2011年の訪問記。
土曜日の12時20分に店に着いた。
混んでいる。
人気店だ。
席はあるだろうか、待つのかと思ったら、ひとりなのでカウンターにうまく座ることができた。
ここは近くの丸富と同じく栃木の友人に教えてもらった店だ。
生姜ラーメンが有名なのだが、生姜ラーメンがどんなものなのかわからないし、オーソドックスなラーメンが好みなので、ラーメン577円と餃子399円を注文した。
丸富も1円単位の細かい価格設定だったから、この地域はこれが普通なのかもしれない。
餃子はすぐに提供された。注文が次々に入るから見込み生産をしているのだろう。餃子は大きくてびっくりするほど。食べてみると皮はモチモチで、具はニラとごま油の風味がして、キャベツのザクザクした食感がよく、とても美味しい。
ラーメンは塩ラーメンのように透きとおったスープで、上品な、淡いほど薄い味つけだ。私はもう少し濃くしてもらいたいと思う。
ラーメンはあまりに淡いから餃子に負けてしまっている。生姜ラーメンにすればつりあうのかもしれない。しかし淡くても完成度は高い。
この店は接客がとても親身だ。
ありがとうございます、ごめんなさいね、また来てくださいね、
と声をかけつつ対応してくれる。
それが気持ちいい。
また来ますとも。
料理は味だけじゃないよね。
壁には芸能人のサインが並んでいる。
テレビでも紹介されているようだ。
外には行列ができていた。
2016年のGW。19時45分にうかがうと、オーダー・ストップだった。夜はまだまだの時間だが、こちらは19時半で注文は終わりなのだ。15分の差でたべられなくてショックだった。
翌週、さっそくリベンジしにいった。
土曜日の12時50分につくと待っているのは3人だ。入口の紙に名前と人数を書いて待つシステムで、すぐに席につくことができた。
水といっしょに餃子用の小皿とれんげがおかれる。名物の餃子はほとんどの客が注文するからのようだ。
私はラーメン650円。
家内は生姜ラーメン750円をオーダー。
餃子がおすすめなので400円の餃子を2皿注文した。
ラーメンは5分ほどででてきた。早くてびっくりだ。スープをのんでみると、端麗で淡いが、以前よりも味がしっかりしている。前は薄く、淡くて物足りなさがあったが、それが解消されて、進化しているのが感じられた。
手打ちの不ぞろいのやわらかい麺に、端麗で甘い後味のスープ。チャーシューはトロトロだが、脂が多いから女性は苦手かも。
生姜ラーメンは生姜のテイストが強くでているスープ。私は好みではないが、生姜好きの家内は美味しい、レベルが高い、を連発していた。
餃子はラーメンに4分おくれてやってきた。大きい。たべてみると皮はモチモチだ。ニラやキャベツなどの野菜がたくさん入っており、ザクザクとした食感で、歯ざわりがよく、食べ応えがある。ほんのりラー油風味。
ラーメンが端麗なので、餃子といっしょにたべると、餃子に負けてしまう。ラーメンの味がわからなくなるのだ。でも、ラーメンはこのままがいいな。
餃子もラーメンも美味しいが、ひとりでこのふたつをたべるとお腹がいっぱいになってしまい、佐野のイモフライが入らなくなってしまうのが難。つぎはふたりで一皿がいいようだ。
ブログは更新しているが、食べログはしていない。食べログは点数と訪問日のみ書き換えており、3,8に評価をあげてある。
小三郎 (ラーメン / 静和駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5