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使命の取り違えエラー-

2017-02-11 | ヒューマンエラー
使命の取り違えエラー---使命と計画(目標)の齟齬

 仕事をするとき、使命(Mission)に基づいて、目標をたてます。
 そのとき、「安全に関する使命」と「仕事に関する使命」とがあります。
 そして、通常は、安全の使命の制約の中で、仕事の使命を達成します。
 しかし、作業現場で仕事をしている人の頭の中ではいつもこうなっているとは限りません。時には、仕事上の使命が安全の制約をはみ出てしまうことがあります。この時起こるのが、目標の取り違えエラーです。
・乗客のために、悪天候の中を無理して飛んで事故 
・速くできるので、決められた治療手順の一部を省略して事故
・業績を挙げたいために、法律違反の手を使って事故 

 「自分の力を示したい(自己顕示欲)」「自分の力を確認したい(自己有能感)」「業績を挙げたい」「競争に勝ちたい」、
あるいは、「乗客や患者を喜ばしたいという優しい気持ち」などが、こうした目標の取り違えエラーによる事故を引き起こします。

 熱中に導くもの」ポジティブマインド作り

2017-02-11 | ポジティブ心理学
 熱中に導くもの

 なんとしてもやり遂げる気持ちです。
 当然、いついつまでにどこまでというはっきりとした目標が必要です。
 さらに、ここが大事なのですが、自分の力でできるという強い確信も必要です。自分の力に自信のない人、あるいは、自分の力を見極めることのできない人には、挑戦は無縁です。あるいは、無謀ということになります。

 あなたがそうしたいもの、そうする必然性があるもの、そして、頑張ればできそうな仕事。
 それがあれば黙っていても熱中できます。
 それは、必ずしも、会社の仕事である必要はありません。
 地域のボランティ活動でもよいのです。
 一つでも2つでも、そんな熱中できるものを持っていれば、元気人生を歩めます。



ステレオタイプ]心理学基本用語

2017-02-11 | 心理学辞典
ステレオタイプ
便利だが頭を硬くさせるもの


(1)ステレオタイプによる思考の便利さにおぼれていないかを絶えずチェックする
(2)ステレオタイプの真実性を疑ってみる
(3)ステレオタイプの反例を探す



本つくりがおもしろい

2017-02-11 | 心の体験的日記
海保ブログは2001年6月から開設している。
あしかけ18年。
書き込んだ記事すべてが、保存されている。
ありがたいことである。

最近、その記事から自家製本つくりをやり始めた。

ワードに吸い上げて、もっともらしく表紙を付け、
目次をととのえ、
記事を並べると、それなりの本になる。

楽しい。

その第一作が、「心を元気にするキーワード集」である。
かなりの大著である。
すでに愛読者サービスとして、宅ファイル便にアップしてみた。
いかがでしたでしょうか?
本を送りつけると、迷惑。しかし、電子本ならどうでしょうか?
また、近日中に宅ファイル便にアップの予定です。


次期作品は、
●お仕事、悩み相談
●ミスと賢くつきあう
●安全・安心の心理学
●心理学基本用語辞典
●随筆「わかりやすい表現」

を予定している。

なお、このブログそのものも書籍化できるはずなのですが、
なかなかうまくいかず、部分的に書籍一歩手前の形で公開してます。