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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2020信州トランポ林道ツーリング4

2020年11月27日 18時57分25秒 | ツーリング甲信越


しだれ栗森林公園から岡谷にでて、国道20号線を東進する。気温は15℃に上昇した。国道沿いの長地小学校の交差点を北に折れて、右左折をくりかえすと、林道東山田線の入口のぶくでん橋につく。左折してぶくでん橋をわたるのだ。ここは林道ツーリング・ガイド・ブックをみてやってきた。



ふくでん橋をわたると500メートルでダートになる。



こんなところにマレット・ゴルフ場がある。他の県にはない競技だが、長野の人はこれが好きみたいで各地にあった。



林道ツーリング・ガイド・ブックでは2、5キロで分岐にでるとあるが、4、2キロで到達した。右の広い道は行き止まりとのことで左にすすむ。



平清水があった。



やがてはげしい上りと下りがあらわれる。



急坂を上りつめると頂上にでた。鉄塔がたっている。



峠からくだってゆくと軽トラがとまっている。老人が何かしているが、四駆の軽トラはほんとうにどこでも走れるのだなと感心した。8、5キロ地点で丁字路にぶつかった。



これからすすむ方向をみる。



メモをつけていると軽トラがやってきてとまった。老人がおりてきて、見たことのないバイクだ、なんなんだ? スズキか、650、と話しかけてくる。バイクの好きな方で、終活で大きなオートバイは処分したが、それでも250、125など数台は所有しているとのこと。今日はキノコと写真をとりにきたそうだ。



老人にこれから高ボッチにゆくつもりだと話すと、向かいの尾根が高ボッチだとおしえてくれる。ここは谷をはさんで高ボッチとむかいあっているのだ。老人は、今いる丁字を右にまがるとダートが10キロつづいていると教えてくれたが、そちらにはゆかなかった。



老人と別れて走りだす。下りもものすごい激坂がつづく。



ただ80パーセントは舗装されていた。



山をくだって高ボッチにゆこうとしたが、往復するのに3時間はかかりそうだ。時刻は12時をすぎている。明日は仕事なのでこれで引き上げることにした。高ボッチは、下諏訪にある万治の石仏とともに次回のお楽しみである。



ビーナス・ラインを走っていると、ラーメン屋があったので入ることにした。めん処SOY屋! という店で地元の味噌蔵がやっている店だ。



味噌屋が自分のつくった味噌をつかってラーメンをつくっているのだから、注文は当然、信州味噌ラーメンにした。それのスペシャルなバージョンのSOY屋味噌ラーメンだ。



餃子セットもたのんだ。



具沢山のラーメンだ。トロトロのチャーシューが大きい。



餃子は軽い食感のニラ餃子で、玉子のように見える小鉢はデザートだ。おしんこがつくのがうれしい。1177円。



SOY屋味噌ラーメンのポップ。



食後は車にバイクをつみこんだ。



公園からしずかに撤退し信州を後にした。

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2020信州トランポ林道ツーリング3

2020年11月22日 18時59分38秒 | ツーリング甲信越


3日目。茅野の公園の朝。6時すぎに起床した。晴れていて寒い。気温は5℃くらいか。



カップめんの朝食をとり、公園を利用する人の邪魔にならない場所に、ハイエースを移動させた。



DRはキック2回で始動した。久しぶりに林道を走って愛車も機嫌がよいようだ。7時すぎに出発する。今日は冬用のジャケットとグローブ、オーバー・パンツの冬仕様で走りだした。まず茅野の駅にゆく。この付近には古代遺跡がたくさんある。駅には国宝の土偶、仮面の女王の大きな写真があった。



諏訪湖の南の岡谷の気温は9℃、10℃だったが、辰野にはいると6℃に下がった。辰野病院前の交差点から山に上ってゆくと林道王城枝垂栗線(りんどうおうじょうしだれぐりせん)の入口についた。ここは2008年にDR650のオーナーズ・クラブの例会で走っている。案内してもらってついていったので、細部は忘れてしまったが、逆方向から走行した。



林道のはじまりは舗装林道だ。いが栗がたくさんおちているのでよけてゆく。山にはずっとビニール紐がはってあり、キノコ山につき入山禁止と書いてあった。



途中にゼロポイントがあった。日本の地理的中心なのだそうだが、そのように主張している場所は他にもあるとのこと。



舗装路を7キロすすむとダートになった。フラットだが、たまに拳大の石が敷いてあるところや、落葉で路面が見えなくて走りづらいところもあった。



やがて分岐点にでた。枝道をゆくと日本中心の標と展望台があると看板がでているので、行ってみることにする。



距離は短いが急坂をのぼりつめると展望台についた。バイクの先客がいたが、それは昨日陣馬形山で会ったセロー氏だ。彼は出発するところだったので、会釈をかわすと去っていった。



2008年の記録を読むと、展望台は老朽化していて揺れて怖いとあるが、今は補修されていてしっかりとしている。



展望台からは南アルプスや穂高連峰が見渡せる。しかし階段が急で下りはこわかった。



展望台の先は落葉のつもった急な下りで誰も走った形跡はない。セロー氏は辰野から来て、同じ道をもどったようだ。



ずっと下りで、たまに上りがある。入山禁止のビニール紐は延々とつつく。



ダートを8、5キロ走ると舗装路にでた。



林道をでたところはしだれ栗森林公園だ。この周辺にしだれ栗がたくさん自生しているとのこと。公園にはキャンプ場もあってブームだけに賑わっていた。



園内には北アルプスをのぞむビュー・ポイントがある。高山は冠雪していた。
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2020信州トランポ林道ツーリング2

2020年11月19日 19時01分21秒 | ツーリング甲信越


高遠の町をでて道の駅南アルプスむら長谷にもどってゆく。



途中にある白山トンネルをでたところを左に折れると、林道長谷高遠線の入口についた。



林道看板と五郎山入口の案内がたっている。



林道にはいって2、4キロ舗装路をゆくとダートになった。



林道はフラットだが一部に深ジャリとヌタ場がある。いが栗がおちているので踏まないようによけていった。以前グループで林道ツーリングをした際に、栗のいがでパンクをした車輌があったからだ。


 
すすんでゆくとオフロード・バイクが猛スピードで対向してきた。カッ飛んでいる。それが4台つづくから危険だ。相手が車体をコントロールできているのか見極めてすれちがう。バイク同士だからよけられたが、こちらが車だったらぶつかったかもしれない。もらい事故はごめんだ。ここはレース場じゃないんだよ。



ダートを11、7キロ走ると丁字路にでた。女沢林道にぶつかったのだ。



逆方向から見る。



丁字路を左折して女沢林道を下ってゆく。



1、9キロで舗装路にでた。



女沢林道の出口をふりかえる。ここから国道152号線を南下し、中沢峠で県道49号線に右折して駒ヶ根むかう。途中で霧雨が降ってきたがすぐにやんでくれた。



駒ヶ根で県道18号線に左折して南下すると、すぐに左折ポイントにいたる。目印は農村交流広場と氷見山の看板だ。



県道を折れて1・2キロすすむと、林道陣馬形線の入口についたが看板がでている。



通りぬけができず、陣馬形キャンプ場にはゆけないとある。



陣馬形キャンプ場が目的地なので、別のルートでむかうことにした。



県道49号線をもどり県道210号線で折草峠にむかう。ここは狭い舗装林道だが交通量は多い。陣馬形山は人気があるのだ。



折草峠には陣馬形山・キャンプ場はキャンプはできないが見学は可と看板がでていた。



折草峠から3、1キロで陣馬形キャンプ場に到着した。この間はダートだと思っていたが舗装されていた。ここでマスクをしていない地元のお年寄りに話しかけられた。コロナのために人とは話さないようにしていたから、驚いてしまったが、二言、三言会話する。地元の方が嫌がるだろうと考えて、こちらからは口をきかないようにしていたが、気にしない方もいるのだ。



山頂が見えているので階段をあるいてゆく。



頂上にはすばらしい眺望がひろがっていた。北の駒ヶ根方向。



南の飯田方向。



西の飯島方向。



東の山塊。こちらから走ってきた。



陣馬形山の山頂は標高1445メートルあるから、冷えていて寒い。風景をながめていると、東海ナンバーのセロー氏がやってきたが、会釈だけをして会話はしなかった。後でセローを見てみると、林道を走った汚れがついているから、頬がゆるんでしまった。



陣馬形キャンプ場でオーバー・パンツとカッパの上衣をつけて西の飯島に下る。山をおりると気温は上昇した。



日暮れが早くなっているので山にいるのは16時までと決めていた。暮れてゆく道を茅野の公園にもどってゆく。公園に帰るとすっかり暗くなっていて、風呂に入るのは億劫だったのだが、身体が冷えていたので、塩壷の湯であたたまった。茅野市が運営する温泉施設で料金は600円だ。ビーナスラインの気温は9℃だった。



スーパーで豚肩ロースとイサキの刺身、マカロニサラダを買ってきた。



豚肉の味つけは焼肉のタレである。公園でそのまま車中泊したが、他に車はいなかった。バイクを車の陰におき、周囲から見えないようにして夜をすごす。ラジオをつけると英会話教室しか入らないから、それを聞きながらひとり宴会をした。

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2020信州トランポ林道ツーリング1

2020年11月04日 18時02分15秒 | ツーリング甲信越


土日は雨の日がつづいた9月・10月。ようやく天候が回復しそうなので、諏訪湖周辺の林道を走りにゆくことにした。冷え込んできたし、キャンプ場はブームでとんでもなく混んでいるから、トランポでいって車中泊である。



金曜日に仕事から帰ってきてハイエースで出発する。夜のうちに出られるのがトランポのよいところだ。



車中泊地は長野県佐久市の道の駅ヘルシーテラス佐久南である。タイの刺身とミニ海鮮丼、それにステーキでひとり宴会をはじめる。これが楽しいんだよね。



ヘルシーテラス佐久南はできたばかりの道の駅で、どこもピカピカだった。



2日目。道の駅ヘルシーテラス佐久南の朝。快晴である。気温は10℃ほど。



朝食はカップめんだ。



荷物をまとめて出発する。むかうのは諏訪湖の手前の茅野だ。



スマホ・ナビの指示ですすむと蓼科スカイラインは通らない。国道142号線から国道152号線の大門街道とつないでゆく。遠回りをしているように感じたが、蓼科スカイラインは深い山の中を走るから、こちらのほうが早いのだ。途中の白樺湖で休憩した。



白樺湖の気温は5℃。湖畔の木々は色づいていた。



当初の予定では道の駅蔦木宿に車をとめておこうと考えていた。しかし紅葉の時期の蔦木宿は混雑しそうで、ハイエースを長時間おいたままにするのははばかられる。そこでビーナスライン沿いにある、公園の駐車場に車をおかせてもらうことにした。地元の人たちだけが利用する公園だ。到着すると空いていて、バイクを車から下ろしていても、だれも見ていなかった。



最高気温は15℃になるとのことで、スリー・シーズンのジャケットで出発する。最初にむかうのは諏訪南IC近くの金沢林道だ。国道20号線からの入口の目印は、金鶏の湯の看板である。



国道から折れて左手の畑の中を奥へとすすんでゆくと林道の入口はある。ちょっとわかりづらいが、山にむかう道をさぐりながらゆけばみつけることができるだろう。



以前は入口からダートだったが、3、7キロほど舗装されている。アスファルトだがウエットでコケの生えたスリッピーな道をゆく。ここに来るのは2010年以来だ。DR650のオーナーズ・クラブの例会でよくきたものだが、それも最近はなくなっている。



やがてジャリ道になるがこちらのほうが走りやすい。



車2台とロードバイク3台とすれちがって、ダートを5、2キロゆくと芝平峠についた。金沢林道はフラットで走りやすいが後半に荒れた路面もあった。



芝平峠からは三方に道がのびている。千代田湖方向は通行止めで、すすめるのは入笠牧場と美和湖方面だ。入笠牧場の先にある黒河内林道は通れないと聞いているが、それでも林道の入口までいってみることにした。舗装林道をゆく。冷えてきて寒い。グローブを冬用にかえた。



入笠牧場の先の黒河内林道の入り口につくと通行止めとなっていた。



芝平峠にもどりジャリ道をくだって美和湖方向にすすむ。以前は5キロほどダートだったと記憶するが、2キロほどで舗装路になっていた。



狭い舗装林道をくだってゆくと、軒下に古い臼をたくさんおいてあるところがあった。マキにするのだろうか。



庚申塚もあった。ここは廃屋が目につくルートである。



道の駅南アルプスむら長谷についた。昼時となったが道の駅で食事をとるのは味気ないし、混んでもいる。近くにある高遠の町に食事処をさがしにゆくことにした。



高遠の町にゆくと蕎麦屋が2件と割烹の店があった。



蕎麦の気分ではないので、割烹だるまに入りソースカツ丼を昼食とする。



味噌汁が美味しかった。ソースカツ丼もよい。老舗の実力を感じさせる店だった。1000円也。
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2018ビーナス・ライン・ツーリング

2018年12月20日 21時43分24秒 | ツーリング甲信越


10月の末。長野県のビーナス・ラインにツーリングにでかけた。ビーナス・ラインの景色を絶賛しているブログを目にしたのでゆく気になったのだ。もちろん私もビーナス・ラインを通ったことはある。しかしそれは若い頃で、飛ばすのが大好きだったから、風景など見ていなかったのだ。

いつものように高速道路はつかわない。国道254号線を北上し、群馬県の藤岡から下仁田とすすみ、内山峠をこえて長野県にはいった。上の写真は内山峠の山道である。内山峠の気温は18℃だ。油断してオーバー・パンツをはいていなかったが、群馬の入ると冷えてきて、長野はもっと寒かった。



佐久で昼食をとるつもりだったが、すき家しかなくて見送ってしまった。蓼科スカイラインをゆくが食堂がない。景色はすばらしいルートだが別荘が点在するばかりで、食事処はまったくなかった。



蓼科スカイラインはツーリング・マップルの推奨ルートになっている。交通量が少なく、樹林帯をゆく気持ちのよい高原の道だ。その間に別荘があり、かなりの高所まで建っていたが、冬はそうとう冷えるだろうし、山道を車でのぼってくるのもたいへんそうだった。



大河原峠の路肩には粉雪があった。朝方に降ったようだ。峠をこえて下ってゆくと、右手に何かがいたのでバイクをとめた。



カモシカだ。3頭いてこちらを見ている。



しずかに写真をとっていると車が上ってきて、それでカモシカは姿を消してしまった。



山道を下り白樺湖にある遊園地に到着した。ファミリーなどで賑わっているが私には縁遠い場所だ。



白樺湖の畔で写真だけとって食堂をさがした。



渋い雰囲気の蕎麦屋をみつけた。そば処緑苑という店でここにはいることにする。



緑苑の店舗は年季が入っていたがスキー・ロッジもやっている感じで料理は素朴だった。寒くて手がかじかみ字が書けないほどなので、あたたかい山菜蕎麦900円にご飯セットの400円をプラスした。☆5点満点平均3点で2、5点。蕎麦屋をでてレイン・ウェアのズボンをはいた。



ビーナス・ラインに入った。木の生えていない牧草地のような風景がひろがる。気温は12℃、10℃と表示されている。雨具のズボンをはいたら寒さをしのげるようになった。



ここはたしかに絶景の地だ。



すすむとススキのひろがる展望台があったのでバイクをとめた。



ススキの中を歩くことができる。



駐車場をみる。



中国人もたくさんいた。



撮影ポイントが随所にあるのでバイクをとめながらゆく。



この光景を見ずに走っていたのはもったいないことだった。でも若いときは皆飛ばすのに夢中だよね。



高原の景色をたのしむ。



写真をとっているとハスクバーナにのる若いカップルに、スマホのシャッターを押してほしいと頼まれた。ハスクバーナは珍しいと彼に言うと、そうなんですよ、まずいないんです、とのこと。私も実物ははじめてだと話した。



終点の美ヶ原高原美術館に到着した。後方の売店ではストーブがつけられていた。



上田の町を見下ろす。



美術館の駐車場。左手が美術館だ。



佐久にくだりふたたび内山峠の山道にやってきた。左の山の木々は紅葉していて、正面に見える特徴のある山は荒船山だ。



内山峠をくだり、テレビ・ドラマ、孤独のグルメに登場した店を下見したくて下仁田の駅に立ち寄る。下仁田編では一番というラーメン屋のタンメンと餃子、コロムビアという店の豚のすき焼きが登場したのだ。その店をさがすがよくわからない。後で調べてみると、歩いたところのすぐ近くだった。そのうちこれらのお店も訪ねたいと思う。

国道254号線で自宅にむかった。
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2016年甲府ほうとうツーリング

2016年04月06日 18時18分21秒 | ツーリング甲信越


3月の末に甲府にツーリングにでかけた。目的は名物のほうとうである。行きは甲州街道の国道20号線をすすんでいった。久しぶりにやってきたのは昔GSX400Fでコーナーを攻めていた大垂水峠。時代はながれてバイクはほとんどいず、ロードバイクばかりが目立つ。自転車、流行ってるね。



上野原のセブンでコーヒーブレイク。100円のブレンドが美味しい。



桜はまだだがいろいろな花が咲いていた。



セブンにはこんなポスターもある。ヴァンフォーレ甲府の選手たちだ。



笹子トンネルにむかってゆくとバモス・ホンダがあった。ずいぶんひさしぶりに見たので、思わず止まって写真をとった。



若い人は今のバモスは知っていても、昔のは知らないだろうな。これが元祖バモス・ホンダ。オープンで屋根は幌だった。



笹子トンネルについた。一般道だとかなりの距離感がある。ツーリング気分を満喫だ。



峠をくだってゆくと葡萄畑がひろがっている。甲州らしい風景なので農道に入ってみた。



畑がずっとつづいていて、山が見えてとても気持ちのよいところだ。



国道に重文のお寺の案内がでていたので立ち寄ってみた。慈眼寺という寺院で入口の桜は開花したばかりだった。



菜の花なども咲き、鳥がないている。まるで桃源郷のようだと思っていたら、キジがあらわれた。真ん中の左に頭がうつっている。



なんとか姿をとらえようとしたが、今度は頭が切れてしまった。



小川にかかる橋の先に茅葺の山門がみえてきた。



小川に桜のトンネルができかかっていた。



茅葺の庫裏と山門は重文だそうだ。



右が庫裏で左は本堂だろうか。



きれいに修復されていた。



さて目的のほうとうである。



やってきたのは『手打ち ほうとう処 いしはら』。勝沼ICの近くだ。メニューはほうとう1000円ともつ煮300円だけなので、そのふたつをお願いした。



もつ煮は甲州なので鳥もつかと思ったら豚もつだった。上品な味つけ。漬物がついていた。



ほうとうも10分ほどで提供された。鉄鍋にたっぷりと盛られてきた。



大きくカットされた野菜がごろごろとはいっている。 素朴だが、野菜の旨みのきいた一品。じつは甘いカボチャは嫌いなのだが、このほうとうのカボチャを口にしたら、すこし好きになった。母娘3人でやっている感じの店で、接客がほんわかしている。それがなんともよかった。



お店は古民家風。



庭もよい感じだった。

食後は甲府方向に走ってみた。でも甲府に近づくと20号線は渋滞している。ここはいつきても混んでいるね。しばらくすすむも混雑はしばらく続くのがわかっているから引き返すことにした。



帰路は中央道で一気にかえる。高速も小仏トンネルを先頭に20キロほど渋滞していた。その混雑をぬけて料金所をぬけようとすると、EТCが反応しない。パイロット・ランプが消えてしまっていて、ゲートが開かないから、出口のすき間を通って高速をおり、駆けつけてきた職員に事情をはなして、EТCカードで精算してもらった。

どうしたのだろうと思っていたら、ウインカーやヘッドライトもおかしい。正常に作動しないから、バッテリーがおかしいと気づいた。帰って点検すると、バッテリー液がなくなってしまっていた。これではおかしくなるよね。反省だ。

修理の記事もどうぞ。

2輪ETCの交換  レギュレーターの交換















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富士五湖・身延山ツーリング

2013年11月17日 18時46分42秒 | ツーリング甲信越


11月の休日に富士五湖・身延山にツーリングにでかけた。

中央高速にのり河口湖にむかう。
大月をすぎると冷えてきた。
手が冷たいし、下半身が寒い。
谷村PАでオーバー・パンツをはくことにしたが、バイクを止めたら体が寒さで硬直していた。
ホット・コーヒーで解凍。



河口湖で高速をおりると大渋滞している。
ほとんど動かないから、車では絶望的な混雑だ。
バイクなのですりぬけてゆくが、渋滞は河口湖大橋をわたり、湖の北岸にいたるまで続いていた。
大橋の先で紅葉祭りをやっていたのだ。
すごい人。

この辺り、オルゴール館やレストラン、お洒落なカフェに雑貨店などが集まっているが、
私には関係がないところなので、素通りした。



視界がひらけて富士山が見える場所にアマチュア・カメラマンが集まっていた。
私も富士山と愛車を切り取ってみた。
カメラマンの人たちは1日ここで粘るのかな。



続いて西湖。
静かな湖。



精進湖。
わかりにくいが湖の上に富士山。
湖ではボートにのって釣りをしている人がいた。
ルアーを投げていた人と、ヒメマスの餌釣りかな。

中央道では寒かったが気温は上がって14℃となり快適だった。



本栖湖と富士山。

富士五湖はサイクリングと釣り、カヌーやウォーキングなどが盛んだった。
皆それぞれの休日を楽しんでいるね。



これまで行ったことのなかった、日蓮宗の大本山、身延山・久遠寺に到着した。
壮大な山門があり、そこに白装束の信者の集団がいて、壮観だ。
集団は、何妙法蓮華経、とお題目を唱えながら山上にある久遠寺に歩いていった。



私は山上までバイクでゆく。
駐車場があり、バイクは時間に関係なく、300円。
車は1時間300円だった。



左手前が久遠寺。
奥にたくさんの建物がならぶ。
さすがに大本山だけあって規模が大きいが、思ったほどでもなかった。



境内には黒いツーピースの女性や、黒のスーツの男性が多い。
信者の方はそういう格好で来ているようだ。



境内を歩いていると、山門からお題目をとなえながら上ってきた集団が到着した。
やはり壮観。
四国のお遍路とは細部がちがう装束だ。
杖にカバーはつけないし、腰に帯をまいている。



奥の院までロープーウェイが通っている。
それには乗らなかったが、売店で売っていたキノコ汁をいただく。
200円。
シャキシャキとした歯ごたえのキノコで美味なり。



山門からつづく石段。
本来ならここを登らなければならないところだが、日蓮宗ではないのでバイクでのぼらせていただいた。

駐車場でバイクをキックしていると、珍しいバイクですね、と声をかけられた。
35くらいの青年と彼女かな。
そう、このバイク、オーナーズ・クラブに行かないと同じものが見られないんですよ、と答える。
彼はKDXでエンデューロをやっているそうだ。
私がキックしていたので、これキックのみなんですか、と聞く。
そうなんですよ、デコンプで圧縮をぬいてキックするんです、と言うと。
いやぁ、すごい、と呟いていた。

彼らと別れて身延山をくだりGSにはいる。
するとご主人が、珍しいバイクですね、と言う。
そうなんですよ、まず見られないバイクなんですが、バイクに乗っているんですか、とたずねると、
乗っていたが、子供にお金がかかるので離してしまったとのこと。

ご主人は私の眼が充血しているのを心配してくれた。
実は少し前から白目が内出血していて、見苦しいことになっているのだ。
走行中に眼に何か入ったのですか、と聞かれたが、実は先日資格試験を受けていたらこうなってしまったのだ。
試験問題がものすごい手ごたえだったので、最近にないほど集中して頭をつかったら、毛細血管が切れてしまったらしい。
漫画のような話だ。
そんなこともあって、久しぶりのツーリングとなっている。

あたたかい会話を重ねて、気分よく久遠寺をあとにした。
甲府にむかってゆく。



昼時をすぎているので食事処をさがしていった。
すると町の駅、なかとみ和紙の里があったので、そこにあった味菜庵にはいる。
ほうとうや湯葉が名物らしいが、海鮮あんかけうどん900円をえらぶ。
具沢山でボリュームもあり、味もよかったが、ちょっと高いかな。
都内なら妥当な価格だが、ここではどうだろう。

甲府はいつ来ても渋滞している。
久しぶりにに来たら、環状線や自動車専用道ができていてびっくりした。

中央高速で帰るのか、それとも雁坂トンネルで埼玉にぬけてゆくのかまよっていた。
でも、来た道と違うルートをとることにして雁坂をめざす。



道の駅に立ち寄ると柿を干していた。
珍しいのでパチリ。
日が暮れそうだ。

雁坂トンネルにむかって上ってゆくと気温がどんどん下がってくる。
7℃、6℃、5℃。



雁坂トンネルの通行料は560円。

トンネルの中はあたたかい。
しかしトンネルをぬけて埼玉に入ると2℃。
路面凍結が心配だったが、バイクが何台も走っているのが心強かった。

不安だったが路面は大丈夫だった。
しかし秩父が大渋滞。
正丸トンネルの手前までノロノロ。
その先は強引に急いだ。
ちょっとやりすぎたかなと反省するほど走ってしまった。
もっと余裕をもって走らないといけないね。
























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2012 新潟ツーリング 2日目

2012年07月02日 19時03分57秒 | ツーリング甲信越
5時半起床。

田子倉湖を通って福島の会津に出ようと考えていたが、県境のトンネルが通行止め。
やむなく十日町方向にもどることにする。



重文の古民家があったので見学。
大規模な目黒家と小ぢんまりとした佐藤家。



昨日道がわからなくて行き着けなかった笠置山キャンプ場をさがしにいく。
ものすごい山の中を走っていくと、路上に何かがいる。
黒くて毛むくじゃら、うさぎくらいの大きさで、手はこうもりのよう。
ムササビ?

笠置山キャンプ場の入口まで行ったが林道が通行止め。
またしてもやむなく転進。
福島にいけなかったので長野にいくことにした。

昨年の地震の被害を受けた栄村をぬけていく。
道路や橋の工事が多い。



野沢温泉に到着。
だれでも入れる外湯が13あるとのことでバイクをとめて散策。



一番人気の大湯にはいる。
つづいて真の湯は、熱くて入れない。
熊の手洗い湯へ。



1日限定50食の十割蕎麦をみつけて昼食。
ここは美味しかった。



観光客で賑わう宿場町の小布施を散歩して高速にのった。



2日間で750キロ走行。





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2012 新潟ツーリング 1日目

2012年07月01日 17時08分42秒 | ツーリング甲信越
バイクに思い切り乗りたくなって新潟にキャンプ・ツーリングに行くことにした。

朝の6時前に出発する。
梅雨時だが土・日とも晴れる予定だ。
一般道で前橋まで行き、関越で湯沢まで走るつもりだったが、久しぶりに旧道の三国トンネルを越えてみたくなった。



記憶よりも小さなトンネルで新潟県へ。
下ると苗場スキー場。
雪のない苗場はゴースト・タウンのように静かだった。



昔、渓流釣りに通った魚野川のポイントを見に行く。
川は変わっていないが魚はどうだろう。

この後は新潟の着物の産地をめぐる。
興味のある方は着物のカテゴリーの記事をどうぞ。



十日町の小嶋屋で、へぎそばの昼食。
美味しい。



小千谷に移動して闘牛場を見にいく。
新潟地震で被害の出た山古志方向にすすむと山間に小さな闘牛場があり、闘牛もいた。
でかい。

無料の笠置山キャンプ場に泊まろうとするが道がわからない。
やむなく守門温泉のキャンプ場に転進。
 


宿泊料は1000円。
他に客はいないが、親身でない対応がその原因かな。



買ってきたもので夕食。
小千谷は錦鯉の里でもある。
ワンカップに錦鯉。
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白樺湖キャンプ・ツーリング 3日目

2010年07月21日 21時00分45秒 | ツーリング甲信越
7時に起床す。
本日も快晴だ。



ラーメンの朝食をとるが、皆さんにいろいろなものをいただいてお腹一杯となった。


ベーコン野菜炒めとコーヒー。きりたんぽ鍋のうどんに、トマト入り玉子スープなど。

今日は林道は走らない予定なのでゆっくりと時間を過ごす。



ひとりならバタバタと片付けて走り出すのだが、のんびりとしたのはたくさんの人がいて居心地が良かったからだろう。


トンボ玉の車の上で朝ごはん。

それでもゆっくりと撤収を開始し、9時半には出発した。



まず白樺湖に行く。
この2日間何度も通過していたのだが、あらためて眺めるのは初めてである。
二頭立ての馬車がいたりして、やはりここはリゾートだ。



続いて、夕日を見る丘?の展望所で風景を楽しむ。
ここからは穂高連邦から木曾御嶽山まで見ることができた。
空の色がすばらしい。



佐久へと下ってゆくとここにも展望台があり登ってみた。

下界は暑い。
高速で帰ろうかとも思うが、まだ12時なので、
高速代を節約するためにも一般道を行くことにした。

佐久から山越えして、下仁田、富岡とR254を進んでゆく。
富岡で構えのよいとんかつ屋を見つけて昼食をとった。
国道沿いの、とんきん、という店。


ヒレカツ定食1400円。

ここは当たりだった。

群馬県を過ぎて埼玉県にはいると空の色も変わってしまった。
気温はぐんぐんと上昇したが、当日は36℃にもなる猛暑日だった。

高原は既に遠い。
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