金持ちは常に前向きな言葉を口にしているが、彼らには共通して言う口グセがある。彼らはその言葉を日常生活に取り入れているからこそ、お金が寄ってくるのだろう。逆にお金の貯まらない人も共通して口にする言葉がある。お金持ちとそうでない人の口グセを理解して、日常生活を豊かにしたい。
■お金が貯まらない人の口グセ
「言葉はその人の考え方や行動と結びついている」と言われるように、お金が貯まらない人の口グセ(くちぐせ)には、その人がお金が貯まらない行動や思考をしていることを示唆している。気づかぬうちに言っていたら直したい、口グセを見てみよう。
●面倒くさい
「面倒くさい」が口グセの人が、お金が貯まりにくいのは、節約や管理、投資や運用は面倒くさいものだからだ。
たとえば、お金を貯めるにはまず節約が必要だが、通信費や保険料、各種サブスクリプションサービスなどの固定費の見直しは、たしかに面倒くさい。
投資や運用も同じで、積立投資で自動化すれば楽だが、最初の申し込みや設定は面倒だし、定期的な見直しも楽じゃない。
しかしこれらを「面倒くさい」が口グセになっていると、お金なんて貯めらないし、増えるはずもない。
●せっかくだから……
買い物や契約時に、「せっかくだから」という言葉をよく口にする人も要注意だ。
「せっかく安いから」「せっかくポイントがつくから」「お店の人がせっかく勧めてくれたから」など、周りの状況に流されて買い物をすることが多いと、お金は貯まりにくい。
お金を貯められる人は、「その商品を今すぐ使うか」「予算内に収まっているか」といった自分軸をもとに買い物をする。
■「お金の貯まる」口グセ なぜ富裕層はこの言葉を口にするのか?
お金持ちはネガティブなことはあまり言わない。彼らは自然と前向きな言葉を口にして、周りの人の気持ちを明るくさせる。お金持ちに共通する口グセにはどのようなものがあるのだろうか?
●面白い
お金持ちには好奇心旺盛な人が多く、初めて耳にする情報に否定的な見方をせず、「面白い」と口にして、それを知ろうとする。
日頃からアンテナを張ってさまざまなことに興味を示し、分からないことは調べてビジネスアイデアなどにつなげるのだ。
●本当に必要?
お金持ちは、お金を使うときに「本当に必要?」と考え、ときには自分にさえこの言葉を投げかける。
自分で必要と認めているものや将来につながる投資であれば、どんどんお金を使うが、そうでないものは、たとえ少額であっても、自分の判断基準と照らし合わせ、「本当に必要?」と問いかける。いらないと判断すれば「必要ない」とはっきり断る。
文/編集・dメニューマネー編集部
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