ひなたぼっこ爺の写真館

 (感動の記録)

乗鞍岳と上高地(前編)

2011年07月16日 | 風景写真

 7月14日-15日で乗鞍岳と上高地に出かけた。

14日、「なでしこジャパン」が3点目を入れたのを確認し予定よりも少し遅れて出発。サッカーは車の中で音声だけを聞きながら乗鞍高原に向かう。

勝利の瞬間は思わず「ヤッター」と家内と祝う。

 乗鞍高原に着いた時は畳平行きのバスが出た後で約1時間待たなければならないので途中までタクシーで向かう。夏山シーズンにはまだ少し早いため客も少なく相乗りしてくれる人を探したが見つからず奮発してしまった。

タクシーでは畳平まで行かず、途中の「肩の小屋口」で降りる。経費節減と登山を楽しむため。

運転手は雪渓が多いが大丈夫かと心配したが、なんの、この程度は大丈夫とここから登る。

雪は柔らかいのでキックステップで登り始める。

空の青と雪の白と黒い岩のコントラストが絶妙である。

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ここまで来ると「肩の小屋」まであと少しである。

小屋に近づくにつれ高山植物が多くなり、ヒメイワカガミやハクサンイチゲが多く咲いていた。

また、キバナシャクナゲも多く咲いていた。

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上の写真がヒメイワカガミ、下がハクサンイチゲ。

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小屋で小休止後、主峰「剣が峰」を目指す。天候が崩れる心配は無いためゆっくりゆっくりと登る。

稜線まで出ると大きな池が眼下に見える。

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頂上、剣が峰(3026m)からは360度の視界であるが残念ながら雲が多く御岳山も穂高連峰も雲の中。遙か北には加賀の白山が時々雲間から姿を見せてくれただけである

ここで、昼食のおにぎりを食べ下山、畳平に向かう。

途中、高山植物の女王ともいわれる「コマクサ」を撮影。しかし、ほとんどのコマクサがまだ蕾であった。

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池を見ながらハイマツの中を下り始めると家内が鳥の声に気付く。

いたいた、イワヒバリ(カヤクグリ)である。ハイマツの上でさえずっている。

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そして雪渓の上にもいた。

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イワツバメは泥や枯れ草などをくわえていたのでこれから巣作りかもしれない。

今回の乗鞍では雷鳥を見つけることは出来なかった。

16時05分の乗鞍高原行きのバスに乗り下山。本日は乗鞍高原の山荘で泊まる。

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