放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2019千葉キャンプツーリング1

2019年11月29日 19時02分15秒 | ツーリング関東


11月。千葉県にキャンプ・ツーリングにでかけた。首都高と京葉道路をつかって千葉にはいる。当日は冬用のジャケットに薄いオーバー・パンツをつけていたが、それがちょうどよい気温だった。蘇我から茂原街道を南下して道の駅ながらで休憩する。グローブを冬用にしなかったのは失敗で、手が冷たくなってしまった。



道の駅にはあわび弁当や伊勢えび弁当があった。昼はこれにしようかと思ったが、再訪したいお店があるのでやめておく。しかしこれは魅力的だった。



台風で水害のあった茂原を通過したが、浸水した畳や家財道具が大量にあって、遊びでやったきたことが心苦しくなるような状況だった。




養老渓谷にある素掘りのトンネルにゆきたいが場所がわからない。走っていると養老駅にでた。



トンネルは遊歩道にあると聞いていたので、中瀬遊歩道にはいるが、道は決壊していて通行止めになっている。



遊歩道からの川のながめ。上流に出世観音の赤い橋がみえた。



その赤い橋からの下流方向。



橋の上流の景色。左の木の辺りまで水がきたことがわかる。これも台風の影響だ。



素掘りのトンネルの場所がわからずに走っていると、弘文洞跡にゆく道にトンネルがあるのが見えた。しかしこれは素掘りのものに見えない。



それでも念のためにバイクをとめて歩いていってみると、ゆきたかった向山トンネルの案内がでていた。ここなのだ。




入口はふつうのトンネルだ。




しかしすすんでゆくとトンネルは素掘りの壁をコンクリートでかためたものとなり、先に二階建てのトンネルが見えてきた。



トンネルの上にまたトンネルがある。ちょうど散策している人がいた。



上のトンネルは旧道だそうだ。



トンネルをとおりぬけて反対側にでた。



トンネルを折り返してきた。ここが二階建ての真下だ。



上の部分が旧道で、その下に新道をつくったために二階建てになっているのだそうだ。他にも素掘りのトンネルはあるが、ここだけにして先にすすんだ。
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2019万沢林道ツーリング

2019年11月21日 18時43分46秒 | ツーリング関東


2019年の11月初旬。群馬県の四万温泉から野反湖にぬける万沢林道を走りにいった。



渋川市にある道の駅おのこで休憩する。群馬は冷えていて、冬用のジャケットに薄いオーバー・パンツという初冬スタイルでちょうどよかった。



台風の影響で林道にはいれるのか心配していたが、ゲートは開いていた。万沢林道には3年連続で来ているが完走したことがない。一昨年は閉鎖されていて、去年は15キロ地点で通行止めだったので、そこから引き返している。それで今年こそは走りぬけたいと思っていた。



落葉がつもっているが紅葉には早い林道をゆく。



路面は去年とおなじくツブの大きな石がゴロゴロとしている。山からくずれてきた石を道に敷いているのだろう。



落石がゴロゴロとあり荒れたダートをゆく。急な上りもあり、ハンドルをとられながらすすんでいった。



林道を上ってゆくとジープが2台止まっていて、そのあいだに大きな岩があった。こんなに巨大な落石を見たのははじめてだ。石の先には女性がたっていて、車のドライバーは写真をとっている。私もバイクをとめた。



車のドライバーは私が来たのを見ると、走りよってきて、落石の横をバイクが通過するようすを撮影したいという。大岩の横をゆくバイクを奥からぬきたい、と。雑誌のカメラマンなのか、それともユーテューバーなのか知らないが、私はモデルじゃないんだよね。でも落石と車の写真をとった後で、モデルをつとめてあげた。どこかでつかっているならこのブログにコメントしてほしいな。



大岩の先も荒れた急坂がつづく。去年は通行止めだったが路面はもっとよかった。秋にふたつやってきた台風の影響だろう。



落葉で路面がわからないダートをすすむ。葉の下にゴロゴロの石がかくれているのだ。



上り下りとヘアピンカーブがつづき、6キロで一度ピークをこえた。



石をさけて下ってゆく。



7キロで舗装路にでた。



舗装路のままで峠のある9、5キロ地点についた。峠には250のバイクが2台と軽トラが1台いた。軽トラのドライバーはいなかったが猟でもしているのだろうか。



峠を下ってゆくと舗装が切れる。峠付近は3キロ舗装されているが、路面はかなり痛んでいた。去年はきれいだったからこれも台風のせいだ。



急坂のダートを下ってゆくと12キロでまた舗装路となる。ここから先は工事用の大型車が入っていた。



舗装路をすすむとやがて広いダートにでた。



北海道の未舗装路のようだといわれる万沢林道の人気ポイントである。



フラットなストレートがつづく。



山がちかい。



幅広ダートをゆくと国道405号線の分岐点にでた。バス停と看板がある。3回目にしてようやく万沢林道を走破したのだ。



万沢林道の基点もあった。ここから草津にむかう。草津に老夫婦のやっている気持ちのよい蕎麦屋があり、再訪したいと思っていた。しかしたずねてみると店はなくなっているから、商売をたたんだようだ。天ぷら蕎麦をたべそこねて長野原にくだる。



道の駅八ツ場(やんば)ふるさと館があるのでたちよった。民主党政権のときに工事をとめた八ツ場ダムのあるところである。八ッ場ダムは台風19号の雨水をためたと報道されていたが、このときも満水だった。



道の駅で食事をとりたかったが大混雑していた。



食堂のメニューも売り切れが多いので他にゆくことにする。



しかしこの日は三連休でどこも混雑していた。道路も渋滞だ。そこにイート・インのあるローソンがあったので、コンビニ弁当とカップめんの昼食をとることにする。イート・インは消費税10パーセントとのことで、きちんと税金をはらって昼食をとった。直火であぶった焼豚丼の大盛りとしょう油ラーメンである。10パーセントのせいでイート・インにいたのは私だけだった。

この後は榛名山の西側をとおって南下するが、忠次地蔵というものがあった。帰ってからしらべてみると、国定忠次が処刑されたところだそうだ。その後高崎を通っていったが渋滞に苦しんで帰宅した。
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焼き物ツーリング

2019年11月15日 17時56分45秒 | ツーリング関東


9月。茨城県と栃木県に焼き物ツーリングにでかけた。まずむかったのは茨城県筑西町にある板谷波山(いたやはざん)記念館である。



入場料は200円。板谷波山は近代陶芸家の先駆者とよばれる陶芸家である。



記念館には波山の生家と



作品、



都内田端にあった工房が移築されている。波山はちかくにある筑波山からとった号なのだそうだ。



記念館の見学をおえて、駐車場にある地図をみてみると、下館駅に佐藤忠良の作品があるとのこと。彫刻家の佐藤忠良は大好きなのでいってみることにした。



駅前に作品はあった。



ジーンズの女、という彫刻作品だ。思いがけなく忠良の彫刻像に出会えてよかった。ご興味のある方は『佐川美術館』もどうぞ。



下館は文化的な町で、青木繫のセラミックの絵もあった。



こちらは代表作の海の幸。



昼時となったので茨城の人気チェーン店の板東太郎にゆくことにした。ここは味噌煮込みうどんが有名だ。しかし板東太郎は茨城では絶大な人気があり、行列しているので諦めることにした。



下館から栃木県の焼き物の町、益子にむかうとらーめん壱番亭という店があったので、ここに入ることにする。



頼んだのは熟成味噌らーめんの大盛り790円と餃子290円。税込み合計1166円である。



味噌らーめんはスープは濃厚でモヤシやニラがアクセントになっていて美味しかった。しかし餃子は香りが好みではなかった。☆5点満点で3、5点。近くにくればまた利用したい。



益子にやってきた。土鍋がほしくてやってきたのだ。ニトリにゆくと、1000円以下でおどろくほどお値段以上のものが手にはいるが、民芸調の味のあるものを手に入れたいと思っていた。



登り窯のある窯元や、



焼き物のメイン・ストリートにならぶ店をのぞいてゆく。黒か、暗い柿色の土鍋がほしいとイメージしていたが、なかなかない。



益子には藍染の工房もある。



藍染も好きだが、今回は目的ではない。



かなりの店を見て、気に入るものがなければ買わずに帰ろうと考えていると、黒い土鍋に出会った。ひとり用よりも大きくて、ふたり用まではゆかないサイズだ。もう少し大きなものをさがしていたが、雰囲気が気に入ったのでこれをもとめることにする。伊賀の土をつかっているとのことだし、窯元ではなく民芸店だったので、益子焼ではないかもしれない。この土鍋をこわさないようにバイクを走らせて帰宅した。





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2019群馬夕立ツーリング

2019年08月12日 10時07分01秒 | ツーリング関東


7月の末。群馬県下仁田町にツーリングにでかけた。当日は猛暑日で最高気温は35℃ほど。油照りということばそのもので、バイクで走れば風があたるが、とまると日差しが強くてたえられないほどの陽気だった。埼玉県の嵐山町で給油をする。空は晴れわたり今日は雨は降らない予報だった。



今年は公私ともに忙しくてツーリングにいけていない。この日が今年の初ツーリングだった。群馬県下仁田町は、デレビ・ドラマの孤独のグルメの舞台となった町だ。ドラマに登場した飲食店が目的地で、つまり孤独のグルメ巡礼ツーリングなのだった。しかし群馬県に入ると進行方向に雲がわきだして、富岡町では雨が降りだしてしまった。カッパはあるが着たくないので、街道筋にあった子供のおもちゃの店で雨宿りをさせてもらった。



空は雲でおおわれている。



しばらく待つと雨はやんだのですすむが、進行方向の空がよくない。下仁田まで10キロなのだが、雨に降られたくないので、世界遺産の富岡製糸場跡で引き返すことにした。ドラマに登場したラーメン屋のタンメンと餃子、それから豚肉のすき焼き店は次回にとっておくことにする。



しかし引き返すとすぐに夕立がやってきた。



雨宿りのできるところをみつけて逃げこむ。バイクは路上においたまま身体だけ軒先にはいった。



はげしい吹き降りがつづく。



しかし30分もすると嘘のように晴れあがった。



これならば下仁田に行けるのではないかとも考えたが、山沿いの天候は不安定なのでやめておいた。孤独のグルメの代わりに、近くの藤岡町にいってみたいラーメン屋があったので、そこに転進することにする。



やってきたのは、みやご食堂という店だ。人気店なので並んでいるかと思ったら空いていて、すぐにテーブルにつくことができた。



中華そば600円の大盛り100円で700円を注文する。ラーメンは3分ほどでやってきた。早い。トラディッショナルなスタイルだ。ラーメンには細めんと太い麺があり、中華そばは細麺だがこの太さだ。手打ちでコシがつよく、縮れていて、うどんのような姿と食感だった。麺はよいのだがスープはしょう油が前面にでていて生硬。この土地の好みなのか私にはしょっぱかった。☆5点満点平均3点で3、4点。孤独のグルメ巡礼ツーリングがラーメンツーリングになってしまった。



群馬県から埼玉県にはいるとワークマンがあった。



夏用のグローブがほしかったので、これを買い求めた。1000円ほど。この日はワークマンのジャケットも着用していた。



埼玉県にはいると油照りにもどってしまった、



耐え切れない暑さなので道の駅で休み、水分補給をした。
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2018千葉キャンプ・ツーリング3

2019年03月17日 10時19分08秒 | ツーリング関東


キャンプ・ツーリングの2日目。6時40分に起床した。晴れているが風がつよい。ゴーゴーと音をたてていてテントを飛ばされてしまいそうだ。冷え込みはなくて、10℃以下にはならなかった。強風のため外では火がつかえないから、換気に注意してテントの中で昨夜の鍋ののこりをあたため、そこにうどんを入れて朝食とした。写真はテントの色に染まってしまった。



波もたかい。



キャンプ場はまだ寝静まっている。



撤収を開始するとバンディット氏と目があったので軽く挨拶をした。ふと見るとバンディットには永久ライダーのステッカーが張ってある。永久ライダーのキタノさんのものだ。バンディット氏と話をしてみると、キタノさんの主催する永久ライダー・オフ・キャンプのEOCに参加したことがあるとのこと。私が行かなかったときに出かけたそうで、おかちゃんやナガさん、キャロットさんやミッキー君とも会ったそうだ。バンディット氏は北関東のNさんという方だったが、キタノさんがEOCを開かなくなったのを残念がっていた。



N氏とはまたどこかでお会いすると思うと話しあう。同じキャンプ・ツーリング、北海道ツーリングが好きな者同士だから。したがってこれを読んでくれているあなたとも、きっとどこかでお会いすることになるのだろう。N氏に手をあげて先に出発した。



館山から内陸にはいり県道88号線で道の駅三芳村にでた。手が冷たいのでグローブを冬用に換え、大山千枚田にむかうが通り過ぎてしまった。



千枚田にゆきつけず、次に鴨川有料道路(バイク150円)をぬけてついたのは清水渓流公園だ。



ここには農業用の水車をまわした濃溝の滝(農溝が正しいと案内がでていた)がある。滝というよりは荒瀬のような流れだ。



濃溝の滝の上流にはトンネルの中を滝がながれる亀石の洞窟もあった。



他では見られない風景だ。



紅葉を見ながら遊歩道で駐車場にもどってゆく。



亀山湖をぬけて北上すると秋の色の畑と里山がひろがっていた。



カラスウリもある。



久留里駅前の水汲み場にたちよった。



水をのませてもらったがあまり美味しくなかった。



水汲み場の横では骨董市がひらかれていたが、目をひくものはなかった。



久留里駅と公衆トイレ。



久留里線はスイカがつかえないそうだ。これには驚いた。



ツーリングの最後に出会ったのはホンダ初の四輪車のHトラックだ。エンジンはDOHCじゃなかろうか。貴重な車と会うことができた。これで2018年のキャンプ・ツーリングはおわった。
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2018千葉キャンプ・ツーリング2

2019年03月14日 17時23分24秒 | ツーリング関東


千倉の網元をでて南房総市久保にある真野寺にやってきた。



ご本尊の覆面千手観音がご開帳されていると新聞で読んでやってきたのである。どうして覆面観音などという名前がついているのだろうかと不思議だった。



千手観音様はじっさいに覆面をつけてらっしゃった。霊力が強すぎるので、それを弱めるためにお面をつけたと伝わるそうで、とてもめずらしいお姿の観音様だった。拝観料は300円。観音様は午年と丑年にご開帳される。



16時に予約してあった洲崎のキャンプ場、お台場海浜庭園に到着した。ここは3回目だが場内は見たこともないほど混雑してるいる。キャンプはブームなのだ。そのせいかバイク・ソロ・キャンプの料金も1500円から2000円に値上がりしていた。混んでいてテントを張る場所にもないほどだが、バイクでしか入れない見晴らし台の通路の脇に、ソロテントがなんとか設営できるスペースをみつけた。でもこんなに混雑するならこれからここを利用するのは考えてしまうな。



日がかたむいてきた。ここは高台になっているから景色がよい。ただ風がつよく、規制で仮設トイレしかないのが難だ。



見晴らし台からバイクとテントを見下ろす。



見晴らし台の通路の、私のバイクの後方、上の画像の中央左よりにグリーンのテントがあるが、キャンパーはいない。風呂か買物にでも出かけたのだろうと思った。



水場。



仮設トイレ。男女別になっている。



日中の気温は17℃だったが12℃に下がってきた。



日が沈んでゆく。風呂にゆくのは面倒なのでやめてしまう。夕日を見ながらメモをつけた。



館山のスーパーで買ってきた今夜の食材。牡蠣やつみれ、豆腐など。



これを寄せ鍋にする。



食材を煮るだけだから簡単だ。テントの横の通路で風をよけながら鍋を煮てビールをのむ。



牡蠣や豆腐がうまい。食べているとバイクがやってきた。狭い通路の奥にあるテントの住人が帰ってきたのだ。バイクはスズキのバンディット1150で、私が通路に座っているから彼はとおれない。私は道をあけた。バンディット氏は自分のテントの横にバイクをとめると焚き火台をセットしだした。

食事を終えると他のキャンパーのようすを見ながら焼酎の水割りをのむ。バンディット氏は盛大に焚き火をしながら飲み食いをしている。冷えてきたので19時半にテントに入る。その後トイレにゆくと水が流れなくなっていた。用をたしたあとで足踏み式のペダルをふむと水がでるのだが、タンクの水が切れたのだ。流水がなければトイレはパンクしてしまう。こんなに賑わっているのだからトイレの見回りくらいしないとだめだろう。その後も飲んでいたが21時頃にはねむってしまっていた。
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2018千葉キャンプ・ツーリング1

2019年03月11日 18時26分26秒 | ツーリング関東


11月23日。千葉にキャンプ・ツーリングにでかけた。



三連休の初日だったが首都高はディズニー・ランドの渋滞がひどかった。



京葉道路も宮城野から千葉まで4キロ混雑していた。



蘇我からは茂原街道をゆくが、空気かひんやりとしていて、膝から下がつめたい。冬用のグローブをつけてきたのだが、オーバーパンツもはいてくればよかったと思った。



田んぼの奥に雰囲気のよい参道が見えたので、この神社で休憩をさせてもらう。熊野神社だった。



養老渓谷の粟又の滝にやってきた。ここに来たのははじめてだ。周辺は観光客で大混雑している。有料駐車場にバイクをとめたが駐車料金は200円だった。



道路から渓谷がみえる。



養老川におりてみると浅いながれだ。



粟又の滝は小さくて期待はずれだったが、こんなところにも中国人の観光客がいた。



昼食は千倉の網元でとった。国道410号線沿いだ。ここは2015年にも利用していて、とてもおいしかったからまたたずねたいと思っていた。



前回と同じ地魚刺身定食2200円をお願いする。



この豪快な厚切りの刺身がたべたかった。



煮魚の小鉢やタネなしの柿もついていて、前よりもよくなっていると感じられる。ご主人は高齢だがこれからも末永く店をつづけていただきたいと思う。☆5点満点平均3点で4点。

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2018大荒れの栗原川林道ツーリング

2018年12月09日 10時23分23秒 | ツーリング関東


10月。タイヤを入れ替えたのでオフロードでの走破性をたしかめるために栗原川林道にでかけた。栗原川林道は去年も走行しているのだが、群馬県にある関東で最長の林道である。



国道122号線沿いにある道の駅くろほねやまびこに近づくと雨が降ってきた。山にのぼってゆくと雨が降りだしたので、大間々の駅まで下ってやり過ごすことにする。駅の周辺はまったく雨粒は落ちていないので、局地的な降雨だった。



仕切りなおして道の駅くろほねやまびこにゆく。昼食用にカップめんを持参していて、林道のどこかで食べようと思っていたので、ここでおにぎりを2個を買い足しておいた。おばあちゃんが作った赤飯のおにぎりで漬物付きのパック入りだ。



道の駅のすぐ先で県道62号線にはいり、北上して根利にある林道の入り口の鹿避けゲートに到着した。この手前からダートがはじまるがかなり荒れている。轍がふかくて去年とは様変わりしていた。



12時半にゲートをあけて中にはいった。



ゲートの先は落ち着いた路面だ。



しかしすぐにクレパスがあらわれた。雨水で枝や落葉が流された跡がある。台風24号が通過したばかりだったのだが、都市に住んでいると風水害の被害に鈍感になってしまうのだ。



路面は荒れだした。道は流水でけずられており、大粒の石がころがっていて走りづらい。そして砂が堆積しているところもあって、フロント・タイヤをとられて何度も転びそうになった。BSのタイヤはこれまでのミシュラン・シラックよりもトレッドが深いのだが、オフでの感触はたよりなく、空気圧が高すぎるのかなと思ったりした。



5キロすすんで広場をぬけると、倒木があらわれた。しかしここは道路の端、上の画像の右を通過することができた。倒木を通過した後で振り返って撮影している。



倒木をよけてすすむ。



路面はぬかるんできた。



また倒木があらわれた。ここで下ってきた2台のバイクとすれ違う。ヤマハの古いテネレと250のオフロードで、彼らとは会釈をかわしたが、ナナハンクラスのビックオフにはきついだろうなと思ったりした。



2台のバイクが去った後で倒木をくぐりにかかる。ここは道路の右端をぬけるしかないのだが、ここがぬたっていて、バタ足ですすもうとするとリヤ・タイヤが空転するので、アクセルをもどすとエンストしてしまった。この足場のわるい場所でサイド・スタンドをだしてキックし、またバタ足でここをぬけるが、これで息があがり、大汗をかいてしまった。水をかぶ飲みする。



倒木をこえたところでフロント・タイヤの空気圧を下げ、買ってきた握り飯を思い出してリヤ・ボックスから出そうとすると、振動でバラバラになっていて、それを立ったまま食べた。このあたりで引き返せばよかったのだが、そう考えることなくすすんでいった。



先にゆくとさらに道はひどくなった。道路全体が崩壊し、川原のようになっている。ここにいたってようやく台風の被害の大きさに思い至った。ここは安易に入れないので歩いてルートを確認しにいった。



路面は流失してしまったところと、のこっている部分がある。右はきびしく、左側は走行可能だ。



川原のようなところは避けてすすめば通過できそうだ。ただし乗るのは無理で、エンジンをかけて、クラッチをつなぎながら押しでゆくことにした。上の画像で、むかって左をすすみ、真ん中のクレパスが落ち着いたところで右に移動してこの悪所をのりこえた。ホッとしているとグラストラッカーがやってきて、ライダーは乗ったままここを下っていってしまった。



この付近で2台のバイクにぬかれ、また下ってきたバイク2台とすれちがった。ライダーは何人も林道に入っていたのだ。すすむとさらにひどいところが待っていた。またしてもバイクではすぐに進入できないので歩いてようすを見にゆく。ここを上ってゆくのだが、ここも押しで突破した。



道路が決壊しているところがあったがここはバイクに乗ったまま通過することができた。



その先の沢が石をたくさん押し出したところでバイクを倒してしまった。これは渾身の力でオートバイを引き起こした後の画像である。バイクが倒れているところはとても余裕がなくて、写真はとれなかった。



左から沢が流れているのだが、それが増水して石で路面をおおったのだ。このゴロゴロ石の路面をバタ足で抜けようとしたら、左に倒れそうになってしまい、それはなんとか耐えたのだが、次に右に傾いたときにささえる体力がのこっていなくてたおしてしまった。



倒してしまった場所をふりかえる。バイクをおこすことができたが腰をいためてしまった。バタ足ではなくここも押せばよかったのだと後になって思った。



もうすすみたくはないのだが、そろそろ皇海山の登山口で、そこまでゆけば道は落ち着くのではないかと考えてすすむと、またしても道路は崩壊している。



路面の崩壊と決壊がひどい。ここもバイクをとめて歩いて路面をみている。



バイクを押す体力も、先にすすむ気力もなくなった。



それに距離はかせげず皇海山の登山口までまだ10キロはありそうだ。



こんな道を10キロ以上ゆくのはもう不可能なので、引き返すことにしたが、バイクを倒してしまったところと、ヌタヌタでエンストしたところなどをまた通ると思うと憂鬱な気分になった。



押して上ったところは同じようにバイクをおりて押しで突破した。そしてバイクを倒してしまったところに戻ると、ホンダCRFが横倒しになっていた。ベテラン・ライダーのCRF氏はこの直前にも転倒していて、そのときにバイクをおこすのに体力を使い果たしてしまい、仲間がもどってくるのを待っていた、と言う。私もここでバイクを倒してしまい、腰をいためて引き起こしたばかりなので、人事ではない。CRF氏をてつだってバイクをおこした。



CRF氏の仲間がもどってきた。ふたりにてつだってもらって押してゴロゴロ石の難所をこえた。ふたりはまだ先にすすむそうだが、CRF氏はいきたくなさそうだった。ふたりの前でエンジンをかけると、こんなでかいバイクでよくここまできたな、しかもキックか、とCRF氏がつぶやいていた。



帰りは下りなので、思ったほど苦労せずにもどることができた。



ヌタヌタもバタ足で通過する。



ゲートまでもどってきた。よく見ると通行止めの看板がでている。



今日はブーツをはいてきたが、足下をかためてきてよかった。



林道入口の目印、皇海山登山口の看板。



持参していたカップめんを県道62号線でたべた。



そして国道を走っていると、カチャンと何かがバイクからおちた。なんだろうと思ったらシフト・ペダルだ。



こんなことってある? バイクに30年以上乗っているがはじめてだ。どんだけ整備不良なんだと思われるよね。



シフト・ペダルを取り付けようとするが、かたくてセットできないので、タイヤ・レバーをつかってたたいて押し込んだ。日が暮れる直前だったので、まだよかった。暗かったらもっと苦労したはずだ。こんなおまけまでついて栗原川林道のツーリングはおわった。林道が全線で整備されるのは来年になるのではなかろうか。現在、吹き割りの滝側からは皇海山の登山口までは通れるようだ。

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2018水上・尾瀬キャンプツーリング5

2018年08月30日 20時21分30秒 | ツーリング関東


丸沼高原スキー場をでて、丸沼にたちよった。



ニジマス釣りが有名で私も一度ルアー釣りにきたことがある高原の沼だ。この日はフライ・フィッシングを楽しんでいる人たちがいた。



ライディング・ジャケットを着用していたが、バイクで走っていると丁度よいのに、歩くと暑くて着ていられない。気温があがってきた。



岸辺では水か湧きだしており、そこに小魚がむれている。とてもよいところだ。



丸沼の一軒宿、丸沼温泉環湖荘には満員御礼の札がでていた。



金精峠をこえて栃木県にはいり、山を下ってゆくと後ろからBMWの車と大型バイクが追いついてきた。それをひきつれて走るが、BMWが停車すると、その後ろにいたのはカワサキZ1RにZ1かZⅡ、Z750FXー1の大型バイクだ。さすがにこの人たちには道をゆずったが、750FXはオイル上がりで白煙を吐いていて、我がDRも同じ症状だから、ヘルメットの中で微笑してしまった。

湯ノ湖で休憩した。



ここでも釣りを楽しんでいる人がいた。



戦場ヶ原、中禅寺湖を通過していろは坂をくだる、日光の町に立ち寄りたいが、混雑していてバイクをとめるところがみつからない。道路は神橋を中心として駐車待ちのマイカーで大混雑である。走り回って市営第3駐車場に空きをみつけ、なんとか駐車することができた。料金は200円である。



日光にはなんども来ているのだが輪王寺と二荒山神社には行ったことがなかった。今回はそこを参拝するのが目的で、まず輪王寺にゆく。着いてみると輪王寺は東照宮につづく参道の途中にあり、毎回通っているところだった。

当日、本堂の三仏堂は大修理中でカバーでおおわれていた。三仏堂という名前からわかるとおり阿弥陀如来と千手観音、そして馬頭観音がまつられている。仏様は大きくて、見上げるほどだ。仏様たちは大修理が完成したところで、金色にかがやいていおり、非常におごそかで神秘的だった。拝観料は400円。後述するが大猷院(だいゆういん)との共通拝観券もあるが、三仏堂だけのものを選んだ。



お守りなどを売っている輪王寺の護摩堂の前をとおって東照宮への参道にもどる。



東照宮にむかう参道は観光客でにぎわっている。輪王寺にはゆかないで東照宮だけを見る人が多いのである。



東照宮の入口にたつ五重塔。陽明門も平成の大修理が終わったばかりで人気だが、今回は立ち寄らなかった。



東照宮の奥にある二荒山神社にむかう。道の右が東照宮である。



東照宮の建物を見上げる。



二荒山神社の門がみえてきた。



鳥居をくぐって境内にすすむ。



拝殿。



神楽殿。中にいらっしゃるのは大黒様だろうか。

二荒山神社の拝殿におまいりしたが、有料の本殿のエリアにはゆかなかった。



二荒山神社をでて輪王寺の大猷院(だいゆういん)の方向にすすむと常行堂があり、自由に入れるとあったので内陣に上がらせてもらった。中では僧侶の方がお盆のお勤めをされていた。



大猷院には陽明門のように華麗な二天門があり、修復がなったばかりだそうだが、前述の通りここは別料金なので入らなかった。



日光ゆばをみやげに買って出発する。渋滞はつづいていて、神橋から日光駅の方向に5キロ以上車がつながっている。三連休でたくさんの人が日光見物にきているが、車を駐車場に入れて東照宮にゆくにはどれほどの時間がかかるのか、気の毒に感じられるほどだった。

今市から杉並木の日光例弊使街道をゆく。強烈な太陽の光がさえぎられてとても走りやすかった。



昼食は栃木市にある佐野ラーメンの小三郎にした。ここのラーメンが好きでこちらに来ると食べたいと思っているのだ。



ラーメン650円と餃子400円。13時半についたが待たずに席につくことができた。



塩ラーメンのようにスープが透き通った一杯。端麗で繊細なスープに手打ち麺だ。



ザクザクの食感のキャベツが入り、ラー油のきいている餃子。すごく美味しい。ここでは席につくと水と一緒に餃子用の小皿がだされる。ほとんどの人が餃子をたのむからである。そうなる必然の餃子。☆5点満点平均3点で3、8点。



最後に道の駅思川で休憩する。気温はとてつもなく高くーー35℃をこえているとおもわれるーー汗がとまらない。直射日光の下を走るのはもう嫌だが、いつまでも休んではいられず、走りだして帰宅した。35℃をこえる酷暑でのツーリングは無理だとわかった。
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2018水上・尾瀬キャンプツーリング4

2018年08月27日 18時38分44秒 | ツーリング関東


2日目の朝。5時半に起床した。20代のセロー氏はもう撤収をはじめている。30代のライダーはまだ寝ていた。



ゆっくりとコーヒーを飲む。昨日水場でくんできた湧き水がおいしい。昨夜の酒もこの水で割ったのだ。セロー氏は6時に出発していった。



カップめんの朝食をとり、キャンプ場内をあるく。ここはトイレしかないワイルドな野営場なので道具に凝っているキャンパーはいない。質実剛健な人が多いところである。



左の建物はトイレだ。



やはりキャンパーが多い。この日は三連休だったし、7・8月がここのベスト・シーズンだからだろう。標高が高いからそれ以外の時期は冷え込むのだ。昨年の10月1日に利用したときの朝の気温は0℃だった。



これでは混みすぎているから寒くなってから利用するのがよさそうだ。



テントをたたんで7時すぎに出発する。始動に手こずりキック12回だった。



7キロほど尾瀬方向にすすむと坤六峠(こんろくとうげ)についた。ここが最高地点で標高は1630mだ。



坤六峠からくだってゆくと尾瀬の入口、鳩待峠にゆく津奈木ゲートにつく。



尾瀬はマイカー規制があって津奈木ゲートから鳩待峠まで通行できない。



深い森林地帯をゆく。



尾瀬戸倉スキー場の駐車場にも、尾瀬にゆく車が行列をつくっていたので、誤ってついていってしまった。尾瀬にむかうハイカー用の駐車場は他にもあり、ものすごい数の車がやってきていた。



冬に何度もかよったホームグラウンドの岩鞍スキー場に立ち寄る。ここは駐車場とゲレンデをむすんでいる、シャトル・バスが止まるスキー場の入口だ。スキー場には誰もいず森閑としている。バイクの奥には神社がある。



雪がないゲレンデは別の場所にきたように感じられた。



神社は十二様神社だ。



神社の横には湧水があった。山の守り神の水、十二様の水、とよばれているそうだが、冬は雪に埋もれているので気づかなかった。



国道120号線にでたところで北の金精峠、日光方向にむかう。やはり昨シーズンに3回利用した丸沼スキー場にたちよった。するとかなりにぎわっている。



ハイキング・コースやキャンプ場があるのは知っていたが、サマー・スキーをやっていた。



ゲレンデに人工芝をはり、そこに水をながして滑りやすくしている。スキーヤーは大回り、小回りパラレルですべっていた。



ゲレンデの下にはテントをたてて日除け、休憩所としている。夏でも滑りこんでいる熱心なスキーヤーたちがたくさん来ていた。



サマー・スキーもいいじゃないかと思い、帰ってから専門家の弟に聞くと、板がものすごく傷むのだそうだ。しかしこんなに練習している人たちにはかなわないよね。


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