放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

セローで裏高尾の梅林へ

2021年03月09日 20時35分55秒 | ツーリング関東


裏高尾にある梅林が見ごろだと聞いたので、セローの慣らしをかねて見物にでかけた。



最高気温が10℃の3月の日曜日だった。甲州街道から旧甲州街道にはいってゆくと、梅があちこちに植えられていて、花をさかせている。道は狭い舗装林道で横をJRがはしっていた。



登りつめると行き止まりで登山道の入口となった。中央道の小仏トンネルの南で、山道は小仏峠につづくようだ。



上の画像はやってきた方向をふりかえっている。道の先には都心のビル群が見えていた。



山をくだって途中の分岐を梅林方向にすすむと、意外なほどたくさんの梅の木がならんでいた。



観梅にきている人もたくさんいる。



道路の上に見えているのは中央道だ。ここまで車で入ってこられる。



山の中をランニングしているグループもいた。



フェンスがあるのが残念だが、それが梅の木のためなのだろう。



山をくだってゆくと、旧甲州街道駒木野宿跡の碑があった。ここに関所もあったそうだ。



高尾タンメンという人気店があったので利用した。



タンメン715円。真ん中の辛味がだんだんとスープにまざって味が変化してゆくのがよかった。



半チャーハン・セット308円は平凡。



狭い山道を散策するのにセローはちょうどよかった。ただ国道で交通の速い流れにのるのはちょっと苦しい。ロー・ギャードなのですぐにトップに入ってしまって、エンジンが吹けきってしまう。燃費はよいみたいだ。
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2021湘南厳寒ツーリング

2021年02月05日 18時02分20秒 | ツーリング関東


1月30日。厳寒の一日。バイクで湘南の海岸線を走りにゆくことにした。緊急事態宣言が延長される観測が強まっているが、叫ばれているのは飲食の場での危険性だ。だれとも会食せず、コロナに感染しない、させないように行動すれば、ソロで、バイクでツーリングをするのは、問題がないと判断して出かけた。



朝の気温は2℃。キックすると21回でDRは始動した。今日は手こずった。第三京浜をゆき保土ヶ谷PAで休憩する。気温は5℃ほどだが、バイクは5・6台いた。



当日は上下ともウインター・ウェアでかためたので、走っていなければ暑いほどだった。



ここでトラック・ドライバー?の女性に話しかけられた。2019年の刀ミーティングで、私のと同じDRを見かけて、なんというバイクなのかずっと気になっていたそうだ。そのときのDRの写真をスマホで見せていただいたが、私のとまったくおなじバイクだった。これはスズキDR650RSというモデルで、逆輸入車。1990年型で、私以外にも、オーナーズ・クラブにゆけば、3台同じバイクがいると話したりした。女性は刀に乗っているのだろうか。刀ミーティングはスズキが主催するものと、オーナーが自主的にやっているものの二種類があるようだが、だれか行きました? 女性とは距離をとって、互いにマスクをして会話をした。



横浜新道をゆき、大混雑している藤沢の街をぬけて江ノ島にでた。



富士山が正面にみえている。



海岸にはサーファーがたくさんいた。



気温は9℃だが、日差しがあるのでもっとあたたかく感じられる。



サーファーの人たちはバイクにボード用のフックを取り付けていて、ここに板を固定して移動していた。まるでサイドカーのように。



鵠沼海岸。



ふたたび海岸線をゆく。漁港の案内がでていたので立ち寄ると、ここからも富士山が大きくみえた。海の風景をながめると気分がよい。毎週のように雪山に行っているが、海もいいなとしみじみと感じた。



海岸をはなれ、国道129号線で北上する。橋本でローカル中華チェーンの南京亭に入ろうとしたが、大混雑していたのでパスした。そこで前から気になっていた、瑞穂町の定食屋にゆくことにする。日本亭という食堂だ。



店についてお得な満腹セット1050円をえらぶ。



肉野菜定食に、



半ラーメンつきとメニューにあるが、半ではなくふつうの量のラーメンだ。



それに唐揚げつきで、正に満腹セット。こういう定食屋が好きなんだよね。



その後は足をのばしてバイク屋に立ち寄った。目についたのはヤマハ・テレネ700。エンジンやマフラーの作りこみやデザインがすばらしいが、1265000円と値段もすごい。



こっちのカラーのほうがカッコイイ。



でも、気になるのは、このファイナル・セローなんだよね。
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2020大洗ツーリング

2020年12月20日 15時43分42秒 | ツーリング関東


初冬の田舎道をバイクでゆったりと走りたくて、久しぶりに茨城県にゆくことにした。



12月12日。都内の最高気温は15℃になるとのことだが、茨城は冷えるかもしれないので、オーバー・パンツをはいてでかけた。



茨城県にはいり、県道と国道をつないで大洗にむかう。大洗にゆくのは久しぶりだ。2007年までは北海道にゆくのにここからフェリーにのっていたが、新潟便に変えてから足が遠のいていた。しかし大洗は遠い。こんなに距離があっただろうかと思うほどだ。



日がでてあたたかくなった。大洗マリンタワーをのぞいてから、となりにあるまいわい市場にはいる。ここでお土産を買った。



13時になったので2015年に利用した、魚屋がやっている海鮮料理店のちゅう心にゆく。



魚屋の右の路地をゆくと入口があるのである。



4組ほど待っていたが、ひとりなので10分ほどでカウンター席に案内された。



注文したのは煮魚膳である。



煮魚はアカムツ。のどぐろだ。これは美味しい。ごはんがすすんでおかわりをしたほど。



刺身はメジマグロ。クロマグロの幼魚だ。こちらは平凡な味。料金は2420円。ちゅう心は大人気だった。休日は行列を覚悟しないといけない。ランチのオーダー・ストップは14時だ。興味のある方は2015年の記事もどうぞ。



バイクは近くにある駐車場にとめた。



大洗から涸沼にむかう。



涸沼は海とつながっている汽水湖である。昔ハゼ釣りに来たことがある。



いこいの村涸沼で休憩した。



県道をつないでゆく。



こんなところが走りたかった。



行く手に山が見えてきた。



その山をよけてゆくのかと思ったら、峠道になった。筑波山の山塊だ。細い山道で上曽峠をこえた。上の写真は山から下って真壁に入ったところだ。



日が沈んで冷えてくる。オーバー・パンツをはいてきてよかった。



夕暮れの筑波山に見入ってしまった。
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2020孤独のグルメ下仁田タンメンツーリング

2020年12月11日 18時01分04秒 | ツーリング関東


テレビドラマの孤独のグルメに登場した、群馬県下仁田町のお店に、タンメンをたべにいった。11月末だが日なたはあたたかく、日陰はひんやりとしていた1日で、DRの朝の始動はキック8回だった。



お店は下仁田駅近くにある一番という中華屋さんだ。



着いたのは12時半すぎ。4人の方が行列していたが、15分ほどで席につくことができた。



店内にはドラマの出演者のサインがある。テレビでは老夫婦が店をやっていて、見習いの若者がいたが、ご主人は引退されたようで、若者が調理を担当していた。



注文をうけると、皮をのばして焼いてくれる餃子。パリパリの皮に熱々の餡がぎっしりだ。一口でたべると、口の中がたいへんなことになるが、美味しい。ひらたい餃子で、厚みが均一なのがよいようだ。



タンメンは野菜がどっさりとはいっている。ただとても薄口。ちょっと物足りないほど。



麺は太麺だ。ボリュームはある。タンメン・餃子で1100円。接客は真摯でとてもよかった。



となりは孤独のグルメにもでてきた豚すきのお店、コロムビア。



細い路地がメイン・ストリートだ。



風情のある町である。



下仁田駅。駅の駐輪場にバイクをとめさせてもらった。



ここは終着駅だ。



食後は下仁田から南にある上野村に湯の沢トンネルをこえてゆく。トンネルをでたところから旧道をもどると、一部で大人気だった、うどんの藤屋があるので立ち寄った。湯の沢温泉やまびこ荘の前だ。



太くて素朴な大盛りうどんの店だったが、閉店したと聞いていた。



入口には心のこもった店主の挨拶と、客のお礼の言葉が書かれていた。



道の駅上野にたちよる。何度も前を通っているが入るのははじめてだ。



バイク用の駐輪場があった。



道の駅では木工品が売られている。



下仁田ネギが8本で500円だった。車なら買ったのだがバイクでは無理だ。残念。



旧中里村から志賀坂峠にむかう。途中に柿が鈴なりになった木があったのでバイクをとめた。誰もとらないのだろうか。渋柿なのか。最近放置されている柿が目立つがさみしい光景である。



志賀坂トンネルをぬけて群馬から埼玉にはいった。ここから秩父にむけて山をくだってゆく。



秩父を通過した先にある、長瀞町の日本一の青石塔婆の看板が前から気になっていた。



立ち寄ってみると大きい。たしかに日本一の高さだ。塔婆はこの地で討ち死にした武将を弔うために、出家した夫人が十三回忌にたてたものとの説明があった。この後国道を南下して帰宅した。
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2020利根川・銚子ツーリング

2020年08月23日 16時25分29秒 | ツーリング関東


8月の三連休。1日は府中・国分寺にサイクリングにいったのだが、別の日には千葉県の銚子にむけてバイクをはしらせた。



千葉県我孫子市から利根川沿いをゆくつもりが、道をまちがえてしまった。周辺は大規模開発中で、成田スカイアクセスの線路脇に迷い込んだようだ。



国道356号線の利根水郷ラインに軌道修正したが、だいぶ時間をロスをしてしまった。更に利根川沿いの滑川にある、板東三十三ヶ所の滑川観音、龍正寺によるつもりだったのが通り過ぎてしまう。それに気づかず、そろそろ龍正寺があるはずだと思ってすすみ、銚子についてしまった。



銚子にあるやはり札所の飯沼観音、円福寺に到着した。ここは大きなお寺だ。



五重塔もある。休憩なしで走ってきたので疲れてしまった。当日は35℃になる猛暑日でもあったので喉もかわく。水分を補給して観音様におまいりした。



つづいて犬吠崎にむかう。浜辺ではソーシャル・ディスタンスをとった人たちが水遊びをたのしんでいた。



犬吠崎の駐車場に到着した。新型コロナ・ウィルスの影響で、ふだんほどは混んでいなかった。



犬吠崎の灯台を散策する。



灯台にはできたばかりのお洒落なお店を通っていった。



漁港で漁船と写真をとる。船はカッコイイね。



13時をすぎた。そろそろ食事がしたい。



銚子では以前利用した老舗の洋食店の三笠か、テレビドラマの絶メシロードに登場した食堂のどちらかに入りたいと思っていた。



すると漁港をでたところで『こころ』をみつけてしまった。テレビ・ドラマでも取り上げられていた、微妙な看板がでている。



想像以上に小さくてボロイ店だが、ここはゆくしかないでしょう。



店に入ると私で食材が切れてしまったから、ギリギリセーフだった。



先客は3人。女将さんがひとりでやっているので手が回らず、片づけがされていない小上りに腰をおろす。横の壁には絶メシロードのポスターがはってあった。



注文したのはドラマでも登場したおまかせ定食1100円だ。



刺身に、



煮魚、



さつま揚げに天ぷらもついている、お得なメニューだ。



味噌汁はしじみ汁である。小鉢もついていて格安なのはまちがいない。しかもご飯はお替わり自由で、先客のサイクリストは3回もおかわりしていたが、クオリティーはひくい。女将さんは面倒見のよい方で、人柄は立派だが、再訪はしない。お腹がいっぱいになればよい人は大満足だろうが。



食事をおえるとまた漁港に立ち寄ってゆく。テレビ・ドラマの孤独のグルメに登場した店は、美味しくてゆく価値があるが、絶メシロードの食堂はゆかないほうがよいのかもしれないと思う。番組のカラーで、極端に庶民的な店をえらんでいるように感じられるからだ。



往きに通り過ぎてしまった滑川観音にたちよる。坂東の札所なのに、以前はあった案内がなくなっていて、気づかなかったのだと知った。なぜ標識を撤去してしまったのだろうか。



重文の仁王門は茅葺屋根である。



龍にみたてた大きな注連縄が門にかかっている。注連縄にぶら下がっているのは蔦で、お寺をあらわし、龍が滑川観音をまもっている姿なのだそうだ。



静かなお寺で私はここが好きである。



山門をでるときに注連縄を逆方向から見る。暑くて汗がにじむ。水分補給をして家路についた。
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2020鬼石・神流川ツーリング

2020年08月09日 18時54分58秒 | ツーリング関東


長かった梅雨があけた8月。バイクでツーリングにゆくことにした。目的地は渓流釣りでホームグラウンドだった群馬県神流町、旧万場町である。まず鬼石町の麺処てんぐ家に立ち寄った。



昼食に注文したのは上天ぷらざるうどんの大盛り。1400円。



群馬は蕎麦よりうどんだろうと思う。大盛りをたのんだのだが量が多かった。



エビが2本。舞茸天の香りがよかった。



民芸調の歴史のある建物でよい店だった。ここではスズキDRビックを所有していると言うライダーと話をしたりした。



旧万場町中心部の川原に到着した。日差しが強いので橋の下の日陰にバイクをとめる。



神流川は増水して濁っていた。ここでずいぶんと渓流釣りをしたのだ。釣りはやめてしまったのだが。



橋は歩行者用のものである。万場の町は営業している店が少なく、更地も増えて寂しくなっていた。



車のとまっているところには小さな流れがあり、川遊びの家族連れがソーシャル・ディスタンスをとって楽しんでいた。



土坂峠をこえて埼玉県に入った。



吉田町の道の駅、龍勢会館で休憩する。吉田町は手製・木製の打ち上げロケット、龍勢で有名である。その資料館もあったが有料なので入らなかった。



長瀞の町は混んでいた。



人気の天然氷のかき氷屋には大行列ができていて、かなり蜜だった。あんなのにならびたくないな。



久しぶりにツバメの巣を見た。ヒナは可愛い。そんな季節。
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2020群馬片品川場ツーリング

2020年07月06日 18時41分22秒 | ツーリング関東


新型コロナ・ウィルスによる緊急事態宣言が解除され、県をまたいだ移動ができるようになった。となると冬にスキーにいっている群馬県にまずでかけたい。スキー・シーズンにはゆけなかった、気になるスポットがあるのだ。まず立ち寄ったのは渡良瀬渓谷鉄道の大間々駅である。



駅を見学していると電車がやってきた。渡良瀬渓谷鉄道は『わ鉄』の愛称があるようだ。



レトロな電車もあった。電車ではなくてディーゼルかもしれない。



アジサイと円空仏があると案内がでていたので、大間々駅近くの松源寺にもいってみた。



アジサイが見事だ。



円空仏を拝観している人はいなかった。ひとりで静かに仏さまの前に座らせていただいた。



薗原湖をぬけて片品村の鎌田にやってきた。昼時なので食堂を物色しながら走ってきたが、いまひとつ決めきれない。そこで最近キャンプで人気のひろしが、テレビ番組で丸沼に野営したときに利用したスーパーに入ってみることにする。スーパーいのうえである。



番組でひろしが買ったのは海苔弁当だった。その弁当と珍しい鯉の洗い、鮭のおにぎりを買った。これを道の駅・片品でたべることにする。



鯉の洗いはひさしぶりだ。サッパリとした鯉が酢味噌によくあう。洗いは見事なほど薄く、均一に切られているから、機械をつかっているのかもしれない。弁当はごはんがぎっしりと詰められていて、おにぎりはいらないほどだった。



道の駅には名水があるからこれを食事の供とした。



スキーのホーム・グラウンドの尾瀬岩鞍にいってみた。キャンプ場がオープンしたとのことだが誰もいない。今シーズンのスキーは新型コロナ・ウィルスの影響で強制終了してしまったから、不完全燃焼で割り切れないものがあったのだが、ここに来て気持ちに区切りがついた。因みにキャンプ場は入場料がひとり2000円でテント一張り1000円。タープも1000円である。トイレは隣接するホテルが使えて、温泉もホテルにあるが、設備がととのっているのが好きな人むけだろう。



平川に南下して県道64号線に入ると天王桜の案内があった。



天王桜は以前からたずねたいと思っていた。桜はオオヤマザクラとのこと。たいへんな巨木だ。



桜を見上げる。根元には古い石の祠があった。



花が咲いたら、それは見事なことだろう。いつかその時期に来たいと思う。ここは駐車場がないのでご注意を。



背峯峠のトンネルをこえてゆく。深い森林帯だ。



薄根川が横を流れている。



淵と落ち込みがつづくよい場所があったので、沢をのぞいてみた。山女や岩魚がいそうだった。



道の駅・川場田園プラザまでゆくと望郷ラインにはいって白沢にむかう。途中に沼田の河岸段丘を見下ろせる展望台があった。



沼田、前橋をすぎて伊勢崎にはいると女堀の花菖蒲園の案内がでていた。



前からどんなところなのか気になっていたところだ。ここは中世に農業用水路を整備しようとしたが、途中で工事を断念したもので、今は花菖蒲を植えているのだそうだ。菖蒲は盛りをすぎていたがそれでも見事だった。そして群馬の人はマスクをしていない。私ひとりだけがマスクをつけていた。



女堀の前には原っぱがあった。何にも使われていない土地はまず見ないから、新鮮な印象をうけた。



いつも通過しているだけの伊勢崎の町にいってみた。観覧車のあるレトロな遊園地の横をとおって駅前につくと、駅のまわりには何もない。伊勢崎はロード・サイドにお店がならんでいるようだ。



埼玉県上尾市で給油をした。お金を3000円いれると料金は1200円ほど。しかしお釣りが1000円しか返ってこない。小銭がでてこないのだ。店員をよんで調べてもらうと、機械を再起動してもお釣りはでてこないし、機械は小銭まで支払ったと記録されていると言う。ほんとうに出てこなかったんですか? と失礼なことを言われて、本当だから言っているんだろ、とこちらも声を荒げる。3回もほんとうですか、と言われて、小銭をレジから出してもらったが、その後で機械の電源を落としたら、チャリン、と小銭が機械からでてきた。だからほんとうだっただろう、こちらに落ち度はなにもないんだよ、と言うと、申しわけありませんでした、となった。最後にちょっと気分の悪いツーリングだった。
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2020秩父ツーリング

2020年06月13日 14時32分43秒 | ツーリング関東


首都圏の緊急事態宣言が解除されたので、バイクでツーリングにゆくことにした。今年はスキー・シーズンが新型コロナ・ウィルスのために途中で強制終了されてしまい、その後は自粛期間となったので、これが数ヶ月ぶりの外出である。目的地は走りなれた秩父とした。



地図も持たずに走りだしたが、まず顔降峠に立ち寄った。以前から何度も自転車で通っているところだが、バイクで走っても、かなりの急坂がつづく。あらためてきびしいルートだと感じる。DRの先に見える茶屋をいつも利用したが、この日もサイクリストが何人かいて、食事をしていた。そのうちランドナーでも来たいとおもう。バテバテになるのを覚悟してである。



道の駅、あしがくぼ、で休憩する。ここはバイク・マニアが集まるところのようだが、私がついたときにはピカピカのヤマハTX650が1台いただけで、ほかにたくさんいたバイクは現行モデルばかりだった。



目的地は決めていなかったが、橋立鍾乳洞にある、秩父霊場の二十八番札所、橋立堂を折り返し地点とした。橋立堂は岩の絶壁の下にたっている観音堂だ。ご本尊は秩父でここだけの馬頭観音様である。



岩の崖の下に橋立堂はたっている。岩肌には鳥がいるようでカメラマンが望遠レンズをかまえていた。バイクの後ろにあるのは食堂で、この日は休みだった。



食事は秩父のデパート、矢尾百貨店にある株主優待のつかえるレストランでしたいと思っていた。はじめて矢尾百貨店にいってみると、昭和から時間が止まったようなレトロな百貨店だった。



上階にあるヴィア・ホールディングスの運営するカプチーナにはいる。



ここには他のカプチーナにはない、秩父名物の豚味噌丼やわらじかつ丼、そばがある。その中から豚味噌丼の大盛り1100円をチョイスした。



大盛りにすると肉が2倍になる。ボリュームもあり、手堅い味つけの男飯だった。ランチはドリンク・バーがサービスなのもよし。つぎはわらじかつ丼にしてみたい。



食後はデパートの中をじっくりと見た。品揃えは独特だ。夫人の和装礼服が充実している。結納品や神棚もある。生地などの手芸コーナーもあるが、信じられないくらいに時代がかった屋上遊園地があった。



その遊園地にゆくと、バイキンマンカーの横にお巡りさんがたっている。武甲山を背景にしているが、何十年前からここにいるのだろうか。



ちょび髭のお巡りさんだ。よく見ると、意外と若い。



食事と矢尾百貨店を楽しんだ後は秩父神社にやってきた。境内では茅の輪くぐりをやっていた。



秩父神社の参道はよい雰囲気なので歩いてみた。



すると、絶メシロードという車中泊のドラマにでてきた、パリー食堂がある。ここも超絶レトロだ。



店の前のサンプルもよい感じだった。



秩父神社の参道の近くには札所十五番の少林寺がある。



ここにも立ち寄らせていただいた。



秩父神社のまわりを歩いていると秩父鉄道の秩父駅にでた。西武秩父駅には何度もいっているが、ここははじめてだった。

帰りは長瀞まわりにしようかと思ったら、定峰峠の看板がでている。このルートをとるが、通行止めだ。そこで看板にしたがって札所一番の四萬部寺(しまぶじ)の横をゆくと、東秩父方面と案内があるのですすむと、山の中の細い舗装林道に迷い込んでしまった。

天空のポピーの横をとおり、高原牧場方向にゆくが、越えた峠は粥新田峠だったろうか。結局牧場には行けないとあるので、長瀞にくだって帰宅した。
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2019千葉キャンプツーリング3

2019年12月08日 09時12分46秒 | ツーリング関東


2日目。千葉県南房総市、オレンジ村オートキャンプ場の朝。



6時に起床した。夜はあまり冷えなかった。10℃を下回らなかった感じだから南房はやはりあたたかい。



コーヒーを飲んでから、



カップめんの朝食をとる。



わたしの他にソロ・キャンパーはこのポルシェの人くらいしかいなかった。



まわりの人たちは朝から焚き火で食事をつくっている。それも楽しみなのだろうが、私はバイクで走るのを優先させたい。



荷物をまとめ、7時半にDRの始動にかかる。まわりのライダーたちの視線を感じながら、デコンプをにぎり、空キックでピストンの位置をさぐりながら、キックする。4回でかかったがストールし、8回目でエンジンはアイドリングをはじめた。いちばんでサイトを出発する。



オレンジ村の場内の道。



第二サイトはこんなみかん畑の道をゆく。

HPに、ひたすらキャンプツーリング、という副題をつけているほどキャンプが好きなのだが、大ブームで、こんなに大混雑をしているようでは野営を敬遠したくなってしまった。少なくとも千葉ではもう無理で、場所をえらぶか、ブームが去るまで待とうと思う。



県道88号線を北上してゆくと屋根にブルーシートがかかっている家が点々とあった。誰もいないタイミングで、距離をとり、失礼にならないように撮影した。



大山千枚田にやってきた。



都心からいちばん近い棚田とのことだが、見事な田んぼだった。



国道410号線を北上していると味のある駅に出会った。馬来田(まくた)駅だ。



無人駅だ。ホームをのぞかせてもらう。



ホームから駅舎を見下ろす。ローカル私鉄の小港鉄道なのかとおもったらJR久留里線だった。



木更津から高速にのって帰路につこうかとも思ったが、もう少し走ることにする。牛久をぬけて茂原をかすめ、東金に北上する。



国道126号線で千葉市内を走っていると面白い店をみつけた。



食事処よかった、である。



車がたくさんとまっているし雰囲気があるのでここに入ることにした。



メニューを見て天ぷら定食1080円をえらぶ。ごはんは普通で500グラムあり、大盛りにすると700グラムだというので普通にした。



天ぷらは手早くドドーンとでできた。すごい、と思ったが、よく見ると海老天のほかは野菜ばかりである。安いようなそうでもないような。5点満点平均3点で3、1点。貝塚から京葉道路にはいって自宅にむかった。
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2019千葉キャンプツーリング2

2019年12月02日 18時32分22秒 | ツーリング関東


今日のキャンプ地は南房総市千倉にあるオレンジ村キャンプ場だ。養老渓谷からは勝浦にでるのが近いのだが、なみはなにある店にゆきたいので、大原にでて海岸線を南下した。お日様はでているが走っていると薄ら寒い。気温は14℃から17℃ほどだった。目的地は四季という食事処だ。2015年に利用して、とても美味しかったので再訪したいと思っていた。



4年もたっているので営業しているのか不安だったが、店は以前のままにあった。店内にはいり、女将さんに、前に来たときのおすすめの海鮮丼がとても美味しかったのだが、今もあるのかたずねると、もちろんあります、とのこと。大と小があり、私は前回小をたべたことを知って、今回は大をためすことにした。



注文するとお茶と野菜の南蛮漬け、イワシの煮物、漬物がだされる。



サンマのつみれ汁のお椀。



そして10分ほどで海鮮丼の大がやってきた。大ボリュームである。思わず、すごい、と言うと女将さんが頬をゆるめていた。



刺身がぎっしりとのせられているので、別皿にうつさないとたべることができない。サヨリや〆サバがおいしくて、石鯛ははじめてたべたがコリコリだった。ほかにも近海マグロにカツオに白魚、アジなど。2450円。食べきれないのではないかと感じるほどの盛り込みだった。



デザートのナシとブドウと種無し柿。茂原は水害でたいへんだが、これからゆく館山方面は大風による屋根の被害がひどいそうだ。大工さんが足りないのももちろんだが、瓦そのものも払底してしまっているとのこと。四季のあるいすみ市は被害がなくて、まわりはたいへんなことになっているから、なんだか悪いようだと女将さんは言っていた。



大満足して店をでた。5点満点平均3点で4点。また来よう。サザエ・カレーやサザエ丼もあるそうだ。



国道128号線の海岸線を南下してゆく。海は荒れていた。キャンプ場は予約がたくさん入っているそうだ。はじめて利用するところだし、混雑が予想されるので、15時にはつきたいと思っていた。



予定通り15時にオレンジ村の受付についた。国道から2キロほど入ったところで、暗くなるとわかりにくい立地だ。ここはみかん畑をキャンプ場にした施設である。みかん山にのぼるようにな感じで、結構な坂をあがってきた。バイク・ソロ・キャンプは1800円で、千葉のキャンプ場としては標準的な料金だ。



11月の土日だったが混雑していた。ほぼ満席でキャンプ・ブームなんだなと思う。



キャンプ場は手前に第一サイトがあり、私は奥にある第二サイトとなった。第二サイトまでは舗装林道のような道をゆく。みかん山の農道だから、車1台がやっと通れる狭いルートだ。



割り当てられたのはいちばん奥のスペースで、オフロード・バイクのグループと若いカップルの間だった。割とひろいスペースだが下はかたい土で、トイレと水場はとおい。キャンプ場は混雑していて、グループが多いから、ひとりだとなんだか場違いな感じで落ち着かなかった。それでもテントを手早く設営して、シュラフをひろげ、テーブルやイスなどをセットする。いつ暗くなってもよいように準備をおえた。



食材は何も買ってきていないし、温泉にも入りたいので、バイクで出かけることにした。スマホでしらべると、北をはしる国道128号線に千葉の地場スーパーのオドヤがある。そこに行って肉や酒などを手に入れた。風呂にも入りたいが、暗い道をキャンプ場までもどり、さらに狭いみかん山の通路を帰るのが心配だ。そこで何度か利用したことのある、磯料理の網元という店に、台風の被害がなかったことを確認して、風呂にはゆかずにもどることにする。網元は何事もなく営業していた。ここもまた来たいと思っているのだ。



17時にキャンプ場にもどってきた。そういえば無料のシャワーがあると聞いていた。受付でたずねてみると、自由につかってくださいとのことで、利用させてもらう。シャワーが使えるのはお得だ。そのシャワーは一つしかないが、誰もつかっていなかった。温水がでるが、この季節では寒いから、皆さん利用しないのだろう。じっさいにすぐに温水はでないから、寒かった。



17時半にテントにもどった。大盛りの海鮮丼をたべたのは13時だから腹はへっていない。それでビールを飲みだしたが、これを1本あけるのに1時間もかかった。飛行機がたくさん飛んでいた。ここは飛行ルートになっているようだ。



まわりのキャンパーを肴にして飲んでいると、キャンプ場の方がすだち?を差し入れてくれた。おばあさんがバスケットにいれて各サイトをまわられているのだ。こんなことははじめてで、トイレはウォシュレットできれいだし、水場も手入れが行き届いているから、こんなに人気があるのだなと思ったりした。



19時半をすぎてカット野菜を焼きだした。



その上に牛バラ肉をおいて、ジンギスカン風に調理する。肉はもっとよいものがほしかったが、ひとり分ではこれしかなかった。



肉はかたくて筋がおおかった。それでも熱々の肉野菜をステーキ・ソースで味つけして芋焼酎とともにたいらげた。となりのバイクのグループは北海道ツーリングの話をしている。昔は北のサムライのホームページを読んで、でかけたものだなんてことも喋っていて、サムライのキタノさんを知っているから、ドキリとした。そういえば去年の千葉キャンプツーリングでも、永久ライダーのステッカーを貼ったバンディットのNさんにお会いしたことを思い出した(興味のある方はリンクから永久ライダーのHPをさがしてみてください)。



キャンパーは装備派の人ばかりだった。大きなテントにコタツやストーブをおいたりしている。バイクのグループはスクリーンを張って、映画の汚れた英雄を上映していた。そしてほぼ全員が焚き火をしている。それはバブル崩壊後のキャンプ・ブームのときに、キャンプ場のほぼすべての人が、コールマンのツーバーナーでビーフシチューを煮ていた風景とだぶって見えた。日本人って、皆とおんなじことをしたい人種なんだよね。夜は星がきれいだった。

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